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「ソ連軍資料室」というウェブサイトから:「狙撃兵師団」ではなくて「歩兵師団」と呼ぶべき?

 「ソ連軍資料室」というウェブサイトがありまして、むかーしにMustAttack上でその存在を教えてもらったことがあったかもなのですが先日、尼崎会に来てくれている肉入り鍋さんからも「このサイトがいいですよ」と教えて貰いまして、しかもプロバイダの関係でもうすぐこのサイトは消えるらしいとかで、ちょこっと暇があった時に、サイトを一括保存できるフリーソフトで保存を試みると共に、少し目を通してみました。

 その際、なるべく作戦級的(OCS的)な記事に目を通してみますと……。

 「戦線司令官たちの大祖国戦争」「護衛戦闘機ヤコヴレフ」なども非常に興味深かったのですが、一番「これは!」と思ったのは、「「狙撃兵」とは何か」という記事でした。


 ソ連軍では歩兵師団のことを「狙撃兵師団」と称する、という話がありまして、英語文献でも「Rifle Division」と表記されています。しかしこの記事では、検討の結果、結局は「歩兵師団」と書いた方が良いのではないか……となってまして、その内容に大いに感得するところがありました。ので、以後私はソ連軍のそれは「歩兵師団」と表記しようかと思います!(このブログでは当初「歩兵師団」と書いており、途中から「狙撃兵師団」と表記するようにしていたのでした)。

 尤も、「いやいや、狙撃兵師団と書くべきだよ、なぜなら……」というコメントや記事などを読んだとしたら、また意見が変わる可能性もありますけど(^_^;

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公式の「The OCS Depot(OCSの集積所)」が開設されていた?

 MMPのツイッターで知ったのですが、「The OCS Depot(OCSの集積所)」というサイトがあるとのこと。


 「僕たちのOperational Combat Systemのゲームをプレイするなら、OCSの集積所というサイトをぜひ知っておくべきだね」という感じでしょうか。

 OCSのSが「Series」でなく「System」となっていますが……(その方がいいような気もしますけど)。


 どうも色々見ていると、今までの公式のOCSサポートページからもリンクされていますし、そのリンクが「OCS Depot's OFFICIAL Honcho Support Page!」となっていますが、「OCSのHoncho(責任者:日本語の班長から来た英語)」といえばOCSのデヴェロップを良くやっているジョン・キスナー氏がそうだと思われ(どこかでそう書かれていたのを読んだ記憶があります)、そして当該「The OCS Depot」はページの一番下に「© 2019 The OCS Depot」と書いてあるので、2019年に開設されたということ???

 私が開設している「OCSの物置2」の「物置」というのは英語でいう「shed(家庭用の物置)」のイメージなのですが、「Depot」の方はもっと大規模な、物流とか軍事における「倉庫、集積所」というイメージで、かぶったようなかぶってないような……(^_^;



 で、見てみると、今までの公式サポートページには(多分)なかったような、色々面白いコンテンツがありました。

 とりあえずまず、OCSの次回作は『Hungarian Rhapsody』で決まりなのか、4-18というナンバリングがされてました(『Hungarian Rhapsody』は長らく、出る出るとされながら、『Smolensk:Barbarossa Derailed』に抜かれた感があったのですが)。

 その『Hungarian Rhapsody』のページの「HR Campaign in Photos」は、『Hungarian Rhapsody』に出てくる航空ユニットとその航空機の写真、あるいは陸上ユニットとその部隊が装備していた装甲車両の写真、および説明文があり、また戦場写真とその説明などがあるようでした。「HR Personalities」の方は両軍の指揮官の写真と説明文で、この2つのpdfは分量的にもものすごくて、個人的にかなり価値があるように思いました。とりあえず保存しておいて、実際にこのゲームをやる段になったら印刷して読んでみましょうかね……。

 あと、『Hungarian Rhapsody』については3月22日のMMPのツイートに↓のようなものがあり……(「2019年3月22日」の部分をクリックするとそのスレッド(複数のツイートをつなげたもの)を見ることができます(?))。


