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最近買った本『ブラッドランド』『枢軸の絆』『世界史を動かした脳の病気』など

 最近いろいろ本を買ってしまってます。せっかくなので、ミリタリーに関係するような本を紹介したいと思います。



 ↓『ブラッドランド』

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 以前、東部戦線のナチス・ドイツ軍兵士の蛮行や残虐性について (2017/07/17)で書いてました、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランド等で、ヒトラーのみならずスターリンも、第二次世界大戦前の時代から大虐殺をおこなっており、その死者が総計1400万人にも及ぶということを描いた本です。

 「図書館で借りるつもり」と書いてまして、先日ようやく最寄りの図書館に行ってきたんですが上巻しかなく(下巻は貸し出し中だった?)、ある程度じっくり見てみた感じ、良さそうでもあったし重要な本であろうとも思ったので、買うことにしました(古本で)。


 今までに読んだ本の中で、純軍事的なこととは少しずれるものの重要だと思える本として、『戦争における「人殺し」の心理学』、『補給戦』、『戦争と飢餓』などがありましたが、この『ブラッドランド』もそういう本なのではないかと思っています。
 







 ↓こちらは本屋で新刊で見つけたもの。

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 『枢軸の絆』は、ハンガリー、ルーマニア辺りは個人的に非常に興味のあるところですが、それ以外にもベルギーやオランダが取り上げられているのが面白そうだったり、ロシア人(モスクワ攻防戦でも活躍したアンドレイ・ウラソフ)による「ロシア解放軍」とか「RONA(ロシア国民解放軍)」(OCS『Guderian's Blitzkrieg II』にユニットが4つ出てきて、パルチザンの攻撃を防いでくれる)とかも扱われていて(もちろん他にも色々扱われている)、面白そうだと思いました。


 『世界史を動かした脳の病気』の方ですが、以前『The Hussar General』をやっと完訳 (2014/03/27)で書いてましたプロイセン軍のブリュッヒャー元帥の非常に強い躁鬱的な症状であるとか、1810~1820年のイギリス (2014/03/30)で書いてましたナポレオン戦争時のイギリス国王であるジョージ3世の「おしゃべりが止まらない」などの精神異常が「先天性のポルフィリン代謝異常症」という病気であるとか、歴史上の人物の患っていた病気に関する学問があるらしいのですが(今検索してみたんですが分かりませんでした)、そういうのに興味を持っていたので「おっ、これは!」と思って買ってみました。

 ミリタリー的な話としては、有名なヒトラーのパーキンソン病、それにリンカン大統領やグラント将軍の偏頭痛、第二次世界大戦の時のイギリス海軍のトップであったパウンド卿の脳腫瘍とか、あるいはジャンヌ・ダルクの側頭葉てんかん(てんかん発作で神秘体験をするということに関しては他の本を読んで知っていました)とか、他にも色々な歴史上の有名人について扱われているようです。こういう視点については、もっと世に知られるべきではないかとも思ってます。








 そこらへんにちょっと関係があるかもしれない話として、最近特に興味を持って本を買って読んでいっている領域として……

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 『まんがでわかる隣のサイコパス』は、なんか非常に分かりやすそうだったのと、「もしかしたら私はサイコパスなのかも?」というちょっとした疑念があって、本屋で見つけて買ってみたものです。マンガに出てくるサイコパスの人たちはなんか怖いのかなと恐る恐る読んでいったんですが、別にそんな怖いことはなかったです。

 この本によるとサイコパスに当てはまると考えられる人は、例えば「自己の利益のために人をだます」「衝動的で計画性がない」「けんかや暴力を伴う刺激性を求める」「責任感がない」「良心の呵責がない」などの特徴のうちのいくつか(2~3個とか)を持つのですが、その特徴の持ち方は様々なパターンがある、と。だからサイコパスといっても色んな人がいる。

 しかも、サイコパスの人は上昇志向が強くて、エネルギッシュで、社交性に優れた人も多いので、社会で成功している(世の中を良くしているし、回りの人との関係も良好である)人も全然多いらしい。例えばウォールストリートの成功者のサイコパス比率は一般的な比率の何倍も高いらしいです。

 ちょっと思ったのは、ヒトラーやスターリンやナポレオンもサイコパスなんじゃないか、と。彼らもある意味成功者ですし、そして彼らの良心の呵責のなさといったらものすごいものがあります。ただ、ちょっと検索した限りではそういう説はヒットしませんでした(どなたかご存じなら教えて下さい)。

 ちなみに「もしかしたら私はサイコパスなのかも?」の件ですが、一般的なサイコパスとは私はかなり異なるようです。が、サイコパスは脳の共感性を感じる部分の働きが弱いらしいのですが、私は共感性の部分は通常っぽいですが、愛情(あるいは親愛の情)を感じる部分の働きが生まれつき?非常に弱いのではないか……と思いました。ううーむ。良く分からないですが、すごく参考にはなった気がします。



 『高学歴モンスター』の方はちょっと前に出た本で、気にはなっていたものの買わないでいたのですが、今回、日大アメフト部の件などで「地位の高い人たちがどうやって踏み外して失敗するのか」に非常に興味が湧いてきたので買ってみました。

 この本は「ナルシシズム(自己愛)」が原因だという見方で一貫して書かれているのですが、私は、「サイコパスの人が成功して、ナルシシズムとなって、しかし共感性の低さなどから踏み外してしまう」というような「サイコパス」と「ナルシシズム」の合わせ技が起こっているのでは? と思ったり。とりあえず日大の田中理事長や内田前監督はそうじゃないかなぁ……。


 で、これらの本を読んで思い始めたのが、私は例えば競争的なのがすごい苦手だったり(だから勝敗を競ってゲームするのは好きでなく、研究プレイ的なのが好き)と、いわゆる「出世」するような人間ではないよなぁ、と。むしろ、ナルシシズム性が強くて、サイコパスだったりする人の方がよほど世の中で出世して、踏み外しさえしなければ富を得て悠々自適になるのではないか……?

 なんかそういうことを扱った本はないのかなぁと思って探していたのですが、それらしき本が最近の新刊で文庫で出ているのを今日本屋で発見しました。『悪いヤツほど出世する』です。

 まだパラパラ見ただけなんですが、まあ「リーダーになるためには悪いヤツになっていいし、なるべきなんだよ」というような本じゃないかなとも思いますが、それはそれとして、色々参考になればなと思います。




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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ゲームをしないウォーゲーマー……でしたが、最近はOCSだけはひたすらプレイしたり情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになりつつありますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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