OCS『DAK-II』クルセーダー作戦シナリオ研究
ミドルアース大阪に行って、こかどさんとOCS『DAK-II』のクルセーダー作戦シナリオの研究をやってました。
セットアップについてはOCS『DAK-II』クルセーダー作戦スモールシナリオセットアップ (2016/11/02)をご覧下さい。
ただ、その2日後のエントリOCSインストで『Sicily II』「シチリア島西部」「プリマソーレ橋」をやりました (2016/11/04) に書いてましたが、どうにもイギリス連邦軍の戦力が枢軸軍の戦力に比べて少なすぎるように見えてどうしたらいいのか悩みまくりました。
一応気付いたイギリス連邦軍側の好材料として(以下のルールはクルセーダー作戦時には、ということで、他の時期だと当てはまらないものもあります)、
1.イギリス連邦軍に数多くある旅団ユニット(戦車旅団や歩兵旅団)は皆2ステップを持っていて、損害に強く、かつ戦闘補給では旅団ユニット1つにつき1Tと優遇されている。燃料的にも有利でしょう。
2.イギリス連邦軍の各歩兵旅団は固有の5砲爆撃力を持っている。
3.イギリス空軍はヒップシュート可能。
4.イギリス連邦軍の砲兵は軽ATや重ATを持っていたりする。
5.シナリオ中を通じて枢軸軍の補充ユニットは総計4個(Variable Reinforcementは両軍ともなし)だが、イギリス連邦軍の補充ユニットは総計14個で、3.5倍の補充能力を持つ。
などなど……。初期SPの総量でも勝っていると思われます(ターン毎に来るSPの量は同じ)。
イギリス連邦軍の補充ユニットは前線から離れたメルサ・マトルーにまとめて置かれているので、戦略移動でもって前線に送り込んでおくべきだと思われます(司令部&守備隊とスタックさせておく)。また、メルサ・マトルーからの鉄道線がある程度までは西方に延びていて鉄道輸送力が毎ターン1あるので、それでSPを前線に運べます。
ただこれらを考慮してもイギリス連邦軍は前線に戦力が足らず、攻勢に出られる気がしない……。史実に関する本を読むとクルセーダー作戦の時にはイギリス連邦軍には枢軸軍の2倍の戦車があったとかあるのですが、ホントに?(^_^; 混戦に持ち込めば補充力で上まわっているので最終的には優位に立てる……?
↓第1ターン先攻(イギリス連邦軍)終了時。