 各シナリオの大きさなど、色々情報が出てました。


 『Smolensk:Barbarossa Derailed』や『Tunisia II』には、ユニットの画像を使用した増援到着表が用意されてました。


 『Beyond the Rhine』のページで面白かったのは、「BTR and Normandy」という、OCSノルマンディーと『Beyond the Rhine』との連結マップの概略データでした。表示に時間がかかったり、縮小されて表示されたりすると思いますが、倍率をいじって見てみると、ラフなマップながら結構ちゃんとデータ化されている感があります。OCSノルマンディーはこれまたちょうどフルマップ4枚に収まる(ブルターニュ半島の先端が収まってませんが(^_^;)ようで、ぜひ出して欲しいものですね~。


 『DAK』&『DAK2』のページには、かつての(The Gamersの?)サポート誌『Operations』の記事そのままですが、「Mersa Matruh Scenario」という追加シナリオがありました。どうも、ガザラの戦いの後、エル・アラメインへの連合軍の退却と枢軸軍の追撃を扱ったシナリオのようで、私はこの局面にかなり興味があって、『DAK2』にそのシナリオがないか探してみたがなかった……ということがあったので、もし私が期待するものだとすれば大興奮ものです!

 それから、これまた『Operations』の記事で、「The Bordello」というのは『DAK』&『DAK2』に含まれているイタリア軍の移動娼館ユニットについての詳しい記事のようです(^_^; とりあえず値段の表とかがありました。これは読まないとダメですね!(今ちょっと忙しいので、余裕ができたら)。


 ↓『DAK-II』の移動娼館ユニット(左が戦闘モード、右が移動モード)。

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OCS『Beyond the Rhine』フルキャンペーンセットアップ完了

 尼崎会(拙宅)におけるOCS『Beyond the Rhine』のフルキャンペーンのセットアップを完了しました。


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 飛び入り大歓迎なんですが、良く参加するワニミさん、肉入り鍋さん、私の3人でとりあえず戦区の割り振りをしました。ただし、とりあえずまずは松浦方式(全員で片方の陣営をプレイし、反対陣営も全員でプレイする。戦区はなるべく自分対自分にならないようにする)でプレイします。

 私が連合軍最高司令官(アイゼンハワー)、ワニミさんがドイツ軍最高司令官(ルントシュテット)。

 さらにまず連合軍側の戦区を3つに分けました↓

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 黒い実線がセットアップ時の戦線で、連合軍が西からマップ内に進入してきたところです。

 で、赤い点線が戦区境界で、

一番北:イギリス第2軍(デンプシー)……ワニミさん
 (すぐにカナダ第1軍も入ってくるので、全体でイギリス第21軍集団(モントゴメリー))
真ん中:アメリカ第1軍(ホッジス)……肉入り鍋さん
一番南:アメリカ第3軍(パットン)……私

 マーケットガーデン作戦の時に降下していた第1連合空挺軍はアイゼンハワーの直轄で、秘密裡に空挺降下場所をプロットしておきます(2ターン前にプロットしなければいけないので)。


 ドイツ軍側は、

一番北:第15軍(ツァンゲン)&第1降下猟兵軍(シュトゥデント)……肉入り鍋さん
真ん中:第7軍(ブランデンベルガー)&第1軍(クノーベルスドルフ)……私
一番南:第5装甲軍(マントイフェル)&第19軍(ヴィーゼ)……ワニミさん

 としました。

 飛び入りの人が来た場合には適宜戦区を渡しますし、戦区の受け渡しとかもありで。



 ↓史実でマーケットガーデン作戦がおこなわれた戦区の様子。

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 ゲームは1944年9月5日ターンから始まりますが、史実でのマーケットガーデン作戦は9月17日(第4ターンにあたる)に開始され、第8ターンまで続きました。黒い実線がセットアップ時の戦線で、黒い破線が史実における9月16日の戦線、赤い矢印がマーケットガーデン作戦の進路です。もちろんゲーム上で同じように作戦がおこなわれるとは限りません。



 ↓パットン第3軍の攻略目標メッツ周辺。

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 真ん中あたりにメッツ(Metz)があります。史実では第1ターン(9月6日)にメッツの攻略を目指すサンダーボルト作戦が開始されましたが失敗を繰り返し、最終的にメッツが攻略されたのは11月25日(第25ターンにあたる)のことでした……。



