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OCS『South Burma』(仮)製作のために:1942年のビルマ戦のイギリス空軍の戦闘序列

 『Burma, 1942: The Japanese Invasion』の巻末のまとめの続きです。今回は、「イギリス空軍の戦闘序列」という項目から。


 今回は和訳を挙げるのではなく、抜粋の方が良さそうなのでそっちで。『ビルマ航空戦』による情報も【】で付け加えています。

 「飛行隊」と書いてあるのは「Squadron(飛行中隊?)」です。イギリス空軍等のSquadronがだいたい何機ぐらいなのかまだ分かってません(>_<)


 OCSの航空ユニットは45機で1ユニット(完全戦力面)であり、減少戦力面だと25機程度だということになるのかもですが、1942年のビルマ戦で可動していた航空機は機種毎では10機内外とかいう世界で、ユニット化に難があります。

 そこで、陸上ユニットを3倍スケール(通常では大隊が2戦力であるのを、6戦力とする)にするのだから、航空ユニットも3倍スケールにする、つまり15機で1ユニット(完全戦力面)とし、減少戦力面では7~10機程度とするのもアリではないかと考えました。また、OCSでは減少戦力面の航空ユニット2個をいつでも統合して完全戦力面にできるのですが、OCS『South Burma』(仮)の1942年用の航空ユニットは減少戦力面しかないようにして統合はできない、また補充も1ステップ単位であるということが分かりやすくするという案もあるかも(航空ユニットの補充は1ポイントで2ステップ分である、というOCSゲームの方が最近は多い気がするので、それらと混同しないようにするため)。

 念のため、3倍スケールであったOCS『Reluctant Enemies』で、航空ユニット、そして砲兵ユニットも3倍スケールであったのかどうか聞いてみた(サルツマン氏経由で、デザイナーのカーティス・ベーア氏に)ところ、いずれも「No」という返答でした(^_^;




1941年12月の戦闘序列(ミンガラドン飛行場周辺)
 イギリス空軍第67飛行隊(「バッファロー」(旧式の戦闘機)18機)
 ビルマ義勇軍航空隊(「タイガーモス」(通信連絡任務)11機)
 アメリカ義勇軍第3飛行隊(「トマホーク」または「P-40」21機)

 第60飛行隊(「ブレニム」)は名目上は戦力に加わっていたがマレーで訓練中で、ビルマに戻ることはなかった。




1942年1月7日
 第113飛行隊(ブレニム)が到着し、限定的な攻撃行動を開始することができるようになった。



(1月20日からゲーム開始)


1月末
 バッファローは4機しか残っていなかったが、3個飛行隊分のハリケーンが9段階に分けてイラクから空輸されてきた。



1月から2月にかけての増援
 イギリス空軍第17飛行隊(ハリケーン)
 イギリス空軍第135飛行隊(ハリケーン)
【↑1月28日にハリケーンⅡB型を装備する第135飛行隊の主力がミンガラドンに到着。代わりに第67飛行隊のバッファローはトングー飛行場へと後退】
 イギリス空軍第113飛行隊(ブレニム)
 イギリス空軍第28飛行隊(ライサンダー
 インド空軍第1飛行隊(ライサンダー)(これらの直協機(直接協同機)は軽爆撃機として使われることもあった)
【2月5日から3月12日まで、印度空軍第1飛行隊の全ライサンダーで日本軍の飛行施設、在地機への攻撃を3月12日まで継続
チェンマイ、チェンライなどの飛行場も。その後、インド第1飛行隊は飛行機をビルマ義勇空軍に引き渡し、人員のみがインドに後退】

【2月3日の時点でのビルマにおける戦闘機兵力(可動機)は、
 77戦隊九七戦23機
 50戦隊九七戦20機

 第17飛行隊ハリケーン7機
 第67飛行隊バッファロー4機
 第135飛行隊ハリケーン4機

 AVG第1飛行隊トマホーク12機
 AVG第2飛行隊トマホーク8機

 日本軍の戦闘機の数的優勢も危ぶまれる事態になりつつあった。しかし防御のため、兵力を分散せざるを得ない連合軍側に対して、攻勢をとる日本側には、まだ戦闘機を集中使用できる利点があった。】


【1941年12月11日~1942年2月24日の両軍損失
九七戦23機
一式戦2機
(連合軍の地上砲火や連合軍爆撃機との交戦で失われたものはない)

連合軍戦闘機17機
(連合軍戦闘機の損害には、地上砲火や日本軍爆撃機との交戦で失われたものは含まない)】


【2月27日時点のミンガラドン飛行場の連合軍戦闘機隊の可動兵力は
トマホーク5機
ハリケーン4,5機にまで減っていた

 日本側はこの日の飛行場攻撃で、航空撃滅戦をいったん終了し、しばらくは航空部隊の後方補給の充実と、戦力回復に力を注ぐことになった。連合軍は可動10機程度にまで落ち込んだが、【その後? 2月末から3月上旬ということ?】中東からハリケーンが逐次到着し、AVG(の?)第3飛行隊の一部が昆明からマグエに飛来したことで、可動兵力はトマホーク、ハリケーンを合わせて27機にまで回復した。】



3月上旬の増援
 イギリス空軍第45飛行隊(ブレニム)


 予備品や工具の不足、機体の酷使等により2月から3月上旬にかけての機数は、ブレニム6機、ハリケーン12機、トマホーク12機を超えることはなかった。【ただし、3月2日に第113飛行隊のブレニム9機がキャクトー、ビリン、タトン間の路上にいた日本軍車両を攻撃したという記述も】



【3月16日付けの連合軍戦闘機兵力は、
第17飛行隊ハリケーンⅡ型保有16機
第136飛行隊ハリケーン保有10機(Ⅰ型(訓練専用とされていた使い古し)9機、Ⅱ型1機)
AVG第3飛行隊トマホーク保有6機】




 これもまた、今後調査継続し、情報集積していくということで。


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Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! VASSALでのオンラインインストも大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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