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『Triomphe à Marengo』解読の試みその1(序盤に焦点をあてて)

 先日「小さなウォーゲーム屋」さんから購入した『Triomphe à Marengo』(Histogame)の解読プレイを尼崎会(拙宅)で、SUNPOさん、ひでさんとで試みてみました。





 コメント頂いていたように、結構大変でした(^_^; が、巻末に「プレイの例」というのがあり、それに沿って検討してみたところ、その途中まで進めることができて、いくらか理解は進んだかと思いました(全体像の30%くらい?)。



 自分達のルール理解のためにもサマリー的なものを作っていこうと思うので、分かってきたことを(間違いがある可能性は全然あることを踏まえつつ)まとめていこうと思います。間違いありましたら、どしどしご指摘下さい!(^^)




 まず最初に、『Triomphe à Marengo』(マレンゴの勝利)というゲーム名なんですが、略称として、『トリマレ』というのはどうでしょうか。

 フランス語だと思われ、発音は「トリヨーンフ・ア・マレンゴ」あるいは「トリオーンフ・ア・マレンゴ」なんじゃないかと思います。略称は、『とりま』というのもアリかもと思うんですが、ネタに走りすぎな気はします(^_^;
(「とりま」=「とりあえず、まぁ」の意味らしいです。私は全然使いませんけど……)


 一方、↓のような略称説も!(^^)







unit8390.jpg


 最初の方に説明されることとして、1つのエリアの中でコマがいる(いられる)場所として「リザーブ」と「アプローチ」(↑でブロックしているコマがいる場所)がある……という話があります。

 これらが何を表しているのかなんですが、解読プレイをしている内に、↓ということなんじゃないかと思いました。

・敵前(アプローチ)【敵を前にした前線にいる状態。】
・未投入(リザーブ)【前線へ投入されていない状態。敵前から未投入状態にされることも全然ある】


 未投入(リザーブ)から敵前(アプローチ)に移される、というのは、そのエリア(戦場のその辺り)で、未投入の状態から敵前に移される、ということでしょう。

 1つのエリアには「アプローチ」が3つとか5つとかあったりするので、そのエリアには敵前になる可能性がある面がそれだけあり、そして敵前(アプローチ)にコマが置かれていれば、その面はブロックされている。ブロックされていない面は脆弱である(そこから騎兵が急襲してきたりすると自動的に敗北してしまう)。

 自軍ターン開始時には(2番目に)「アプローチの更新」という手順があり、敵がいないエリアの敵前(アプローチ)に置かれているコマは未投入(リザーブ)に強制的に戻されます。逆に、敵がいるなら、戻せません。これも、アプローチにいてもそれが実質「敵前」でないなら未投入状態にされる、ということでしょう。


 あと、「アプローチ」には「狭いアプローチ面」と「広いアプローチ面」があり、狭い方はコマ1個で完全ブロックできるけど、広い方はコマ2個以上でないと完全ブロックできない(「部分ブロック」という、やや脆弱な状態)。

 それから、防御側のアプローチに描かれている兵科マークは、そこへ突撃する時にその個数だけ戦力が引かれます。「歩兵1」は常に描かれている?ので、防御側の方が有利だということを表している? 湿地込みの川だと「歩兵2・騎兵2」だったりして、それだけ攻撃には向かない面だということになります。「砲兵1」は建造物エリアへ/から描かれていて、そもそも砲撃できません。




 で、「アクション」として6種類が説明されますが、それらの特徴をいきなり全部覚えるのは難しかったので、プレイ上最初に必要な(そしてまた、このゲーム上ではかなり重要だと思われる)「Road March(道路行軍)」について。


(以下、シークエンスに従ってゲーム序盤から)
 初期配置が終わると、オーストリア軍ターンから始まります。

a.Morale(士気トークン)の獲得
【第1ターンのトラック上にある2つの赤い士気トークンを士気ボックスに移します。このMorale(士気トークン)がエリア上に移されたり、除去されたりしていき、士気ボックスにもエリアにも1つもない状態になったら士気崩壊して敗北します
b.アプローチの更新【既述。第1ターンには該当コマなし】
c.アクションの実行

 ↑の「c.アクションの実行」で、各ターンにCommand(指揮ポイント)が3ポイント使用可能であり、それを使用して6種類のアクションを実行していくわけで、これがメインの行動となります。


 ……が。オーストリア軍は最初、「Road March(道路行軍)」(と、特別に舟橋を使って1コマを1エリアだけ移動)しかできません(すべてのオーストリア軍コマは増援としてマップに入ってきて、そして増援は両軍ともRoad March(道路行軍)で入って来なくてはいけないので)。

