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「第九」はフリードリヒ・ヴィルヘルム3世に捧げられていた!

 適当な思いつきで「フリードリヒ・ヴィルヘルム3世」で検索していたところ、タイトルのようにベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」はフリードリヒ・ヴィルヘルム3世に捧げられていたということが載っていてびっくり!

 まさかの……。「第九」といえば、クラッシックの中でも最も王道?的な交響曲の中でも最も有名とも言える曲ですよ?(日本でだけ?) 私も一時期、なんちゃってクラッシック好きであった頃があり、フルトヴェングラーの第九とかを聴いてました。


 「第九」の正式名称は、

「シラー作、頌歌『歓喜に寄す』を終末合唱にした、大管弦楽、四声の独唱、四声の合唱のために作曲され、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム三世陛下に最も深甚な畏敬をもって、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンによって奉呈された交響曲、作品125番」

 だそうです。

 「最も深甚な畏敬をもって」とあるところを見ると、ベートーヴェンがフリードリヒ・ヴィルヘルム3世にどんな感情を持っていたのか気になるところですが、しかしWikipediaの「交響曲第9番 (ベートーヴェン)」によると、

この作品は、当初はロシア皇帝アレクサンドル1世に献呈される予定だったが、崩御によりフリードリヒ・ヴィルヘルム3世に献呈された。


 とあって、「へなへなへな……」という感じです(^_^;



 他にも見つけたものとしては、「こんなものにも税金? 世界の税金事情」というサイトに、

ドイツ 犬税
 1810年当時は犬を飼う人はお金持ちだったそうで、国王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世がぜいたく税として導入しました。
 犬種は問わず1頭ごとに課税します。
 金額はドイツ内の各自治体ごとに異なり、高いところで約23000円/年もするそうです。


 とあったのが面白かったですね。1810年といえば、前年にオーストリアが2回目の撃破をされていてドイツがボロボロ真っ盛りの頃。この法律は今でもドイツ国内で有効だそうです。


 それから、フリードリヒ・ヴィルヘルム3世がアウエルシュタットの戦いについて自分で書いた覚え書きの話が「戦争史における兵力について ~軍事史の巨人ハンス・デルブリュックの著作から~ 」というブログ記事に載っていて、凄かったです。

 何も誇張されたイメージに対する一般的な指向や、数量感覚の欠如、自慢癖、恐怖、弁解といった人間の弱さだけがとてつもない誇張を引き起こすのではない。熟練した観察者にとってさえ大軍を正しく見積もることは、完全に自由に観察できる味方の軍においても、非常に困難である。そして敵軍の場合は不可能も同然であり、このことにも十分注意する必要がある。それについて良い例を示してくれるのが、つい最近公刊されたフリードリヒ・ヴィルヘルム3世の、自ら指揮をとって被ったアウエルシュタットの敗北に関する、覚え書きである。この王は、戦闘の間優勢な兵力によって悩まされたことについて、思い違いしたなどありえないと言い、フランス軍は歩兵の優勢な兵力のおかげで、戦闘中の大隊を何度も新しい部隊によって交替させることができたとする。プロイセン軍50000は強かったので、フランス軍はおよぞ70000~80000と推測されたに違いないが、実際には27000であった。そしてフリードリヒ・ヴィルヘルムは敗北を言い繕うつもりだったのではなく、実際に思い違いしていただけであり、このことはこの王がすぐ後に付け加えた補遺によって知ることができる。彼は、そこでフランスの広報やその他の知らせから「恥ずかしいことだが、敵は30000を超えない兵力で我々に対していた」と納得した、と語っている。


 フリードリヒ・ヴィルヘルム3世が、能力は乏しかったかもしれないけども、基本的には真面目な人物であったらしいことが分かるエピソードですねぇ……。

 この文は「近代的な軍事史研究の基礎を作った偉い人」であるハンス・デルブリュックという人の『政治史の枠組みにおける戦争術の歴史』の原文(ドイツ語)からこのブログを書いた人が訳したものからで、興味深くありがたいです。

 
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 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

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