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OCS『Enemy at the Gates』リトルサターン研究


 尼崎会(拙宅)にて、ワニミさんと続けてOCS『Enemy at the Gates』のリトルサターンの研究プレイをしてました。前回と同じように西半分だけをプレイして、東半分はオミットしてます。

 先週、OCSの平原における守り方の記事があるとワニミさんに教わり、そのスキャンデータをもらって目を通してました(『Operations Magazine #20』P14~17)。とりあえずその要諦は、ユニットでWeb状(インターネットのWeb網のことを考えているらしい。例えばhttp://static.techspot.com/articles-info/788/images/world-wide-web-25-years-super.jpgのような?)に縦深のある状態を作ってそこに敵を「誘い込み」、後方に置いた装甲師団でタコ殴りにするということらしいです。

 ↓その概念図。

Nr20-P15.jpg


 で、さっそくとりあえずそれを真似してみました。

CIMG3408.jpg

 ↑は第1ターン終了時。

 ソ連軍も色々試されていたので、典型的なプレイというわけではないと思います。枢軸軍側は今回は、イタリア軍のアオスタ候快速師団全体を丸ごと予備にしてリアクションフェイズで後方に下げるということをやってみました。あと、可能な限り損耗チェックで死んでしまうユニットがないように気を配る(足止めができるので)。他にも、いやがらせできそうな局面では嫌がらせしていく方向で。


 ↓第2ターンの裏開始時に、枢軸軍の損害と今後の増援を並べてみたもの。

CIMG3409.jpg

 第3ターンに第19装甲師団がミレロヴォ北西のマップエリア西端から、第4ターンに第6装甲師団がマップエリア南端から登場しますが、登場ヘクスから主戦場まではちと距離があるので、最初戦力から想起したよりは活躍しなさそう……(^_^;



 第2ターン終了時。

CIMG3410.jpg

 今回枢軸軍側はなるべく補給を無駄遣いしないようにしていたのですが、それでも補給は余裕がない状態でした。内部備蓄で戦ったユニットを回収するとその後倍返しで補給を払わねばならないので、それも極力起こらないように工夫したにも関わらず……(司令部は貴重なので泣く泣く、Exhaustになっていたイタリア軍司令部を回収し、4Tも支払わされ泣きました(T_T))。

 経験値や記事を読んだりで思考速度と手は良くなってきている気がしますがしかし、本来は後方(マップ南方)にもっともっと守備部隊を置いておかないと(東半分との兼ね合いででも)危ないと思われ、本番ではもっと厳しいことになりそうな気がします。



 ↓第3ターン表(ソ連軍)終了時。

CIMG3411.jpg

 この最後の突破フェイズでソ連軍側はタチンスカヤ(写真右下)へ向けて第24戦車軍団を走らせることができたそうで、これは(私は良く知らなかったのですが)史実でこの軍団の戦車兵が守備されていないタチンスカヤに突入して4時間ほどもぶらぶらして、暇つぶしにドイツ軍の輸送機(スターリングラードに空輸任務をおこなってたりしたもの)を撃って帰って行ったとかいうエピソードと同じ……(^_^;

 枢軸軍側としては、ミレロヴォを守ったりしているような状況ではなくドネツ川沿いの線に下がらねばならないのですが、しかしミレロヴォをあっさり明け渡してしまってはタチンスカヤ方面への2級道路による補給路を開通させてしまうことになるので、ある程度それは阻止しなければならない。一方で南東ではそもそもタチンスカヤも含めてソ連軍側に容易に蹂躙されてしまうのを、その方面にいる唯一ある程度強力な第11装甲師団でどれだけ防げるか、その北にいるやや弱体な第22装甲師団がどれだけ頼りになるか……。

 ミレロヴォ方面では、第27装甲師団のあまりの惨めな戦力と移動力に泣き、「アオスタ候快速師団の方が頼りになるのでは?」と思い、補給効率の観点からまずは第27装甲師団をすりつぶそうかと思ったりしましたがどうなんでしょうねー。


 今回気づいたシナリオ(ゲーム)上の点として、ソ連軍の「11-1-1」の2ステップ歩兵師団の分遣連隊ユニットがそもそもユニットとして用意されていないということがありました。これは『Guderian's Blitzkrieg II』や『Case Blue』のカウンター上でも同様のようです。この点についてどこかに説明があるかどうか、調べられていないのですが、相談した結果、「恐らくこれはAR1の歩兵師団は分遣連隊を出せないということなのであろう」と解釈することにしました。

 あと、このシナリオのソ連軍の補給源はマップ北端の鉄道端1ヘクスのみで、東のマップエリア端(マップ端ではない)の2箇所の鉄道端2箇所(うち1本はまだ枢軸軍が籠もっているスターリングラードから伸びている)は補給源ではないと解釈した方がよいだろうという話になりました。

 枢軸軍の補給源はマップ(エリア)西端の鉄道端と、指定された道路端だけです。南方には補給源はないので、南端から登場した第6装甲師団には西方から一般補給などを引けなければならないでしょう(専用トラック2個に2SP積んだ状態で出てくるのである程度余裕はありますが)。


 最後に余談として、このシナリオ、騎兵ユニットが結構いっぱい出てきます。「OCSにおける最強ユニットは騎兵ではないのか?」と私は若干思っているところがあるのですが(^_^;、第二次世界大戦における騎兵部隊というのは、ポーランド騎兵の愚行だとかいうのが良く本などに出てきて、あとはドイツ軍の第1騎兵師団とかくらいしか存在を知らず、「この当時の騎兵ってどういう感じで、どれくらいいたのだろう?」ということがすごく気になり始めました。

 で、今回研究プレイが終わった後にちょっと検索してみたのですが、

Horses in World War II(英語版Wikipedia)
War Horses — Cavalry’s Contribution to WWII

 とか、面白そうでした。じっくり読んでみたいですが、訳して読みたいもの多すぎです。先日書いていたフリードリヒ・ヴィルヘルム3世のことがある程度以上載っていそうな本とかも含めて、溜まってます……(T_T)



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ボケボケでしたが・・・・

練習ができて良かったです。大分と感も戻って来ました。次はラスロウリ、落としますんで。

あらら

ラスロウリ、じゃない。ミレロヴォだし。
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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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