『Baltic Gap』5.6ドッペルコップフシナリオのプレイ研究
承前。
続けてドッペルコップフ作戦の史実を調べようと思っていたのですが、どーもなんか史料があまりなく。
Doppelkopf 作戦(1) 戦況図 Situation map
というのもあったりしましたけども、その後の地図が小さすぎて何も分からない……(1枚目はすごくワクワクするのですけども)。
しかし、
OCS Downloads
というページを見つけて、ここにDoppelkopfシナリオのリプレイなどが載っていたりしたので、これらを印刷して、分からない単語には赤ペンで訳を書き込んだりで眺めてみました。
その中のDoppelkopf.pdfというページには短いながらヒストリカルノートっぽくなっているのですが、この中だとシュトラハヴィッツ臨時集成戦闘団はリガポケットの中から攻撃を発起したことになってます。また、SSSグロスは『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』だといったんトゥクムスの西に行ってからトゥクスムを攻撃したかの様になってましたが、シナリオの初期配置場所から直接トゥクムスを殴った様になってます(前述の戦況図でもそのようになってるっぽいです)。
AAR(リプレイ)を読んでみると、枢軸軍プレイヤーが対戦前に「敵は必ず右翼に向かってくるだろうからその為に準備しておいて……」と思っていた場所にソ連軍プレイヤーは最初やってこず、むしろ中央部へのドイツ軍攻勢を持ちこたえられ、しかる後にそこから突破されてしまったりして、結局枢軸側が1点、ソ連軍側が2点取ってソ連軍の勝ちになってました。装甲打撃力は両軍ともかなりあるのですが、双方とも補給が乏しく、またドイツ軍側は歩兵や航空ユニットの数でかなり負けている様です。シナリオとしてはソ連軍の方がやや有利であろうということで、ドイツ軍の勝利条件を若干緩和したり、ドイツ軍側の補給の数を序盤で少し増やしたりする提案がなされているようです。
一方、
幻庵おぼえがき
というAARでは、割とあっさり?ドイツ軍側が勝ってソ連軍プレイヤーが投了した模様です。(色々展開があり得るようで、いいですね)
気になっていた、「歩兵の戦線の薄さ」ですが、写真を見ているとドイツ軍の歩兵の戦線は浸透はされているのですが、補給がなにしろ足りないので、そこで攻勢がなされる、ということはないのかもしれません(しかしドイツ軍側は歩兵が少ないので、装甲師団で戦線を張らなければならないのだ……ということはAARでも書かれていました)。『The Blitzkrieg Legend』ではちょー足の速い騎兵部隊がフランス軍にいて、「これ一体どーすんの?」と思ってるんですが、そういうのは『Baltic Gap』にはないのかな……?(しかし実際、あれ何とかならないと……騎兵部隊がちょー使えすぎる!)
AARを読んでいて、やっぱり「両プレイヤーの思惑のずれ」から来るドラマが面白いなと思いました。「ソロプレイを割とがっつりやってから、対戦」と思ってたりしたんですが、「いや、そこまでではないかな……?」という気も。
余談ですが、「8つのウェルスプロファイル」とかいう人間のタイプ分けがあって、私はその中の「アキュムレーター」ってやつだと確信しているのですが、その「アキュムレーターの弱み」の項目は多くが全く自分に当てはまっていると思ってます。曰く、「細かいことに気を取られる」「開始する前に、人一倍データを必要とする」「なかなか加速できないことがある」「楽観的になるよりは悲観的になる」……。
前も書いてましたが、OCSは(地形などによる突破のしやすさ、しにくさとかはかなりあるものの)「ここから抜こう」と思ったら、(ZOCなどの縛りで割とどこでも突破できるわけではない)他のゲームよりもよほど、結構出来てしまう可能性がある(と思われる)ので、そういう意味でも対戦が面白いのかな? と。ただ、事前研究はしとかないと……という気もしましたけども。
あとやっぱ、OCSのARRでは「こことここから抜くぞ」と思っていたら「別の所から自分が抜かれましたぁ」ってな展開なので、「最低限の点数を確保したら、後はリザーブにしておいて敵の反攻を潰す」ってな作戦もありなのではないかとか。いやいや、でも逆に、事前あるいは途中で相手の意図を看破して、相手が困る方向へ攻勢ってのも面白そう……。
ゲーム部屋ですが、ソロプレイは何もできないでいましたがもう一つ注文していたイスが届き、2つになりました。自分の部屋からイスを持ってきたりもできますので、イスは4つでできると思います。後はプレイですわ……(^_^;
