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OCS『South Burma』(仮)製作のために:第46インド歩兵旅団の初期配置について

 第46インド歩兵旅団の初期配置について、かなり迷走しているのですが、考えをまとめるため&備忘録のため、ブログに書いておこうと思います。




unit8531.jpg




 ↓最初、および現状の初期配置場所(左上の2ユニット)

unit8530.jpg



 ところが、一時期はこの2ユニットを、Thaton(サトン)とBilin(ビリン)に初期配置することにしていたのでした。しかし、どうもそれは史実からするとだいぶやり過ぎ(無理)だったことに気付き、最初に設定していた状態にとりあえず戻しました。


 史実でこの部隊がどうであったかについて、引用しておきます。

【……】後者【第46旅団】はインドからビリン地区に移ってきたばかりで、輜重未着のため【1】月末まではビリンから動くことができない状態である。
『ビルマ攻略作戦』P154

 第46旅団は1月20日頃汽車にてビリンに輸送せられ、爾後サルウィン河(マルタバン及パアン対岸)の警備をなす。
『ビルマ攻略作戦』P168

第46インド歩兵旅団は、第16インド歩兵旅団の後方または北側に配置された。師団で最も古い旅団の一つで、1月末にビルマに到着した最初の増援部隊であった。第10バルーチ連隊第7大隊、第17ドグラ連隊第5大隊、第7グルカ連隊第3大隊の3個大隊からなる。第1大隊と第3大隊はインドから運ばれてきて輸送手段なしで下船し、輸送手段は1月30日まで到着しなかった。

1月16日、彼らはラングーンから鉄道で移動し、第17インド師団に合流した。その後、ビリン周辺への移動を命ぜられ、そこでKing's Own Yorkshire Light Infantry第2大隊と合流した。第17ドグラ連隊第5大隊は1月31日に到着し、翌日フニンパレ(Hninpale)地区【ビリンのすぐ南】で第46インド歩兵旅団司令部に合流した。そのM.T.【輸送手段? 輜重?】も後方に残された。旅団は経験の浅い部隊で構成され、それまで何度も何度もベテランを引き抜かれていた。個々の兵士の訓練は水準に達していなかった。新しい将校の流入と迅速な昇進は、経験豊富な将校にさらなる負担を強いていた。そのうえ訓練内容は、完了したら配属されるはずのイラク向けのものだった。ビルマに到着する前に、あと6ヶ月訓練を受ければ、はるかに優れた戦闘部隊になっていただろう。

この旅団の担当地域は、Kyauknyat、Kamamaung、Bilinで、Thaton方向へは小さな三角形の突起のようになっていた。司令部はビリンから3マイル南のフニンパレにあった。旅団の任務は、Papunを強力に保持することと、DagwinとKyauknyatのSalween川にかかるフェリーを保持することであった。第7ビルマ小銃大隊は、この目的のために一時的に旅団の下に配置された5。また、ビリン-サトンの道路をパトロールし、その地域の海からの接近を監視することになっていた。
『Indian Armed Forces in World War II - The Retreat from Burma』P120


 ↑この最後の、Papun保持のための任務というのは、ゲーム上では場所が離れすぎていて、この旅団のまとまりでやらせるのは無理という気がします(そもそも英連邦軍は師団や旅団隷下部隊の縛りが非常にゆるいですし)。


 現状の初期配置案では、戦闘モードでしか移動できないという制限を第3ターンまで付けてはいるものの、移動不可ではない、としています。第17ドグラ連隊第5大隊はラングーン港からプレイヤーが陸揚げし、その後恐らくプレイヤーが鉄道輸送で前線へ運ぶでしょう。

 しかし史実により忠実にするとすれば、ビリン地区周辺に数ヘクス以内自由配置で、その1月末まで(第4ターンまで)は移動不可、とした方がいいのかもしれません。その場合、第17ドグラ連隊第5大隊が1月29日ターン(第4ターン)にいきなりビリン地区に現れるべきなのでしょう。

 でも後者はどうにも、ゲーム的面白さに欠けるでしょうね……。前者は、やや史実からは逸脱するものの、ゲーム的面白さがあります。

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 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

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