 オプションルールですが、2.9fのヴァハト・アム・ライン作戦の時の「自動イニシアティブ」、5.10の「連合軍の独立ユニット」、6.1の「コメット作戦」を採用することにしました。


 次回からプレイなのですが、来週は尼崎会はお休みにし、再来週から(メビウス氏が来られる可能性があるようにするために)毎週日曜日に開催ということにしたいと思っています。

大木毅さんの新刊『「砂漠の狐」ロンメル』が発売されてました

 今日朝、読売新聞日曜朝刊の書評欄を開いて、「砂漠の狐」と書いてあるのが目に入り、すごくびっくりしました。

 良く見てみると、大木毅さんの『「砂漠の狐」ロンメル』という本が角川新書から出ているということで、「おお~」と。

 日本におけるロンメル像の認識は40年遅れだそうで、最新の研究成果によるロンメル像を提示してくれそうです。早速、購入したいと思います。



 ↑3/9発売となっているのにもう6件もレビューが……すごい(^_^;



 ところで、前号のコマンドマガジンの大木さんの記事が「ロンメルはパスタを好んだか」というもので、私は以前、ロンメルは隠れてパスタを食っていた!? (2013/12/11) というエントリを書いていたのでその記事がかなり気になって、こかどさんに「読ませて欲しい!」とお願いしていました。

 で、先日のゲームマーケット大阪でようやく読ませてもらったのですが、読んでみると大木さんの記事のソースも私のと同じもの(だけ)でした。違うソースならこの話に信憑性が格段に増したところですが、同じソースならまだ良く分からないところか……(しかも取り上げたのは私の方が遙かに早かった!(^-^))。

 ただ、私も当該エントリで「この本の記述がそれほど詳しくないので、結構推測混じりになる」と書いていたのですが、大木さんも「証言には、ある曖昧さがある」とし、↓のように書いておられました。

 ……「旅行」というのは、そのような前線視察のことではなく、同盟国イタリアの軍首脳との協議のため、後方の高級司令部に赴くという意味ではなかろうか。それならば、イタリアの将軍・参謀たちを迎えての会食ということも多々あったろうと推測され、その際にパスタを供したとしても不自然ではない。シュピターラーが、食材の調達を命じられたのも、かような背景があったのではないかと、筆者は想像する。
『コマンドマガジン Vol.144』P39



 なるほど~。そうかもしれません。いや、そういうことにしましょう(おい)


 この件が新刊の新書に含まれているどうか気になるところですが、いやしかし、新書で、つまり1000円程度の本で出版されて、結構多くの書店に並ぶだろうことは非常に喜ばしいですね~。これまでの大木さんの本は4000円~6000円くらいででっかい本屋にしかないのが普通のことでしたから。


 あと、(今や大木さんとは仇敵となったっぽい)山崎雅弘さんの『詳解 西部戦線全史』(学研M文庫)を私は持っていたのですが、ちょっと前に朝日文庫からその改訂版『新版 西部戦線全史』が出てまして、書店で見かけた時には「改訂前版を持っているしなぁ……」ということで購入は見送っていたのですが、今度OCS『Beyond the Rhine』をやることになって、すでに一度読んだこの本を読み返そうとした時に、「どうせなら改訂された本の方で読んだほうがよくね?」と思い、ネット注文して購入しました。



 これも1300円くらいで買えますし、読書メーターというサイトでは肯定的な書評が結構ついてました。それに学研M文庫より、朝日文庫の方が若干、普通の本屋でも並びやすい……?


