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OCS『Arakan』(仮)の第1次アラカンキャンペーンシナリオの初期配置を考えてみました

 OCS『Arakan』(仮)のユニットマップを印刷したので、第1次アラカンキャンペーンシナリオの初期配置を考えてみました。


unit8953.jpg


 1つの案として、1942年12月15日ターンから開始します。赤い円は、「2ヘクス以内に自由配置」という感じ。日本軍部隊がアキャブ周辺に密集しすぎに見えるかもですが、アキャブ島に英連邦軍が直接上陸作戦を敢行してくる可能性があると日本軍は考えていました(実際、英連邦軍はそのように考えていたのですが、舟艇の都合がつかなかったのでした)。前線に出ている日本軍2ユニット(2個中隊)はあくまで前線偵察という感じです。

 史実では日本軍の前線の2個中隊は、「英連邦軍の本格攻勢の開始初頭に各個撃破されてしまう可能性が高い」として撤退を開始。その直後に攻勢のために前進した英連邦軍はもぬけのからになったかつての日本軍陣地を発見したのでした。

 12月15日ターンの先攻は日本軍とし、日本軍プレイヤーは史実通り撤退するか、あるいはそのままそこにとどまるかを選択できる……ということにしようかと。


 あとは、史実での進展状況を確認しつつ、補給線の状態を設定していくことが重要だと思われます。OCSは補給がなければ何もできない(極端な場合、部隊の維持さえできない)システムであり、史実で英連邦軍はこの後、補給路を慎重に確保しながら割とゆっくりと前進したことが過失の一つされている(しょうがない面も大きいと思うのですが)ので、そこらへんが再現可能なように。

 恐らく連合軍は史実的に一般補給路をまったく引くことができず、キャンペーン中ずっと「マップ上のSPを一般補給のために消費する」のでなければならないと思われます。つまり、かなり「補給ゲー(ム)」的な要素が強いという、OCSの中でもややマニアックな性質のシナリオではなかろうかと……(^_^;


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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! VASSALでのオンラインインストも大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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