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「小土星」作戦は5~6日間で

 「小土星」作戦、補給を2週間貯めて戦闘1週間分で書いてましたGJ4号の記述ですが、『ドン川からドニエプル川へ』を読み進めていけばその点に関する記述があるかな? と思って読み進めていましたら、「2週間貯めて」という記述は見つけられなかったんですが、「戦闘6日分」というような記述は2箇所に見つけられました。

 しかしながら、この作戦が想定されていた6日間を越えてしまったならば、補給システムに深刻な負担をかけることになってしまっただろう。
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P40

 この作戦は5~6日で終了するだろう……
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P41


 これで、『ドン川からドニエプル川へ』上からも「小土星」作戦は5~6日で終了すると想定されていたのだということが確認できたと思います(初期の案では4日でというような話もありましたけど)。

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OCS『Sicily II』シナリオ3「プリマソーレ橋」研究プレイ

 この土曜日、ワニミさんとOCS『Sicily II』シナリオ3「プリマソーレ橋」の研究プレイをやりました。

 まずは色々状況確認をしまして……。

 航空ユニットは両軍ともかなりたくさんあるのですが、セットアップ時点では枢軸軍のJu.88×3以外はすべて非活動状態です(第1ターンである前ターンに使用されきったことの反映?)。しかしこのシナリオは連合軍ターンから始めるように指定されているので、連合軍は航空整備してしまって全部飛ばせるのに、枢軸軍はJu.88×3(しかもマップ外ボックスにある)以外は飛ばせないということになります。

 また、連合軍は史実でプリマソーレ橋周辺に空挺降下してますので、シナリオ上でも空挺降下できるようになってます。

 ↓連合軍の輸送機と空挺降下部隊の割り当て。

スクリーンショット_160405_078

 2016/11/1追記:セットアップが間違ってました。1BG x2なのに1つしか出してませんでした。

 輸送機の収容力はすべて1T。一番左の大隊規模(2T相当)のユニットは移動モードでの移動力が徒歩で6以下なので輸送における規模が1/2されてそれぞれ1T相当。真ん中のBGの規模は4T相当ですがこれも同様に1/2されて2T相当。で、このままでは戦闘ユニットだけでも4T相当になりますから積めませんが、輸送機の航続距離が長いので半分の航続距離で目的地まで行って、半分で帰って来られますから、積載量が2倍になる。これで写真のように割り振って、一番右の輸送機からは2Tを降下させられる(降下は1Tずつ)……という理解で合っているでしょうか?(間違ってたらご指摘下さい)

 驚いたのは写真左側真ん中の「Arty」ユニットの移動モード面の砲爆撃力?が黃色枠の背景になってないことで、最初「これは戦闘力なのか? 戦闘モードでは砲爆撃力だけども! 戦闘力として使えるとかすげえ!」とか騒いでたのですが、射程も印刷してあることから、単純に黄色枠を付け忘れたのだろうということになりました(^_^; しかしこのユニットは軽AT能力も持っていて、何を装備していたのだろうと気になります。砲爆撃力としては2~4で、当たるとはとても思えないような気もしますが……(私のダイス運では)。


 一方、枢軸軍側も第1降下猟兵師団の一部がマップ外ボックスにいて、こちらはより安全度の高い航空輸送で到着するでしょう。

スクリーンショット_160405_079

 AR高い……。こちらの砲兵はちゃんと黄色枠が印刷されてます



 さて、プレイの展開ですが、同梱冊子『OPERATIONAL MATTERS』上のこのシナリオの画像を見るに複雑そうで心配だったのですが、やるべきことが

①まずアウグスタを落とす
②カターニアを目指す

 と単純で、移動力的にも選択肢は限られるので、できない選択肢をそぎ落としていけばそれほど難しくはないという印象を受けました。そこで研究プレイ的にもとりあえず私が連合軍側で移動戦闘などをやっていたのですが、いつもの通りダイス目が最悪! 航空爆撃で重要地点の1ユニットを吹き飛ばしたダイス目以外はどうにもならず、損害の山を築いていきます。プリマソーレ橋の北側へおこなった空挺降下も、くだんの砲兵ユニット以外は失敗……!!(1/5の成功率……)