 改訂の度合いが知りたかったのですが、「大幅に加筆」「加筆修正した、増補新版」とかって書いてある(だけの)感じでした。修正箇所が多岐にわたって、いちいち書けないくらいだったということでしょうか。でもそういうことはいくらでもあると思うので、全然OK! むしろそういうの大好きです。

 『Beyond the Rhine』プレイに向けて、また読んでいくつもりです。

洋書のWW2指揮官本をまとめ買いしました

 「北アフリカ戦線」の指揮官まとめで、オコーナー将軍についてのまとめ作業をしていたんですが、そこらへんでフト思いついて、以前洋書で存在は確認しても買わないでいた、WW2の指揮官本をもう、まとめて買ってしまうことにしました。どうせ興味のあるところですし、また「まとめ」作業的にも、今のうちに揃えておけばいいかな、と……。


 以下のものを買いました。





 全部ペーパーバック版で(でもなるべく古本で安く)。Kindle版だともっと安く買えるのですが、私はどうも電子書籍はあまり良くないっぽいです(一覧性が悪いのがしんどい。マンガとかだと基本的に順番に読んでいくので、電子書籍でもいいと思うのですが)。

 ただ、イタリア語の本で「WW2のイタリア軍の将軍」本があったりしたら、それはKindle版で買えば、イタリア語本文をコピー&ペーストでGoogle翻訳にかけられるので、Kindle版で買いたいと思います。しかしちらっと探してみたのですが良く分からず……。



B-17 フライングフォートレスが登場するアニメと、戦略爆撃は是か非か論争(付:OCS『Sicily II』)

 9ヵ月前に発表されていたPVの存在を、今日初めて知りました(^_^;





 キャラクター達が爆撃機の爆弾倉に吊り下げられているようで、その爆撃機が飛んでいるシーンがかっこいいですが、爆撃機の外見について詳しくない私は、ぱっと見では何という機種が分からず。しかし調べてみると、B-17で間違いなさそうでした。


 ↓OCS『Sicily II』のB-17

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 戦略爆撃機として有名なB-17ですが、ヨーロッパへの戦略爆撃がおこなわれていたまさにその時期を扱うOCS『Beyond the Rhine』には登場しません。というか、『Beyond the Rhine』には戦略爆撃機(Sのマークが付く)はまったく登場せず、戦術爆撃機(Tのマークが付く)だけが登場します。これは、『Beyond the Rhine』はドイツへの戦略爆撃を再現するものではなく、戦術爆撃までが再現の対象であるからということなのでしょう。


 そのヨーロッパへの戦略爆撃についてですが、戦後にものすごい論争があったそうです。

 最後に挙げた戦略爆撃機をめぐっては、軍事史という分野ではまれなことだが、学者のあいだで普通の論争の域を越えた反目が起こった。連合国がドイツに対して戦略爆撃キャンペーンを実施したのは正しかったか否か、その便益は費用を上回ったか否かをめぐって、当時軍事史の分野で現役だった最も強力な頭脳が敵味方に分かれ、多大の精力を費やして争ったのである。その激しさと学問的な厳密さは、たとえば同時期に17世紀イギリス経済史専門家のあいだで争われた「ジェントリー勃興・没落論争」に匹敵した。最初論争を始めた学者たちはやがて先祖代々の仇敵同士のようになり、それぞれの陣営に味方を引き入れたので戦場はいよいよ拡大した。ついには、素性の怪しい戦略理論家とか、たまたま戦前戦後の人口変化を調べていた人口学者とか、同じくGNP指標を比べていた軍事に何の関心もない経済学者にいたるまで、通りすがりのあらゆる人々が自分の立場を明らかにするよう迫られたのである。それも、広域爆撃の倫理性とか、生産隘路集中爆撃は実行可能か否か、といった専門的争点について。
 念のために付け加えると、派閥争いの様相を呈したことはたしかに醜態だったが、この論争が起こったこと自体は正当である。問われていた道徳性の問題はいうまでもなく重大だったし、論争の学問的水準もまたきわめて高く、またその参加者が、軍事史ではまれなことだが、他分野の歴史研究者(とりわけ経済史専門家)とのあいだで連絡をとりネットワークを構築して戦った点は注目に値する。
『戦場の素顔』P25



 『大いなる聖戦 下』でもこの論争自体について少し触れられており、戦略爆撃の意義についてはうんとまとめると「地上戦での勝利によって戦略爆撃が成果を挙げられるようになったのであり、逆ではなかった」ということで、「意義がなかったとは言えないが少なかった」という結論のようです(P51の辺り)。

