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OCS『South Burma』(仮)製作のために:「フライング・タイガース」(AVG:義勇アメリカ航空部隊)について

 『シエンノートとフライング・タイガース ― 日本軍を震撼させた男』を、1942年の戦いのところまで読み終わりました。






 本を読んでいてシェンノートに関して非常に興味深かったのですが、「1942年のフライング・タイガース」についてそれほど詳しいというわけではありませんでした(^_^;(紙幅のバランス的にしょうがないと思います)


 略称のAVG(American Volunteer Group)の日本語訳なんですが、「アメリカ義勇部隊」「アメリカ合衆国義勇軍」というようなのを見るんですが、イメージとして非常に分かりにくいと思ってました。『中国=ビルマ=インド』を見ていると「アメリカ義勇航空部隊」と書いてあって少し分かりやすいと思ったんですが、ふと「義勇が最初に来た方が日本語的にいいのではないか」と思いつきました。なので、今後私は「義勇アメリカ航空部隊」と書いていこうかと思います。



 義勇アメリカ航空部隊は3個中隊から成っており、↓のようなニックネームが付けられていたそうです。

第1中隊:「アダムとイブ」(Adam and Eve)
第2中隊:「パンダ」(Panda Bears)
第3中隊:「地獄の天使」(Hell's Angels)


 『South Burma』(仮)は、通常のOCSの3倍スケールにして、航空ユニット1個で15機程度にしようかと思っています。日本軍の場合、1個中隊=約15機として良さそうだったのですが、連合軍側についてはまだ良く分かってません。しかし、日本軍と同様に1個中隊で航空ユニット1個に出来そうだとしたら、各ユニットに↑の名前を書いても面白いのではないかと思ったのですが、その後読んでいると↓のような話が出てきました。

 開戦【1941年12月8日】後一週間のパターンが以後のAVGの戦闘様式を決定づけたが、これが案外うまく機能しているのである。つまり、一中隊がラングーンに駐留してイギリス空軍と共同で、1942年3月にラングーンが陥落するまで戦い、その間、パイロットが疲れ、機体に修理が必要で作戦の継続が不可能になると、【中国の】昆明にいる二つの中隊の一つと交代するというローテーションなのである。昆明の部隊は基地の防衛と、作戦継続のための人員の休養、機材の修復に全力をあげるというシステムであった。
『シエンノートとフライング・タイガース ― 日本軍を震撼させた男』P129



 この話からすると、ゲームにはアメリカの色の「AVG」と書かれた航空ユニットが1個だけあり、そしてこの航空ユニットは絶対にステップロスしない(OCS『Hungarian Rhapsody』におけるルーデルユニットと同様)……というルールにするのが良さそうで、面白そうかと思いました。

 『中国=ビルマ=インド』を読んでいると、義勇アメリカ航空部隊の整備人員はむちゃくちゃ色々努力してP-40を飛行可能にしていただけでなく、様々な方法で性能向上もさせていたとかいう話で、ルーデルユニットが主にルーデル自身の不死身性によってステップロスを食らわない(?)のに対し、AVGユニットはローテーションと整備人員の頑張りによりステップロスを食らわないというのは面白い対比になっているような気がします。



 ただ、以前書いたOCS『South Burma』(仮)製作のために:1942年のビルマ戦のイギリス空軍の戦闘序列 (2023/03/24)を見返してみると、

1941年12月の戦闘序列(ミンガラドン飛行場周辺)
 アメリカ義勇軍第3飛行隊(「トマホーク」または「P-40」21機)

【2月3日の時点でのビルマにおける戦闘機兵力(可動機)は、
 AVG第1飛行隊トマホーク12機
 AVG第2飛行隊トマホーク8機


 とあって、厳密にビルマに1個中隊だけというわけではなかったのだなと思いました。

 また、↑の例ではビルマに20~21機いますから、15機で1ユニットだとするとそれよりはちょっと多い。そうすると例えば、1.5ユニット分(1枚は完全戦力面、1枚は減少戦力面)を入れておくか、あるいはユニットは1個だけども、レーティングを高くするか……。

 これまでのOCS(ルソンを含む)のレーティングからすると、この時期のP-40は空戦力3(OCS『Sicily II』の頃からアメリカ軍のものは4になる)で、日本軍側の九七式戦闘機は空戦力2です。これでAVGを空戦力4にする……のは、やり過ぎですかね?(^_^; でもユニット1個だけなら、結構ありかも……うーむ。



 ↓OCS『Tunisia II』のアメリカ軍P-40ユニットと、OCS『Luzon: Race for Bataan』の九七戦ユニット。

unit8606.jpg




OCSにおけるカーチスP-36とP-40について (2022/09/26)



 今後また情報を収集、集積していこうと思います。


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 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

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