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『The Italian War on the Eastern Front, 1941–1943: Operations, Myths and Memories』を注文しました

 またぞろ、Amazonの「本のおすすめ商品」を見ていましたところ……(この機能、自分の閲覧履歴や注文履歴を元におすすめ商品を表示してくるのだと思いますが、少なくともことミリタリー系の洋書に関しては、「えっ」と思うような自分にとって読みたい、新しく出版された本を表示してくる確率がかなりあると思います。それ以外のカテゴリでそういう風になったことないですけど:p)。

 『The Italian War on the Eastern Front, 1941–1943: Operations, Myths and Memories』という本が表示されており、イタリア軍、特に東部戦線のイタリア軍に興味のある私は「おっ?」と、当然クリックしてみますと……。




 とりあえずまず値段が! ハードカバー版が10,662円で、Kindle版でも9,031円。なかなか見ないような値段です。しかし、出版は2019/9/20と最新

 内容紹介を読んでみたところ、研究が少なかった東部戦線のイタリア軍に関して、伊独露の資料を用いて広範に深く、今までの見解に修正を加えた……とかなんとか。「うーん、いいじゃないか」

 裏表紙の「推薦の辞」?みたいなのが読めるので見たところ、まあ絶賛してあるわけですが、その辞を書いた人の名前が「David Stahel」って……。スモレンスク戦の時点で独ソ戦はすでに挫折していたというテーゼを打ち出した本(学位論文?)を書いたストーエル?

 大木毅さんの「隠されたターニング・ポイント スモレンスク戦再評価」という記事(『ドイツ軍事史――その虚像と実像』に収録されていると思いますが、私は同人版で所有)では「ジョン・ストーエル」とあるのですが、一時期フンボルト大学に行ってたとか、ケンブリッジ大学出版局から出版された『バルバロッサ作戦と東方におけるドイツの敗北』という書名などは一致するので、同一人物なのでしょう。




 「うーん、なんかすごいな……」と思いつつ「なか見!検索」を見ていったところ、目次の時点で……


unit9800.jpg

 特に2、8、9、10章に分析的な記事があるようなのを見て、「はい、購入確定!」(^_^;

 実際のところ、これが2万円や3万円でも買わざるを得なかったと思われ……。


 実は『Sacrifice on the Steppe: The Italian Alpine Corps in the Stalingrad Campaign, 1942-1943』(イタリア軍やアルピーニ軍団を過度に肯定している可能性がある)をある程度読んだら、その客観性を次はドイツ語で書かれた東部戦線のイタリア軍に関する本である『Die Italiener an Der Ostfront 1942/43: Dokumente Zu Mussolinis Krieg Gegen Die Sowjetunion』を買って、ネット翻訳でなんとか読んでいかざるを得ないか……とも思っていたのですが、これなら『The Italian War on the Eastern Front, 1941–1943: Operations, Myths and Memories』さえあれば、そこらへんの問題は解決する?

 『Die Italiener an Der Ostfront 1942/43: Dokumente Zu Mussolinis Krieg Gegen Die Sowjetunion』に関しては↓こちら。

東部戦線でのイタリア軍兵士のソ連市民への残虐行為はあったか? (2017/10/31)



 『The Italian War on the Eastern Front, 1941–1943: Operations, Myths and Memories』なんですが、でっかい本だったりするのだろうかとも思ったのですが、サイズが書いてあったので見てみると、いやいや、普通のサイズです。とすると、チャンドラーの『ナポレオン戦争』の和訳本(原典は1冊本で、数千円で買えるのに、和訳本は5分冊で1冊10,000円)みたいに、「数が売れることが見込めないから1冊の値段を無茶苦茶高くするしかないのよ」というやつなのでしょうか。でもまあ、自分にとってクリティカルなものには、どれだけでもお金を出していくという方向性で。そうすればこそ、その分野で採算が取れ(るのに近づき)、活性化するわけですから。


 先日出版された『戦争は女の顔をしていない』のコミックス版もそうで、コミックスがどれだけ売れるかに今後連載を続けられるかがかかっているということで、私はAmazonで先行予約で4冊注文しました!(そして甥っ子や知り合いに配る)



 昨日届いて読み返していた(ウェブ上ですでに読んでいるので)のですが、また滂沱しながら読んでました。


 皆さんも、『The Italian War on the Eastern Front, 1941–1943: Operations, Myths and Memories』は買わなくても読まなくてもいいので、コミックス版『戦争は女の顔をしていない』は買うか、そうでなくてもウェブ版でぜひ読んで下さい!(^_^;





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DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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