 ですが、連合軍は戦略爆撃を行わない訳にはいかなかった、ということが書かれており、「ううーん、なるほど……」と思いました。

 これに加えて、1940年から43年にかけては、当初は英国が、そして次には米国も、爆撃以外にドイツ本土に戦いを進める手段を有していなかったことであり、英米合同で爆撃作戦を展開することをカサブランカ会議で正式決定したのも、酉側連合国がヨーロッパ北西部に駒を進めることができない当時においては、ソ連を何らかの形で支援するには爆撃によるしかないとの判断に立ったものだったということである。つまり、1944年秋以前に行われた爆撃作戦は、作戦自体で挙がる戦果よりは政治的意味合いの方がはるかに大きく、このことはとりわけ1940年から41年の時期にあてはまる。ドイツが向かうところ敵なしに見えた時期でもヒトラーが戦争に勝ったわけではないことを見せつけるという意味も多少はあったからである。そして、他に何もなくとも、連合軍による爆撃だけがナチスの占領下で圧政に呻吟するヨーロッパの人々にとっては希望の灯となっていたのであり、議論の余地はあるものの、この理由だけでも連合軍の空爆は正当化できるのである。
 ……戦中そして戦後も、戦略爆撃の有効性をめぐる問題は倫理上の問題と不即不離の関係にあり、連合軍が1945年にドレスデンを灰燼状態にしたような事例に照らすと、連合軍側がナチスに対して倫理面で優越した地位を占めているという主張にも違和感を覚えることは否定できない。……【しかし】当時の実情では、連合国が戦略爆撃の倫理的正当性を論じるどころではなかった。戦争の只中にあって、ドイツの戦力と工業生産力を削ぐことによってドイツを自分たちの意思に従わせるための唯一の手段を連合国が自ら放棄するような政治・軍事上の理由や説得力のある倫理上の論理など見当たらなかったのである。仮に自らの行動に制約をかけたとしたならば、それは連合国の戦争目的に悖(もと)り、前線で戦う連合軍将兵への背信行為ともなり、そして恐らく何よりも重要なこととして、ナチス占領下で苦しむヨーロッパ諸国民への裏切り行為となったであろう。英米両国は、ドイツの民間人よりも、連合軍将兵と占領下の諸国民に対してはるかに大きな責務を負っていたのである。……連合国は民間人に被害を与えることなくして爆撃することはできず、ヨーロッパ北西部への上陸作戦を敢行するまでの丸一年の間独軍に対する第二戦線とも言うべき爆撃作戦を控えることなどできない相談であった。
『大いなる聖戦 下』P52~54




 軍人同士ならばともかく、民間人への爆撃を伴っていたものをアニメ上で楽しむのは不謹慎かもしれませんが、歴史を知る一助になれば意義がないとは言えない……でしょうか。


 個人的には、ストライクウィッチーズが放映されていた頃には、出てきた兵器で既知であったのは赤城と零戦くらいしかなく(赤城が出てきたことには大変感動したものでしたが)、それ以外の銃器や輸送機等は出てきても全然知らないものばかりであったのですが、その後OCSやフィギュア等で知識が増えてきて、再度見返してみればかなり色々見所があるのかもしれないです(見返す時間がないですがぁ……)。

尼崎会は次はOCS『Beyond the Rhine』フルキャンペーンに挑戦

 尼崎会(拙宅)ではこれまで『The Blitzkrieg Legend』をしばらくやっていたのですが、次の再戦にあたって開戦前の連合軍部隊の初期配置について調べる時間をしばらく取る(理由はOCS『The Blitzkrieg Legend』キャンペーン(2回目)第7ターンで投了 (2019/03/06)をご参照下さい)ため、とりあえず別のゲームを広げようという話になりました。

 で、その際、長谷川さんが「ユニット数の多いビッグゲームがやってみたい」ということでしたので、個人的には『DAK-II』もやってみたかったのですがこれはユニット数が少ないので見送り、尼崎会では初となる『Beyond the Rhine』に挑戦してみることにしました。

 ユニットを切っていなかったのですが、次の尼崎会に間に合わせるため、普段やっている角取りも省略して、ワニミさんと二人がかりでユニットを切りました。今後、プレイ中に角取り?(^_^;

