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OCS『Burma II』ショートシナリオ2:ウ号作戦を2日かけて研究プレイしました

 尼崎会(拙宅)にて、OCS『Burma II』ショートシナリオ2:ウ号作戦の研究プレイを、2日かけておこなっていました。

 いつものワニミさんと私+富山県からKさんが来られた上、古角さん(1日目)、下野守さん(2日目)が参加され、それに岡山県からTOROさんが2日目に2時間ほど観戦されていきました。色々な話で盛り上がったりもして、楽しかったです(^^)(1日目はサンセットゲームズの話とかで、2日目は私以外の全員が仮想戦好きの方々で、そこらへんでえらい盛り上がってました(^_^;)


unit9772.jpg

 1日目には古角さんが最近購入されたというGoProで盤上やプレイの様子を撮影しておられ、その夜と翌日に即ツイッターで動画をアップされてました。





 編集が非常に簡単にできるそうで、なかなかいいですね~(^^)



 研究プレイの方ですが、「日本軍むっちゃ厳しくない?」と日本軍プレイヤーから意見が出る一方、英連邦軍側はSPも輸送トラックもだだ余りで、建設に2SPもかかる陣地をどんどんいっぱい作ってレベルアップさせていきます。

 日本軍はこのままでは苦しい、ということで一度セットアップし直して、それまでに得られた教訓も織り込みつつ、2度目の研究プレイとなりました。そしてある時……。

「あれ、英連邦軍が一般補給を受給(draw)しにいく時って、徒歩移動コストで数えていいんですよね?」
(徒歩移動コストなら小道は1移動力だが、通常受給の時に使用される自動車化移動コストならこのゲームでは8移動力もかかる!)


unit9769.jpg

「え、そうなんじゃないんですか? ちょっと待って……(ゴソゴソ)。あれ、徒歩タイプで受給線を設定できるのは日本軍だけですよ!?(2.5c)」
「な……なんだってぇーっ!?」
「だとしたら……うわぁぁっーーー!! ここも……ここも……あそこも……一般補給が引けない!」

「あっ、そういえば、英連邦軍の補給源はどこなんですか?」
「えっ、それはディマプールですけど……あれっ? じゃあインパールにいる司令部は受給線を全然設定できてないじゃないか!? あっ、ということは、7SP分もある輸送トラックだけど、うち5SP分でエクステンダーを作っておかなければならないのか……。だとしたら、別に輸送トラック余ってないって!」
「コヒマ東方の山の中にいる部隊に一般補給を与えるためにも、ラバを割いてSPを運ばなければ……(T_T)」

 ……というわけで、英連邦軍は別に全然余裕があるわけではないことが判明(^_^; 一気に「勝負は分からない」感が出てきました。……って、まあそうでないと史実との比較的にもおかしいですし、通常は受給線は自動車化移動コストで引くものなので、日本軍側の特別ルールを連合軍側も使用できると(なぜか)思ってしまっていたこともダメダメなのですが(ただ、他のOCSゲームでは小道はすべての移動タイプで1移動力というのばかりなので、4、8、1などというとてつもない移動コストの在り方に慣れるのに時間がかかった、ということはあるのです、と言い訳)。

 しかしともかくも、この件に1日目の午後に気付けて良かったです。気付けてなければどうなっていたことか……。他にもまだ気付けていないことが多数あるかもですが……。



 というわけで、ルール的な、教訓や、出てきた疑問をBoardGameGeekに質問して得られた回答を列挙しておきます。

・小道の移動コストは装軌4、自動車化8、徒歩1という類を見ないものなので気を付けるべし。泥濘になったらそれぞれ2倍!

・日本軍の徒歩タイプのユニットや司令部は徒歩移動コストで受給・支給できるが、連合軍側は全部(チンディットやガラハドも)自動車化移動コストで受給・支給しなければならないので注意。実際のところ、コヒマ東方の山の中や、インパール平原東方の小道しかない経路の場所は、ラバでSPを運んで一般補給をわざわざ入れない限り、部隊を置いておけない。あと、日本軍側のインド国民軍(INA)も自動車化移動コストでしか補給線を引けないことに注意(トラックで運ばれた食料しか食べようとしないインド人……?(>_<))。

・『Burma II』の輸送ワゴンの移動コストは黒色で、自動車化なので気を付ける(他のOCSゲームでは白で、徒歩なのに)。

・バンザイアタックの時に使用するARは、もしDGなのであれば-1される(修正を受けないのは損耗チェックの時だけ)。

・英連邦軍はセットアップで持っている輸送トラック7SP分のうち、5SP分をエクステンダーにしないと、そもそも一般補給が引けない。ディマプールからインパールへ繋がる全天候道路が日本軍によって遮断されたら、インパール平原にいる部隊は全部一般補給切れになるので注意。

unit9768.jpg




 あと、我々の間でまだ未解決の問題として、「チンドウィン河問題」というのが持ち上がっております。

unit9767.jpg


 2.5bに、チンドウィン河に連合軍の攻撃可能ユニットが隣接していると、それより上流(北方向)のチンドウィン河を日本軍側が補給線として使用できなくなる、という話があります。

 で、連合軍側がそれを狙って、

1.第1ターンの先攻日本軍リアクションフェイズ中に、16.33にSPを空中投下。
2.第1ターン後攻連合軍移動フェイズに14.35にいた80-20Indが予備モードになって15.34に移動。さらにSPの空中投下も。
3.続く突破フェイズに同ユニットが16.33に移動。

 すると、日本軍の第31、15師団の一般補給が切れるので、その後日本軍側はそれら部隊の一般補給をSPを払って入れなければなりません(1ターンにつき3~4T程度らしいですが)。この80-20Indを北側から退却させても、まだチンドウィン河に接し続けるどころか、チンドウィン河東岸に退却したら、日本軍側はこのユニットをどうにかするために東岸に移動しなければならない? 空中投下は1ターンに4T分試みることができるので、大体生き残るのは確実です。

 日本軍側の対処法としては、この場所の南北にいる第15師団と第33師団のかなりの戦力をこちらに振り向けるだとか、あるいは空中投下のためのリソース(輸送機)を他に回さざるを得なくするために、他の戦線で連合軍を包囲しまくる……などの方法が考えられるかとは思いましたが、トータルではまだ連合軍側に利があるような気が……。いや、連合軍が6-3-3ユニット1個と輸送機とSP(空中投下チェックで失われる可能性もままある)というリソースを注ぎ込んだ結果が、毎ターン日本軍側に4T余分に消費させるだけならば、日本軍側は「別にやったらいいんじゃない? 損してるのは君の方だし」となりますかね……? ふむう……(この戦場のベテランの方、教えて下さい!)。




 今回の研究プレイですが、3月29日ターン(第5ターン)に、第33師団(富山のKさん指揮)がインパール平原に出たあたりで時間切れお開きとなりました。

unit9766.jpg

 しかしこの展開は、史実よりもだいぶ進撃が早いのでは……。史実では、3月25日時点でまだSinggel周辺で戦闘が繰り広げられていたようですので。

unit9777.jpg

 ↑②の西のあたりがSinggel周辺。

 英連邦軍側は、あまりにも迅速に兵力を引き過ぎた?


 私は英連邦軍側をプレイしていたのですが、なかなかに興味深く、非常に楽しめました。また、7月23,24日のミドルアース大阪での連続例会に向けて、いくらかでもプレイしていけたらと思います。


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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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