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第二次世界大戦の騎兵に関する洋書2冊を新たに注文してしまいました(^_^;

 第二次世界大戦で騎兵はなぜ廃れたのか?(付:OCS『Case Blue』) (2019/04/18) で書いてましたような、第二次世界大戦中の騎兵の使用方法について先日の尼崎会でもワニミさんと話していたのですが、色々と推測の域を出ない(たとえば、騎兵は下馬して戦ったんじゃないかとかどうとか)ことが多く、「やはりもっと資料を読まなきゃ……」と思いました。

 で、上記エントリでは「買っていません」と書いていた『The Cavalry of World War II』を注文してみようかとAmazonで検索していたところ……。




 検索候補?の中に、『Soviet Cavalry Operations During the Second World War: And the Genesis of the Operational Manoeuvre Group』なる本が入ってまして、「おお? おおおおおおお!?」となりました。



 発売が2019/11/19となってまして、現在予約中でした。書評がまだ書かれていない本を注文してしまうのはリスクもありますが、紹介文を読んでいても結構興味深そうなので、思い切って『The Cavalry of World War II』と一緒に注文してしまいました。ああ、また読み切れない洋書が積み上がっていく……(>o<)


 紹介文はこんな感じでしょうか。

 1939年までにほとんどの国の軍隊で、戦車の発展により騎兵部隊が廃止され置き換えられていく中、ソ連では強力な騎乗部隊が残されていた。東部戦線の地形や気候状況においては騎兵は、他の地域ではもうあり得なくなっていた重要な役割を果たすことができたのである。著者はソ連がどのようにして縦深戦略理論を発展させ、騎兵部隊を用いて枢軸軍の後方を急襲し、兵站と連絡線を混乱させ、部隊を孤立させ包囲させたかを描いている。興味深いことに著者は、この縦深戦略理論がステップ草原の騎兵の伝統から由来したのではなく、アメリカ南北戦争の戦例から始まったのだと述べる。南北戦争でのやり方が第一次世界大戦やロシア内戦期に真似され、第二次世界大戦の初期にソ連で改良され、そして大戦の最後の2年間に完全なものへと発展したのであった。このソ連軍の経験は、勝利のためには敵の後背に対する縦深作戦(騎兵による襲撃)が重要であることを示した。……



 この紹介文を読んでいると、騎兵による敵後方への打撃は有用であった……との肯定的印象を受け、「騎兵のダメな点ばかりでなく、第二次世界大戦で騎兵が有用であった面にももっと目を向けないとダメだな」と思いました。ちょっと今の手持ちの資料から、そこらへんを抜き書きしてみようかとも思います。


 ちなみに「騎兵は下馬して戦うのかどうか」に関しては、『Axis Cavalry in World War II』を見ていたワニミさんが、↓の文章を発見してくれました。

 騎兵部隊の火力は同規模の他の部隊と比べて3/4程度であった。なぜなら、うち3/4の兵力が下馬して戦う間、1/4の兵力は自身の馬と残り3/4の騎兵の馬を繋いでおかなければならなかったからである。
『Axis Cavalry in World War II』P10


 ただこれは、ドイツ軍の騎兵の話で、ソ連軍ではまた違った話になる可能性はあります……。




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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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