 ↓シナリオ第1ターン先攻(連合軍)終了時。マップの右側に両軍の全滅したユニットが並べてあります。

スクリーンショット_160405_080



 続けてワニミさんが枢軸軍ターンのムーブをされて、第2ターンの先攻は連合軍が取り、一応カターニアを取れないか考えてはみましたが、「とてもではないが無理!」ということで投了でした(^_^;

 ↓第1ターン後攻(枢軸軍)終了時。

スクリーンショット_160405_081



 『OPERATIONAL MATTERS』のこのシナリオの記事の画像と最後の部分だけ見ると、「ダイス目が良かった」「両軍の配置はもっとうまくできたよね」という感じで、イギリス軍側が勝利してました。まあものすごくうまくプレイしてしまうとプレイヤーは自分で考える余地がなくて面白くないですから、ルール的にだけ正しくやって(ただしエラッタがある程度発表されてます→『Sicily II』Game Specific Errata)、作戦的にはあまりうまくないのが載せてある感じなのでしょう。そういえばこの記事を読めばさっきのルール確認もできますかね……。

 他のルール面の気付きとかもあったのですが、『OPERATIONAL MATTERS』で確認してみてまた書くようにしようと思います。


モントゴメリーに進撃路を譲らされたブラッドレーは激怒したのか?

 シチリア戦洋書2冊を見ていて、OCS『Sicily II』の臨時軍団司令部って?に書いてました「ブラッドレー将軍がモントゴメリーに進撃路を横取りされて激怒したってホント?」の件が書いてある場所を見つけました。

 『Sicily 1943』だとP62にありました。

 経緯としては7月13日午後に、アメリカ第45歩兵師団がVizziniという村の近くでイギリス軍第51ハイランド師団と鉢合わせしたのですが、そこは元々アメリカ軍の戦区とされていた場所でした。その夜、連合軍の陸軍総司令官であったアレクサンダー大将からパットン中将に「モントゴメリーからの提案に従い、VizziniからEnnaにかけての道路をイギリス軍に譲りなさい」という命令が来ます。

 ↓『Sicily II』のマップから。

CIMG3779.jpg

 ①がVizzini、②がEnnaの場所です。『Sicily II』のP34の地図によると赤い実線が元々の英米の軍境界線で、赤い点線は地図には書かれてませんが私が推測したその後の軍境界線。『Sicily and the Surrender of Italy』の50%(Kindle版なので)の辺りに「アメリカ軍が考えていたのは、自軍はエトナ山の西側をスイングしてメッシーナへと向かい、一方イギリス第8軍はその兵力を東側に集中させて進むのだろうということだった」とあります。


 ところが、イギリス軍がVizziniからEnnaまでの道路の使用権を得たことにより? P63の地図によればEnnaからシチリア島北岸までに青い実線のように軍境界線が引かれてしまって、つまりはメッシーナに向かうのはイギリス軍だけで、アメリカ軍はまじでシチリア島西部だけを押さえるという役回りに……。

 『Sicily 1943』によるとこの命令をパットンから知らされたブラッドレーは、この予期せぬ転換命令に「livid」したと書かれています。

 「livid」という単語は英辞郎によると「【形-3】〔顔が〕青ざめた、蒼白の 【形-4】〈話〉激怒した、怒り狂った」とあって、「<話>」というのは会話文で使われる表現だということだろうと思うので、「蒼白になった」という解釈の方がいいのかな……と思ったりもしたのですが、試しにある程度の大きさの英英辞典を2種類引いてみたところ、どちらも第一義に「extremely angry(激怒)」と書いてありました(^_^;

