OCS『Case Blue』バックハンドブロー1回目の反省。次は『Tunisia II』

 昨日の尼崎会(拙宅)で、これまでのOCS『Case Blue』バックハンドブローキャンペーンのプレイに関して、再度いろいろと反省などを話し合っていました。

 とりあえずまず「今回のプレイで疾駆作戦と星作戦について色々考え違いをしていたし、格別失敗というわけではなかった」件について。


 疾駆作戦と星作戦についてネット上に、↓の地図があるんですが、それと今回プレイを見比べると……。

Maps 1943Operations of the Voronezh and South-Western Fronts


 地図に2/9の前線が描かれているので、それと今回のプレイの2/5ターン終了時の前線を重ねてみました。

 ↓赤が2/9の前線。黒が今回のプレイの2/5ターン終了時の前線。

unit00130.jpg

 ドネツ川を越えて大きく西に張り出している部分については、実は今見直していて気付いたもので、昨日ワニミさんと話し合っている時には分かってなかったんですが、「西に張り出し」以外の部分では別に大して差異はありません。

 ところが我々は、「第1ターン(1/29)や第2ターン(2/1)で少なくともドネツ川を突破して、第3ターン(2/5)くらいには大きく張り出していなければならないはずで、それができない、できなさそうでいる我々の攻勢は最初から大失敗だ」と思い込んでました。つまり、想像していたよりも疾駆作戦と星作戦はゆっくりとしたペースで進んでいたようで、我々の誤ったイメージとの乖離で勝手に「どうにもならん」と思い込んでいた。


 そいでもって今、詳しく地図とOCS『Case Blue』のマップ上とで見比べてみますと……。

unit00131.jpg

 驚いたのは、西に大きく張り出していた部隊は、例外なく歩兵(狙撃兵)部隊でした(RDが狙撃兵師団、RBgdが狙撃兵旅団)。

 OCSのユニットの配置は1/29のもので、赤い実線が前記地図における2/1の前線。部隊名に()が付けてあるのは、OCS上ではそこにいない部隊で、『ドン川からドニエプル川へ』と合致する面もありますが、合致しない面もあります(親衛かどうかなど)。

 赤い破線が前記地図における2/9の前線です。赤い矢印線は、「どの部隊がどこへ行ったか」を表すものであって、その矢印線の場所を走破していったということを意味するものではありません(前記地図にそこまでの情報がないので)。


 OCS上でこれがどういう風に再現され得るかと考えてみると、ドイツ軍側がそもそも全力で下がって、それをソ連軍歩兵部隊が移動モードでの全力で追いかけた場合とかでしょうか。

 前回の反省の時でも、「枢軸軍はもっと、ガガっと退却してよいのではないか。それで補給路が延びて困るのはソ連軍の方なのではないか? それに対して枢軸軍は、鉄道線がどこもかしこも枢軸軌道なのだし、困らないのではないか」という説が出てました。しかしそれに対して「でもドネツ川の線を保持することの方が合理的ではないか……?」という意見も出ていて、「う~~ん」という感じだったのですが、史実の枢軸軍は退却するところではガガっと下がっているということなのかもしれません。

 一方で今回の画像の下のあたり、ドネツ川南岸地区(スターリノの北方)では、ドネツ川をすでに渡河されてしまっているにもかかわらず、ドイツ軍は頑強に抵抗し、スターリノへの南進を阻んでいるように見えます。



 あと、「集積してから大攻勢」か、「毎ターン使えるSPで攻勢し続ける」かの件ですが、

・歩兵が追いつくのを待ってから次の攻勢をした方がいい。
・攻勢で態勢が崩れるから、それを一旦整えた方がいい。
・燃料を「入れる/入れない」で差が激しいのがOCSだが、それが「攻勢→集積→攻勢」のサイクルを生み出すのに一役買っているのではないか。我々はそれを、毎ターンちまちま動いて「SPがない~」と言っていたのではないか。

 などの話が出まして、「なるほど……」と。集積が必要だと思いつつもそれがプレイ上でなかなかできていなかったのですが、やはり一度じっくりと、それをやってみないと分からないよね、と。



 あと、松浦方式(「ソ連軍の戦線を2つに分けて2人がそれをプレイし、枢軸軍のターンにはソ連軍の時の自分の担当戦区でなかった方の戦区をプレイする」)だと、お互いの軍の意図が見えすぎるから、「ホントは知ってるけど、知らない体でプレイしなければならない」という弊害の話とか、今回のバックハンドブローキャンペーンでスターリングラードにいた部隊の多くがクルスク方面に向かっているはず(リトルサターン作戦後の連続攻勢でクルスク突出部を形成したのですね (2017/11/04) )なのだから、やはり本当はクルスク方面のマップも追加してプレイしなければならないよね……という件とか。


 で、毎回我々のOCSのシナリオプレイは「1回目は状況把握で、2回目が練習で、3、4回目くらいでようやくらしくなってくる」という感じなのですが、今回も1回目の状況把握はある程度できたかなということで、もったいないのですが閉じてしまおう、と。次やる時はクルスクマップも追加してやりたいと思います。

 で、とりあえず「集積→攻勢」のサイクルを練習するのと、キャンペーンをある程度以上(15~20ターン以上くらい?)通しでやってみる必要があるよね、ということで、次は『Tunisia II』のキャンペーン(58ターン以下)をやってみようかということになりました(『Sicily II』の方がキャンペーン(16ターン以下)は短く終わるのですが、シチリア戦は短期決戦で「集積→攻勢」のサイクルがあまりなさそうな感じがするので)。


 ただ、ワニミさんも私も、なんか悪寒がしてくるようになりまして、とりあえず今日のプレイはなしにして養生してます(^_^; 少なくとも悪化はしないで回復できたら、1/31~1/4にかけてプレイできるのですが……。

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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ゲームをしないウォーゲーマー……でしたが、最近はOCSだけはひたすらプレイしたり情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになりつつありますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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