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 とりあえずマップを広げるところまでやっておきました。

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 ユニットを切っていて気付いたのが、ドイツ軍の分遣連隊が、他のOCSゲームでは「4-4-3」のところが『Beyond the Rhine』では「3-4-2」等、3戦力の2移動力が基本になるという弱体化が。また、SSの分遣連隊も入っているのですが、ARが5から1まであるという……(^_^; それに比べてアメリカ軍は「5-3-3」が基本だったりと、そこらへんでも末期戦の様相を呈してきていて、好きな人にはたまらない感じになっているようでした。

 フルキャンペーンですが、以前『GBII』タイフーン作戦キャンペーンでやった「フルマップ4.2枚×19ターン」をできれば超えたいところです(ちょっとプレイしてすぐやり直す可能性も高いですが。あと、『DAK-II』ならフルマップ5枚×20ターン超えは簡単にできそうですから、まああくまでユニット数の多いゲームでの記録に挑戦ということで)。

ゲムマ大阪でOCS『Tunisia II』「チュニスへの競争」シナリオの第6、7ターン

 ゲームマーケット大阪に行ってきました。


 サンセットゲームズのアウトレットコーナーで売り子をやっていましたが、早々にOCS『Tunisia II』のセットアップを始め、昼ごろからプレイしてました。

 昨日尼崎会で一緒にプレイしていた富山のKさんと肉入り鍋さんも会場に来られていたので、連合軍ターンに続けてプレイしてもらってました。


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 色々悩ましくて楽しかったのですが、元々早く帰ろうと思っていたこともあり(あと、えらく寒かったので(^_^;)、第7ターン終了時で切り上げて帰ってきました。帰る時も雨が降っていたのですが、帰り着いてから雨がひどくなったので、早めに帰って正解でした!


 ↓第7ターン終了時

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 北半分は膠着状態という感じです。南半分のフランス軍ですが、予想していたほどの進撃能力はなく(戦線中央部の穴埋めに戦力を割いたことも要因ですが)、枢軸軍側が強力な少数の部隊を振り向けたので、この後プレイしたとしても枢軸軍がチュニジア東部を確保できそうな気がしました。

 あと気付いたのが、『Tunisia II』の序盤は司令部の数が非常に少ないこともあり、降車可能ヘクスを押さえることが超重要だな、と。



 ゲームマーケット大阪ですが、一番感嘆したのが、『Fleet Battles』を女性の方達がプレイされていたことです(もちろんレクチャー付きですが)。那智と羽黒が砲戦していたようでした。

 あと、アウトレットのコマンドマガジンを初心者と思われる方が買って行かれたり、親子連れのお父さんが『Tunisia II』のマップを「昔こういうゲームをやっていたので懐かしいので、写真撮っていいですか?」と撮っていかれ、その小学生の息子さんが「これ絶対おもしろそう」と言っていたのが嬉しかったですね(*^_^*) ウォーゲームに興味あるので、ということで『ドイツ戦車軍団』を買って行かれた人もいました。


 ところで、会場で南北戦争のヒストリカルノートについての話が出ていたので、私が昔旧GJ59号に書いていたものをネット上に無料公開しているので、そのリンクを貼っておきます。それ用に私が作った地図も。

南北戦争 ~分離独立を巡る死闘~
南北戦争地図は完成ということで (2011/11/05)



OCS『Tunisia II』「チュニスへの競争」シナリオを第5ターンまで

 尼崎会(拙宅)で、OCS『Tunisia II』の「チュニスへの競争」シナリオを第5ターンまでプレイできました。

 この日は、富山のKさんがはるばる来られ(翌日のゲームマーケット大阪にも初参加予定)、それに新人の肉入り鍋さんと、そのご学友の長谷川さんも参加され、ワニミさんと私を加えての5人プレイという、関西においては「夢のよう」なOCS例会となりました(*^_^*)


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 担当は、連合軍側が英連邦軍が富山のKさん、アメリカ軍が肉入り鍋さん、フランス軍がワニミさん。枢軸軍側はあまり厳密に分けずに長谷川さんと私とでプレイしました。


