OCSの新作『Smolensk: Barbarossa Derailed』はグランツの書名から

 OCSの新作、『Smolensk: Barbarossa Derailed』のプレオーダーが開始されていたことは、以前OCS『Smolensk』のプレオーダーが開始されていました (2017/08/15) で書いてました。

 そのタイトルの中の「derail」というのは「脱線する、狂わせる、頓挫させる」というような意味であるというのを調べていたのですが、「ほー……?」とよく分からないでいました。

 そいでもって、ちょっと前に大木毅さんの戦史エッセイ集を読み直していて、その3『錆びた戦機』にスモレンスク戦の再評価の記事(独ソ戦はスモレンスク戦の時点ですでに頓挫が始まっていたという新説)で、「グランツも同様の意見の本を書き始めている」とあったのを見ていたのですが、詳しく調べるところまでしていませんでした。


 ところが今日、Amazonを見ていたらまさに『Barbarossa Derailed』というグランツの本があるのを見つけて、「ああ、これのことかぁ!」とすべてが繋がりました(^_^; 大木毅さんの記事を見直してみたら、『脱線したバルバロッサ』という書名がちゃんと書かれていたのですが、全然繋がってませんでした。そいでまた、OCSのゲーム名はこの書名から取られているわけですね。

 スターリングラード三部作を全5冊で出した(→グランツのスターリングラード三部作(の一部)などを購入・注文しました (2017/04/23))グランツ氏らしく、この本も全4巻で、「一次資料や戦闘序列などを多数収録しており、しかも第4巻は戦況図だけで構成」(前掲書P40)だそうです。

 




 他のOCSのゲーム名でも、『Enemy at the Gates』と『The Blitzkrieg Legend』は以下の書名を元にしていると思います。前者はスターリングラード戦を何百人もの生存者にインタビューして書かれた本らしいですが、実在の狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフを主人公にしてフィクション化された映画のタイトルにもなっています。後者は大木毅さんによる和訳があり、私も大変興味深く読みました。







 他のゲーム名も調べてみると、『Reluctant Enemies』はこれ?





 『Beyond the Rhine』はある程度一般的に使われそうな言葉ですが、以下の本などがあったみたいです。





 『Guderian's Blitzkrieg』、『Hube's Pocket』、『Baltic Gap』なんかも書名にあるかもと思いましたが、ぱっと検索した限りでは見つかりませんでした。


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 ゲームをしないウォーゲーマー……でしたが、最近はOCSだけはひたすらプレイしたり情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになりつつありますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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