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OCS『DAK-II』で、英連邦軍が諸兵科連合効果を使用できないようにするハウスルール案まとめ

 以前いくらか、OCS『DAK-II』で、英連邦軍が諸兵科連合効果を使用できないようにするハウスルール案について書いていたりしてました。

 で、ちょっと『Fighting Rommel: The British Imperial Army in North Africa during the Second World War, 1941-1943』という、北アフリカ戦の英連邦軍が学習していく過程を書いた本を再び読み進めていくことにしたら、そこらへんに関係する記述が出てきたので、ハウスルール案をまとめておこうと思います。



 まず、↓ということがありまして……。

北アフリカ戦時のイギリス軍は、なぜ諸兵科で連携せずに戦車だけで突っ込む戦い方をしていたのか? (2021/05/05)



 で、「ロンメルの第1次攻勢からのキャンペーン」において使用するハウスルール案として↓のようなのを出していました。
OCS『DAK-II』「ロンメルの第1次攻勢からのキャンペーン」3回目をハウスルール付きで開始しました (2021/10/21)から)

・(セットアップを除き)英連邦軍は各フェイズ終了時に、兵科マークが歩兵、機甲の2種類の異なる兵科ユニットを一緒にスタックさせておくことはできない(ゆえに、一緒に防御することもできない)。
・歩兵と機甲は、同じ攻撃に参加できない。
・砲兵ユニットや航空ユニットによってDGになった敵ユニットに対して、陸上ユニットは攻撃できない。
 ただし、独自の砲爆撃力を持つ支援グループ(歩兵)や旅団グループ(歩兵や機甲)等の、砲兵以外の砲爆撃によってDGになった敵ユニットに対しては、陸上ユニットは攻撃できる。
・これらのルールは、史実でモントゴメリーが就任したターンに廃止される。
【理由は北アフリカ戦時のイギリス軍は、なぜ諸兵科で連携せずに戦車だけで突っ込む戦い方をしていたのか? (2021/05/05)の辺りから】

・ゴットとキャンベルの能力を3から4に変更にする(つまり1悪くする)。
【オコーナーは優秀な指揮官であると思われ、3のままでいいと思うのですが、ゴットとキャンベルは戦術的には優秀とは言えない単なる勇猛な指揮官に過ぎないと考えた方がいいと思うので】

・英連邦軍のセットアップのSPの量を半分にする(端数切り上げ)。
【元のままでは、SPが有り余って困るほどでした】

・シナリオ7.5のメルサ・ブレガ周辺の英連邦軍の自由配置ユニットは、以下のように処理する。
1.塩沼には置けない。
2.移動モードでDGである。
【史実ではメルサ・ブレガ周辺の英連邦軍はシナリオが始まってすぐにダメージを負って撤退したのですが、シナリオの指定のままでは数ターンにわたってその周辺で粘れてしまいますし、枢軸軍はそこに手を出すことができません】

・イギリス第2機甲師団の訓練度は(「Training #2」ではなく)「Green」で7.5を開始する。つまり、第2ターン(4月1日ターン)には「Training #1」となる。
【どの本を見ても当時の第2機甲師団の訓練度はひどいものでしたが、ゲーム上では第2ターンには訓練が満了して強力な部隊になってしまいます】



 ↑ではゴットとキャンベルの能力値を4としていますが、↓では5が良いのではないかとしていて、今私は5が良いかと思います(また、↓の指揮官ハウスルールは使用しないとおかしなことになると思っています)。

OCS『DAK-II』の指揮官死傷チェックの改造ハウスルール案 (2021/06/13)



 また、イタリア軍の諸兵科連合効果も少し良くなかった面があるらしいので、イタリア軍への改造ハウスルール案も考えていました。

北アフリカ戦で英連邦軍は諸兵科連合できない(しない)……でもじゃあ、イタリア軍は諸兵科連合できるのか?(付:OCS『DAK-II』改造ハウスルール案) (2021/11/02)







 で、ここ以降で、『Fighting Rommel』で新たに見つけた記述とハウスルール案を追記していこうと思います。

 タッカーはバトルアクスの失敗の原因として、訓練不足、不十分な航空支援、装甲予備兵力の不足、歩兵の要塞意識の存在という4点を指摘しました。タッカーが、空軍はCAS【Close Air Support:近接航空支援】にさらに注意を払わなければならないと指摘したのも一理あります。シュトゥーカの急降下爆撃機が連合軍の野砲を無力化するのに効果的であったという彼の主張は正しいでしょう。英国の歴史家デビッド・フレンチは、RAF【イギリス空軍】はCASに関心がなかったと書いています。地上部隊に近接航空支援を提供することは、航空機の損失という点でコストがかかりすぎると考えていたからです。さらに、RAFは独立した航空機関として自らの存在を正当化するために、戦略爆撃という選択肢を全面的に採用していました。そのためRAFは、高速で移動する戦闘中にCASを提供するのに適した航空機も訓練されたパイロットも持っていませんでした。対照的に、ドイツ空軍は1939年までに、枢軸国地上軍にCASを提供するためのドクトリンと兵器(特にスツーカ)を持っていました。
『Fighting Rommel: The British Imperial Army in North Africa during the Second World War, 1941-1943』P29

 ドイツ空軍は別部門でしたが、CASに重点を置いていました。イギリス空軍が地上部隊から航空支援の要請を受けてから3時間かかったのに対し、ドイツ空軍はDAKから要請を受けてから30分後に目標上空に現れました。このことは、アーサー・カニンガム空軍元帥の作戦シナリオの評価にも表れています。彼は、砂漠における空軍の独立した役割を視野に入れて軍事情勢を見ていました。カニンガムが求めていたのは、空軍の独立した戦略的役割でした。
『Fighting Rommel: The British Imperial Army in North Africa during the Second World War, 1941-1943』P57



 この記述からすると、『DAK-II』の英連邦軍の爆撃機は、戦術爆撃機であっても対施設砲爆撃しかできない、ということでも良いのかもしれません。あるいは、通常の砲爆撃任務を行うことができるユニットや任務数をかなり制限するとか……?





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 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

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