 プレイの展開としては、第1、2、4ターンがノーフライト(航空ユニットはまったく飛べない)という確率的に常軌を逸した天候により、前線への部隊輸送も補給輸送も空輸に頼る率が高い枢軸軍側にとって苦しい展開に? ただ連合軍側も制空戦闘や戦闘のダイス目に苦しんだりしていました。


 ↓第5ターン終了時

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 枢軸軍側が海岸へと圧迫されていますがこのターン、第10装甲師団により矢印のようにして反撃をおこなったところです。

 しかし枢軸軍にとって本当に問題なのは、マップの下の方を東へとひた走るフランス軍部隊(2個師団)で、それらが海岸線にまで達してロンメルのDAKとの連絡線を切られそうなのに対処できる部隊がないという……(シナリオの勝利条件的には関係ない話なのですが、尼崎会のポリシーとして「キャンペーンのプレイ途中であるようにプレイせよ」というのがあるので、気になります(^_^;)。


 この日最後に皆に手伝ってもらってユニット配置を付箋にメモ書きしてケースに入れ、翌日のゲームマーケット大阪でこの続きをプレイできるようにしました。可能な限りプレイしようと思いますので、興味のある方は参加、見学など大歓迎です(*^_^*)



OCS『The Blitzkrieg Legend』キャンペーン(2回目)第7ターンで投了

 先日の尼崎会(拙宅)で、OCS『The Blitzkrieg Legend』キャンペーンの続きをプレイしました。参加者はワニミさん、肉入り鍋さん、私の3人でした。

 第6ターン後攻ドイツ軍をプレイし、今度こそは第7ターンのイニシアティブをドイツ軍が獲得し、ダブルターンを実現!

 装甲師団8個を集めたクライスト装甲集団がついに大突破を果たし、パリ方面(画像左下)にはさえぎる敵ユニットはほぼゼロという状態に……!

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 ところが、ターンを後攻連合軍側に渡す直前に、補給線を繋げるために「シャルルロワ(赤い○の箇所)を数ターン前から確保しなければならない」と思っていたのだけど忘れていた、ということが判明! このターンにその周辺にいたユニットはシャルルロワを確保できるわけもない戦力しかなく、このターンだけならば補給は何とかなるものの、第8ターンになればクライスト装甲集団全体が補給切れで死ぬしかないということが確定…………やむなく投了となりました(^_^;


 シャルルロワのみならず、その手前のナミュール、ユイ、リエージュの4ヶ所で連合軍側はまだ包囲環の中に戦力を維持しており、それをドイツ軍側がどうすることもできないという問題がありました。史実を調べてみると、リエージュにいた部隊などは「ドイツ軍が周辺を突破していったから撤退」したらしいのですが、OCSにおいてはSPを抱えて籠もった方が絶対的に得である(相手にとって損である)と思われ、そこらへんどうも難しい問題です。


 また再戦を期したいと話しているのですが、今度は「第1ターンの先攻ターン中にフランス国境からベルギー領内に進んだことにされているフランス軍とイギリス軍ユニットの開戦前の位置を調べ、そこから移動モードでなければ到達できない位置にセットアップされているユニットは移動モードで配置する(戦略移動モードでなければ行けない位置にいるものもあるが、それらは移動モードとする)」という方法を試してみようという話になってます(これは以前、コンシムで提案されていた案でもあるそうです)。


 で、とりあえず『The Blitzkrieg Legend』は片付けまして、次回3/9の尼崎会には富山のKさんと長谷川さんが来られる(肉入り鍋さんは微妙らしいです)ことになっており、プレイしやすく進行しやすいものとして『Tunisia II』の「チュニスへの競争」シナリオをやろうということになりました。それでもって、9日終了時点での配置を記録して、翌10日のゲームマーケット大阪でその続きがプレイできたらと思っています。

 ゲムマ大阪にはまた、サンセットゲームズのブースにコマンドマガジンの新古品などを持ち込むつもりですので、当日来られる方は一度覗いてみて下さい(*^_^*)

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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! VASSALでのオンラインインストも大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

 ブログで書いた物のうち、

 OCS関係の記事は

「OCSの物置2」



 戦史物の記事は

「戦史物の物置」


 で、アクセスしやすいようにカテゴリ毎にまとめてありますのでそちらもどうぞ。

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