リビアン・オマールに対して第2ニュージーランド師団が包囲攻撃をかけたくらいで、ほとんど何もできず……。

後攻ターンにはトブルク要塞の一番東の一角が枢軸軍に占領されてしまいました。
砲爆撃で1ステップロスさせられ、そのあとDL1o1で積みました……。3ステップ守備ではダメで、4ステップは必要かもです。が、そうすると後方に予備がほとんど確保できないんですよね……。補充ユニットを海路でトブルクに送り込むとかも必要なのか……。
あるいは、内陸からのイギリス機甲師団がトブルク包囲環の枢軸軍部隊に攻撃をかけるからこそ、トブルクは失陥しないでいられるということなのかもしれません。史実では包囲環のすぐ外側のシディ・レゼクで戦車戦が起こっているわけですし。
ちょっと詳しい史実での戦力比とか知りたいところです。以前買って途中まで読んで止まっていた『Rommel's North Africa Campaign』を引っぱり出してきてみたら、ちょうどクルセーダー作戦が始まったあたりにしおりが挟まってましたが(^_^;
セットアップについてはOCS『DAK-II』クルセーダー作戦スモールシナリオセットアップ (2016/11/02)をご覧下さい。
ただ、その2日後のエントリOCSインストで『Sicily II』「シチリア島西部」「プリマソーレ橋」をやりました (2016/11/04) に書いてましたが、どうにもイギリス連邦軍の戦力が枢軸軍の戦力に比べて少なすぎるように見えてどうしたらいいのか悩みまくりました。
一応気付いたイギリス連邦軍側の好材料として(以下のルールはクルセーダー作戦時には、ということで、他の時期だと当てはまらないものもあります)、
1.イギリス連邦軍に数多くある旅団ユニット(戦車旅団や歩兵旅団)は皆2ステップを持っていて、損害に強く、かつ戦闘補給では旅団ユニット1つにつき1Tと優遇されている。燃料的にも有利でしょう。
2.イギリス連邦軍の各歩兵旅団は固有の5砲爆撃力を持っている。
3.イギリス空軍はヒップシュート可能。
4.イギリス連邦軍の砲兵は軽ATや重ATを持っていたりする。
5.シナリオ中を通じて枢軸軍の補充ユニットは総計4個(Variable Reinforcementは両軍ともなし)だが、イギリス連邦軍の補充ユニットは総計14個で、3.5倍の補充能力を持つ。
などなど……。初期SPの総量でも勝っていると思われます(ターン毎に来るSPの量は同じ)。
イギリス連邦軍の補充ユニットは前線から離れたメルサ・マトルーにまとめて置かれているので、戦略移動でもって前線に送り込んでおくべきだと思われます(司令部&守備隊とスタックさせておく)。また、メルサ・マトルーからの鉄道線がある程度までは西方に延びていて鉄道輸送力が毎ターン1あるので、それでSPを前線に運べます。
ただこれらを考慮してもイギリス連邦軍は前線に戦力が足らず、攻勢に出られる気がしない……。史実に関する本を読むとクルセーダー作戦の時にはイギリス連邦軍には枢軸軍の2倍の戦車があったとかあるのですが、ホントに?(^_^; 混戦に持ち込めば補充力で上まわっているので最終的には優位に立てる……?
↓第1ターン先攻(イギリス連邦軍)終了時。

リビアン・オマールに対して第2ニュージーランド師団が包囲攻撃をかけたくらいで、ほとんど何もできず……。

後攻ターンにはトブルク要塞の一番東の一角が枢軸軍に占領されてしまいました。
砲爆撃で1ステップロスさせられ、そのあとDL1o1で積みました……。3ステップ守備ではダメで、4ステップは必要かもです。が、そうすると後方に予備がほとんど確保できないんですよね……。補充ユニットを海路でトブルクに送り込むとかも必要なのか……。
あるいは、内陸からのイギリス機甲師団がトブルク包囲環の枢軸軍部隊に攻撃をかけるからこそ、トブルクは失陥しないでいられるということなのかもしれません。史実では包囲環のすぐ外側のシディ・レゼクで戦車戦が起こっているわけですし。
ちょっと詳しい史実での戦力比とか知りたいところです。以前買って途中まで読んで止まっていた『Rommel's North Africa Campaign』を引っぱり出してきてみたら、ちょうどクルセーダー作戦が始まったあたりにしおりが挟まってましたが(^_^;
- 関連記事
-
- OCS『Case Blue』「世界の果て」第1~4ターン (2017/02/13)
- OCSのユニットで見るベルサリエリ部隊 (2017/02/10)
- OCS『Case Blue』「世界の果て」セットアップ完了 (2017/02/08)
- OCS枢軸同盟軍の攻勢的活動の解決法の一案? (2017/02/07)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」第6ターン後攻~第7ターン先攻 (2017/02/05)
- OCSのユニットで見るセモベンテなどイタリア戦車ユニット (2017/02/03)
- OCSのユニットで見る黒シャツ隊 (2017/01/31)
- OCS『DAK-II』クルセーダー作戦シナリオ研究 (2017/01/15)
- SPI『Campaign for North Africa』と『DAK-II』の比較 (2017/01/15)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」第6ターン先攻 (2017/01/15)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」ドン川問題について (2017/01/15)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」第5ターン (2017/01/11)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」第3~4ターン (2017/01/08)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」第1~2ターン (2017/01/07)
- OCS『Case Blue』「ウラヌス攻勢」キャンペーンセットアップ (2017/01/05)
スポンサーサイト