続けてドッペルコップフ作戦の史実を調べようと思っていたのですが、どーもなんか史料があまりなく。
Doppelkopf 作戦(1) 戦況図 Situation map
というのもあったりしましたけども、その後の地図が小さすぎて何も分からない……(1枚目はすごくワクワクするのですけども)。
しかし、
OCS Downloads
というページを見つけて、ここにDoppelkopfシナリオのリプレイなどが載っていたりしたので、これらを印刷して、分からない単語には赤ペンで訳を書き込んだりで眺めてみました。
その中のDoppelkopf.pdfというページには短いながらヒストリカルノートっぽくなっているのですが、この中だとシュトラハヴィッツ臨時集成戦闘団はリガポケットの中から攻撃を発起したことになってます。また、SSSグロスは『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』だといったんトゥクムスの西に行ってからトゥクスムを攻撃したかの様になってましたが、シナリオの初期配置場所から直接トゥクムスを殴った様になってます(前述の戦況図でもそのようになってるっぽいです)。
AAR(リプレイ)を読んでみると、枢軸軍プレイヤーが対戦前に「敵は必ず右翼に向かってくるだろうからその為に準備しておいて……」と思っていた場所にソ連軍プレイヤーは最初やってこず、むしろ中央部へのドイツ軍攻勢を持ちこたえられ、しかる後にそこから突破されてしまったりして、結局枢軸側が1点、ソ連軍側が2点取ってソ連軍の勝ちになってました。装甲打撃力は両軍ともかなりあるのですが、双方とも補給が乏しく、またドイツ軍側は歩兵や航空ユニットの数でかなり負けている様です。シナリオとしてはソ連軍の方がやや有利であろうということで、ドイツ軍の勝利条件を若干緩和したり、ドイツ軍側の補給の数を序盤で少し増やしたりする提案がなされているようです。
一方、
幻庵おぼえがき
というAARでは、割とあっさり?ドイツ軍側が勝ってソ連軍プレイヤーが投了した模様です。(色々展開があり得るようで、いいですね)
気になっていた、「歩兵の戦線の薄さ」ですが、写真を見ているとドイツ軍の歩兵の戦線は浸透はされているのですが、補給がなにしろ足りないので、そこで攻勢がなされる、ということはないのかもしれません(しかしドイツ軍側は歩兵が少ないので、装甲師団で戦線を張らなければならないのだ……ということはAARでも書かれていました)。『The Blitzkrieg Legend』ではちょー足の速い騎兵部隊がフランス軍にいて、「これ一体どーすんの?」と思ってるんですが、そういうのは『Baltic Gap』にはないのかな……?(しかし実際、あれ何とかならないと……騎兵部隊がちょー使えすぎる!)
AARを読んでいて、やっぱり「両プレイヤーの思惑のずれ」から来るドラマが面白いなと思いました。「ソロプレイを割とがっつりやってから、対戦」と思ってたりしたんですが、「いや、そこまでではないかな……?」という気も。
余談ですが、「8つのウェルスプロファイル」とかいう人間のタイプ分けがあって、私はその中の「アキュムレーター」ってやつだと確信しているのですが、その「アキュムレーターの弱み」の項目は多くが全く自分に当てはまっていると思ってます。曰く、「細かいことに気を取られる」「開始する前に、人一倍データを必要とする」「なかなか加速できないことがある」「楽観的になるよりは悲観的になる」……。
前も書いてましたが、OCSは(地形などによる突破のしやすさ、しにくさとかはかなりあるものの)「ここから抜こう」と思ったら、(ZOCなどの縛りで割とどこでも突破できるわけではない)他のゲームよりもよほど、結構出来てしまう可能性がある(と思われる)ので、そういう意味でも対戦が面白いのかな? と。ただ、事前研究はしとかないと……という気もしましたけども。
あとやっぱ、OCSのARRでは「こことここから抜くぞ」と思っていたら「別の所から自分が抜かれましたぁ」ってな展開なので、「最低限の点数を確保したら、後はリザーブにしておいて敵の反攻を潰す」ってな作戦もありなのではないかとか。いやいや、でも逆に、事前あるいは途中で相手の意図を看破して、相手が困る方向へ攻勢ってのも面白そう……。
ゲーム部屋ですが、ソロプレイは何もできないでいましたがもう一つ注文していたイスが届き、2つになりました。自分の部屋からイスを持ってきたりもできますので、イスは4つでできると思います。後はプレイですわ……(^_^;
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