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北アフリカの南アフリカ軍兵士とポーランド軍兵士

 体調が戻ってきて、『Rommel's North Africa Campaign』を少しずつ読んでいってます。

 その中でP101に、南アフリカ軍兵士とポーランド軍兵士について触れられていました。


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 ↑OCSの『DAK2』の南アフリカ軍です。


 クルセイダー作戦の時に上記の第1、第2南アフリカ師団が参加したのだけども、編成されたばかりで、特に第2南アフリカ師団の方はとりあえず予備にされていて、戦いの後の掃討役だけをやったとか。

 本の中の書き方だけだといまいち不分明ではあるのですが、南アフリカの部隊は、人種差別主義に基づき、白人と非白人とである程度分けられていた様です。で、ある箇所では「非白人部隊は戦うことを禁止されていた」とある一方で、「第1南アフリカ師団には非白人はほとんどいなかった」とあって、少しは非白人がいた部隊は戦っていたということ???

 まあそれはともかく。南アフリカ軍では非白人(黒人と混血)は大部分の者(largely)は、従卒や肉体労働者、担架を運ぶ係やトラックドライバーとして働いて(働かされて?)いたそうです。まあでも当時はアメリカ軍とかでも、黒人差別はひどかったようですから、南アフリカ軍では当たり前ですかね……。ちなみに、南アフリカ軍はイギリス連邦軍のうちの一員として参加していたわけですが、南アフリカの白人は多くがボーア人(つまりオランダ系白人)の子孫で、イギリスにやられた経緯があったので、イギリス連邦の戦いに非協力的であった、とも。しかしそれにしては、『DAK2』でのアクションレーティングは、4と割と高い様な気がします。第2南アフリカ師団が3と低いのは、割合的に非白人が多かったからなのか……。

 で、この第2南アフリカ師団がトブルクで包囲されて降伏した時の話。数人の第2南アフリカ師団の白人達がロンメルに近づいてきて、自分達が同師団の黒人部隊の者達と別の捕虜収容所に入れられる様にしてもらえるのか聞いてきたのだとか。で、ロンメルは「君たちは今まで黒人部隊と一緒に枢軸軍に対して戦ってきたのか?」と聞いて、その答えが肯定であったのを聞いて、彼らを同じ捕虜収容所に入れたのだとか。:p



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↑OCSの『DAK2』のポーランド軍部隊です。


 ポーランド部隊の兵士達の大部分は、1939年のドイツ軍のポーランド侵攻の後で故国から逃れてきた者達で、非常に熱心な兵士達であったとのこと。彼らは祖国を失った逆境と迫害される状況への復讐心に燃えて、自発的にイギリス軍に参加した者達で、簡単な状況から兵士になれたわけではないだけに選りすぐりの者達で、その戦いの熱意の高さに負けないほどに訓練もしていたとか。彼らはトブルクの西側に配置されたのだけども、その対面はイタリア軍で、彼らが憎んでいたドイツ軍の対面に配置されなかったことに彼らは憤慨したそうです。



 多国籍な状態のイギリス連邦軍の内実については以前から興味があって何かそれを記してある本を読みたいと切望していたのですが、本を見つけられなくてもう諦めてました。この本で幾分かでもこれらのことが分かって大変嬉しかったです。
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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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