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OCSユニットで見るマーチンB-26マローダー(とその他のアメリカ製爆撃機)

 最新号の『歴史群像』の連載「蒼空の記憶」の記事が今回、アメリカ製の爆撃機であるB-26でした(P22~25)。





B 26

 ↑マーチンB-26マローダー(略奪者)(Wikipediaから)




 で、OCSでその他のアメリカ製爆撃機と共にユニットを探してみました。


 まずはOCS『Sicily II』のアメリカ軍爆撃機を挙げてみます。

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 ユニットの左上に「S」とあるのは戦略爆撃で、OCSではユニットに対して爆撃できません。港湾や航空基地への爆撃や、移動妨害にのみ使用できます。

 「T」とあるのが戦術爆撃機で、ユニットに対して爆撃でき、混乱(DG)の結果を狙うことができます。

 同記事によると、1938年の時点ですでにあった「重爆撃機であるB-17と攻撃機(軽爆撃機)であるA-20の中間に位置する機体も求められていた。」。そこで登場したのがB-25とB-26だったそうですが、B-25の方は、「既存の技術を巧みに組み合わせることにより、最先端の高性能機ではないが信頼性が高く、「使い勝手が良い」中爆撃機」であったと。

 それに対してB-26の方は最先端の技術を用いた野心的な設計で、胴体を太くして(OCSユニットで見ても、一番太くなってます)B-17並みの爆弾搭載量を確保しつつ、B-17が1000馬力×4発であったのに対し2000馬力×2発として、より高い高速性能を発揮したそうです。

 が、新機軸が多く、着陸速度も速かったことから慣れない整備兵や未熟パイロットによる事故が続発して、「ウィドウ・メーカー(未亡人製造機)」という有難くない名前で呼ばれるように……。

 しかし、パイロットの訓練方法が改善されたり、整備の慣れや整備施設が完備されると共に、その堅牢な機体性能で最も安全で、最も高い命中率を誇る、B-25と並ぶ傑作爆撃機となった……らしいです。それでも総合的に見るとB-25の方が「第二次大戦の最高の中型爆撃機」となるみたいですが(この段、『第2次大戦事典②兵器・人名』P214から)。


 また、B-26には長い滑走路と完備された整備施設が必要であったことから、戦争の初期の時点で今後ヨーロッパ戦線に送られるように配慮されることになり、「太平洋戦域はB-25の独壇場、地中海戦域は本機とB-25の両方、そしてヨーロッパ戦域が本機の独壇場とされた」。そうです。





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 ↑OCS『DAK-II』のイギリス軍の両爆撃機。




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 ↑OCS『Tunisia II』のアメリカ軍爆撃機(このゲームにはイギリス軍にはこれらの機種は登場しません)。



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 ↑OCS『Beyond the Rhine』のアメリカ軍爆撃機(これまでの(2)-6が(3)-10に上がってます)。



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 ↑OCS『Beyond the Rhine』のイギリス軍(左)とフランス軍爆撃機(フランス軍のB-26は(3)-8と、アメリカ軍のものよりやや爆撃力が低い一方、米仏軍が運用していないB-25を運用するイギリス軍のそれは(2)-15という、B-26よりは打たれ弱いけども、爆撃力は高めの設定に)。



 OCSユニットにおけるB-26ですが、『DAK-II』『Tunisia II』『Sicily II』における(2)-6という性能は、結構中途半端です(^_^; この頃はまだ、事故が多発していた時期ということなんでしょうか。戦闘機に迎撃されたらまず負ける一方で、爆撃力は高いとは言えず、数ユニット単位で爆撃するか、あるいは航空阻止(移動妨害)に利用するか……?

 『Beyond the Rhine』だと(3)-10とレーティングが上がっていますが、これは機体性能の向上ではなくて、パイロット等の熟練によるものの反映だと思われます(1st Edition デザイナーズノートで、航空ユニットはレーティングの多くの部分をパイロットの技量に置いている、と説明があります)。枢軸軍の戦闘機の性能も上がってるのですが、しかし『Beyond the Rhine』では枢軸軍の戦闘機がステップロス状態(空戦力が1下がる)で配置されていたり、数が足りなかったりであまり活躍できないので、結構ばんばん飛んでいけるのかもです。


 今まで良くプレイしていた『Tunisia』『Tunisia II』『Sicily II』などで、B-25とB-26は良く見ていましたが、正直性能的に微妙ではありました。また、B-25ミッチェルの方は、小5~中1くらいにかけて好きだったウォーターラインシリーズで1/700のものを持っていたことがあり、その垂直尾翼が2枚ある特徴的なフォルムと、ドーリットル空襲で使用された件なども絡んである程度イメージがありましたが、B-26に関してはまったく知識がありませんでした。でも、今回の記事で今後、『Sicily II』までであればまだ事故が多発していたらしいとか、『Beyond the Rhine』でならば堅牢で命中率も高い名機として認識できそうです。


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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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