 「Road March(道路行軍)」とは、道路(舗装道路と小道の2種類あります)で繋がっている、あるエリアの未投入(リザーブ)から、1~3個先のエリアの未投入(リザーブ)へコマを移動させること……というのが基本。

 そしてまた、これが、「舗装道路だけ」を通って行われるなら、Command(指揮ポイント)が必要ないのです!



unit8386.jpg

 ↑オーストリア軍はマップ西端真ん中あたりの舗装道路(と舟橋)から入ってきます。マップ上で赤茶色で最も濃く見えている線が「Main Road(舗装道路)」。それより細いのが「Local Road(小道)」です。


 ということは相手方としては、Main Road(舗装道路)を空けておくと、敵がそこからCommand(指揮ポイント)を使用せずに入ってきて、しかもさらに別のコマにCommand(指揮ポイント)を使用したアクションもされてしまうわけですね。



 しかしRoad March(道路行軍)にも色々と制約があります。

 先述の「道路から道路へ」「リザーブからリザーブへ(後述の例外あり)」の他に、

・1コマずつしかアクションできません(他の種類のアクションでは、3コマいっぺんにできたりします)。
・1コマずつしか次のエリアに入っていけません。
・1つの交差部(エリアと道路の交差する所)を道路行軍で通れるのは、1ターンに3コマまでです。


 プレイの例ではオーストリア軍の3コマ(+舟橋での1コマ)がRoad March(道路行軍)で入っていくのですが、Main Road(舗装道路)しか通っていないのでCommand(指揮ポイント)をまったく使用しておらず、私は「もしかして、3コマだけでなく無限に入っていけるのでは?」と思ったのですが、↑の一番最後のルールによって、それが制限されているということですね(^_^;


 それから、プレイの例ではRoad March(道路行軍)の先頭のコマが、移動せずに次のコマを待っているかのような選択肢が示されていて、ルール上ではそれができるとは書いていないような気がするのですが、プレイの例から類推するとそれはできるのだろうな、と。



 また、重要な特性として、騎兵がRoad March(道路行軍)しているのであれば、その途中(あるいは最後)に、Cavalry Continuation(騎兵の継続行軍)でいきなり敵エリアに隣接する敵前(アプローチ)に入って、Maneuver Attack(急襲)ができます。しかもこれも、Command(指揮ポイント)を消費しません!! (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 このあたりのことを述べられているのが、↓?

『Triomphe à Marengo』初見の感想


 史実から考えると、歩兵は見えている騎兵に対しては急いで方陣を組むなどして対抗できるのですが、見えていない場所からいきなり騎兵が出てくるとそれも間に合わずにやられてしまうということがあったそうです。そういうのに似たことが再現されるということでしょうか。




 で、オーストリア軍ターンは終わったものとして、次のフランス軍ターンについて。

 初期配置のフランス軍コマ(9コマ)は、オーストリア軍に奇襲を受けたとしてそのすべてが混乱状態で最低限の行動しかできず、回復させる必要があります。(「混乱状態」や「回復」というのは、この最初の9コマに対してのみ適用されるものだと思います。また、混乱状態かそうでないかを区別する方法がない?ので、オハジキなどを用意する必要があると思われます)

 1Command(指揮ポイント)を使用して回復を行います。

 この時、マップ上に回復済みのコマが2個以下であれば、1コマしか回復できません。3個以上あれば、2コマ回復できます。

 当然、最初は回復済みが0個ですから、1Command(指揮ポイント)で1コマしか回復できず、しかも最初のターンに1Command(指揮ポイント)で2コマ回復できることはあり得ないということになります。

 そして、1つのエリアに2コマいるなら、その両方を回復させるのでなければなりません。

 第1ターンには回復しかできないということはなく、回復させたコマに別のアクションは行えます(「アクションしたコマは、同じターンにもう1回アクションはできない」という制限がありますが、回復はその例外となります)。

(ちなみに、「回復」=「再編成」だと思いますが、ややこしいので↑では「回復」に統一しました)





 今回の解読はここらへんまででした(あとちょっと戦闘をしてみたくらいです)。

 すでに第1ターンから、特にフランス軍プレイヤーにとっては悩ましい状態でありそうな気がします。


 yuisikaさんのブログ↓にも、サマリー的なものがありますのでそちらもどうぞ。

「Triomphe a Marengo」(マレンゴの勝利)(Histogames)を対戦する



 yuishikaさんとは異なるアプローチで説明的なものを作ってみようとしましたが、うまいような、うまくないような……。

 多分、理解間違いが大量にあるかとも思われますので、ご指摘お願いします!(修正していきますので)



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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

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