グランツのスターリングラード三部作(の一部)などを購入・注文しました

 ここ最近、リトルサターン周辺で洋書を購入してます/しました。

 報告してない中で一番古いものでは、『Stalingrad Battle Atlas』のIIIとIVを注文しました(2017/01/14) の2冊が届いてます。



 中身としては、IIIはウラヌス作戦のみを扱ったもの。IVは冬の嵐作戦のみを扱ったものでした(IVがリトルサターンだろうという推測は外れてました(^_^;)。あまり精密でないものですが地図が1日単位とかで入っており、師団単位くらいの戦闘序列で、それぞれ値段相応の分厚さなので概説的なものという感じでしょう。IVの方は当時の命令書の写真とそれをちゃんと読めるようにした文とがひたすら入っているのが特徴的です。



 その後買ったのが、『Sacrifice on the Steppe: The Italian Alpine Corps in the Stalingrad Campaign, 1942-1943』という本です。



 この本、Google Books上でかなりの分量が読めてしまうのですが、個人的に非常に興味のある内容で、しかも見つけた当初2500円くらいだった値段が1500円くらいに下がっていたので、注文してしまいました。

 イタリア軍のアルピーニ軍団を扱った本で、リトルサターン作戦の時にはそれほど戦闘に巻き込まれなかった(ただしユリア師団は側面を防御するために移動して戦闘し、結構損害を被っている)アルピーニ軍団ですがその後の1943年1月のオストロゴジスク=ロソッシ作戦でソ連軍に包囲されそうになり、敢闘したもののもちろん支えきることなどできずつらい撤退戦を戦います。大損害を被りながらも一部は撤退に成功しますが、捕虜となって収容所に送られた兵たちもおり、それらの人々は1946年になってようやくイタリアに帰ってこられたらしいです。

 著者は叔父達がこのアルピーニ軍団に所属していたため、小さい頃から何度も当時の話を聞かされて育ち、イタリアではある程度知られているらしいものの英語圏ではほんのちょっと触れられるくらいで知られていないこの話を英語圏の人達にも知って欲しいということで、叔父達を含め当時実際に従軍したイタリア兵達の証言を元に書いたそうです。

 ということで、戦闘序列とかよりも当時の実際の兵士達が体験したことの描写とかセリフとかがメインですけども、そこらへんも非常に興味のあるところで、非常に読んでいきたいと思ってます。地図も何枚か入っていて、綺麗で分かりやすいです。




 そして、つい先日注文したのがグランツのスターリングラード三部作とかいうものの最後の巻である三冊(何を言っているか分からないと思うが……以下略)。

 その前提としてなんですが、OCS『Enemy at the Gates』に入っているリトルサターンシナリオがOCS『Case Blue』には入ってないという話があります。私が最もやりたいのはリトルサターンシナリオ(そこから第3次ハリコフ戦まで、つまり『激マン』の扱う範囲)なんですが、どうせなら『Enemy at the Gates』よりは『Case Blue』でやりたい。ないならなんとか分かる範囲で作ってしまえばよいのかもしれない。それでウラヌス作戦を扱ったグランツの本を探せばいいんじゃない? と先日思いついて検索したら出てきたのがこれ。



 「スターリングラード三部作の第3巻で、1942年の11月を扱った本……? おおー。こんなものがあったのか……。期間的にはウラヌス作戦を扱っているっぽいけど、『Stalingrad Battle Atlas IV』がリトルサターンだと推測して買ったら冬の嵐だったとかもあるし怖いなぁ……。むむむ、そういえばワニミさんがこの本を持っているかも? そういえばそんな話をされていたような気もする……。聞いてみよう!」と思って連絡したら、持っておられるとのこと。で、尼崎会(拙宅)に持ってきてもらえることになりました。

 来られたワニミさんの荷物を見てみると、なんかえらい分厚い本が3冊も入っていて、
「あ、三部作を全部持っておられて、全部持ってこられたんですか? 第3巻だけで良かったですのに……」
「なに言うてんねん、これがスターリングラード三部作の最後の第3巻の、全3冊や!」
「はっ? ええーと……。ああ~、なんかそんな話ワニミさん以前もされてましたっけ……!!」
(そういえば聞いたことがあって、「へええ~」とか思っていたのです(^_^;)


 どうもグランツ氏は「スターリングラード三部作」とかっこいい名前で銘打って書き始め、

Volume1. April-August 1942
Volume2. September-November 1942
Volume3. November 1942

 と来たものの、Volume3の途中で今までの2冊の分量まで到達してしまい、それを「Book one」ということにして、

Volume3. Book two December 1942 - Feburary 1943

 を出し、さらにその増補として

Companion to Endgame at Stalingrad

というものを出したということらしいのです(^_^;

 それらの本がどれほど分厚いかなんですが、ワニミさんの持っておられる本を横から撮るのを忘れてしまっていたので、ネット上で探してみると、War in the East: On the dusty track to oblivionというページにVolume1、Volume2、Volume3(Book One)を並べて横から撮った写真がありました。Book TwoとCompanionもほぼ同じ厚さでしたが、Companionにはなぜかカバーがありません。

 AmazonではなぜかBook Twoが出てこないので、ワニミさんが紀ノ國屋書店のウェブストアで買ったと仰るので私もそうしてみました。以下に一応Amazonにある分を並べてみます。



 CompanionはAmazon自体には在庫がないようで、Amazon以外から購入しようとすると8500円以上になるようです。Amazonの在庫は、「ある」と書いてあっても在庫がなかったという例に最近2度ほど接した(それでOspreyのトブルク本は来ませんでした)ので、紀ノ國屋書店の方で一緒に頼むことにしました(こちらも9000円くらいでしたが)。


 ワニミさん手持ちの分を見せてもらった感じだと、第3巻全体で、ウラヌス、リトルサターン、冬の嵐、コリッツォーを扱い、戦闘序列はかなり詳細(少なくとも旅団規模までもあるのは確認しました。OCS『Case Blue』でユニットになっているものも全部出てきてくれるとありがたいのですが……)、戦闘序列以外でも記述が膨大で、索引には恐らくすべての部隊毎にどのページに記載があるか網羅されており、地図も膨大とは言えませんがある程度以上ありました。

 えらい出費ですが、まあOCSしかやらないですし、OCSの中でも一番やりたいのがリトルサターン周辺なのでOKで。しかしさらにできれば、オストロゴジスク=ロソッシ作戦だけを扱ったシナリオとかも欲しい(作れれば……)のですが、それはさすがに無理かなぁ……中央軍集団も関わってくるっぽいし、資料がないか……。疾駆作戦と星作戦も欲しいですが、それは『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』でなんとか?



 あと、戦争関連で昨日、本屋でこんなのを見つけて買いました。



 左側は戦略家として名高いらしいエドワード・ルトワックの本で、「本当の平和は、戦争の当事者自身が戦争を倦むほど、徹底的に戦った後でなければ訪れない」「難民支援が難民を永続化させる」「国際組織やNGOは紛争をビジネスにしている」などの項が。

 右側は自衛隊の元陸将補の方が書かれた本で、「戦術」とありますがウォーゲーマー的な用語で言えば「作戦」的な次元でのものを扱っており、例えば機動、迂回、包囲、突破、浸透、防御、兵站、決断のステップなど、OCSをプレイする上でも非常に役立ちそうなことが書かれているっぽかったです。

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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ゲームをしないウォーゲーマー……でしたが、最近はOCSだけはひたすらプレイしたり情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになりつつありますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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