 その後に書いてあったのは、「アレクサンダー大将(イギリス人)はアメリカ軍への信頼感がないままなのだ、とブラッドレーは思った」「この事件はその後のブラッドレーのモントゴメリーへの印象に強く影響した」という風なことで、この時点でどうだったのかに関しては良くわからじ。しかしさらにその後に書いてあった、「パットンは、モントゴメリーの無理強いが許されるなら、私の無理強いも許されるはずだ、と考えた【それでその後、パレルモへの突進というのをアレクサンダーに無理やり認めさせることになります】」というくだりには非常ににやりとさせられました。

 パレルモへの進撃の後、7月23日の時点でのP74の地図には軍境界線が黒い実線のように引かれていました。その時点でのイギリス軍は黒い実線の南の鉄道線の辺りまでしか進んでいないのに、アメリカ軍の方は青い実線の南北の直線の辺りまで進出しています。経緯をまだ読んでませんが、結局の所イギリス軍が本当に進めていない中でアメリカ軍がものすごい進撃をして、実力でもって黒い実線のような軍境界線を認めさせたということでしょうか。すごいですね……。



 さて、『Sicily and the Surrender of Italy』によるブラッドレーの反応に関する記述なんですが、こうありました(50%の箇所)。

 ブラッドレー将軍は激しく落胆した。
「このことは我々みんなを大騒ぎさせることになる!」
 彼は叫んだ
「私はこの道路を大いに当てにしていたのです。我々がここを譲らねばならないのなら、全体の進撃が遅れることになる。」
 ブラッドレー将軍は、第2軍団の進撃の勢いを維持する為に、少なくとも第45歩兵師団が第1師団の左へ移動するまでの間、このハイウェイ124号を使用させてくれないかと頼んだ。だがそれへの答えはこうだった。
「すまない、ブラッド。この転換は即座に行ってくれ。モンティは直ちにこの道路を使いたいんだそうだ。」
 アレクサンダー将軍の指示文書を読んだ後、ブラッドレーはむっつりしたままそれをパットンに返却した。


 この後、ブラッドレーはこのことが枢軸軍を大いに利することになると知っていた……ということが割と長く書かれてまして、さらに、

 ブラッドレーには、モントゴメリー将軍は単独でメッシーナを取るつもりで、その間アメリカ第7軍をシチリア島の西半分の領域に閉じ込めておくつもりなのだと思われた。(注21:Bradley, A Soldier's Story, pp.135-36)


 とありました。会話やブラッドレーの心情はブラッドレー本人の回想録から取られているということなら、だいぶ信用できるのでしょうかね……?

 『Sicily and the Surrender of Italy』の記述からいうと「激怒」かどうかあやしい気はしますが、まあしかし取りようによっては「激怒」と取れなくもない? 紙幅が限られている中でうまく伝えようとするならば「激怒」という表現はまあありですかねー。私個人としては、別の本のブラッドレーへの評価などから、単純に激怒したわけではないと解釈したいところですけども。

OCS『Sicily II』シナリオ3「プリマソーレ橋」セットアップ

 この土曜日に研究をするかもしれないOCS『Sicily II』シナリオ3「プリマソーレ橋」のセットアップをしました。

 分かりやすいのでVASSAL画像で。

スクリーンショット_160405_077

 「×」マーカー?の置かれているヘクスから外は使用しません。中央イタリアボックスにドイツ空軍の第1降下猟兵の一部が、チュニジアボックスにイギリス軍の第1空挺師団の一部がいるのでそちらのボックスもコピペしてあります。

 ゲーム上の第2ターン(7月10日)から始まる2ターンシナリオで、ヘクス52.16のプリマソーレ橋を巡る戦いとなり、勝利条件としては連合軍が最初のターンにAugustaを、そして次の最終ターンにCataniaを占領していれば連合軍が勝利します。

 史実では直前(前のターン扱い)に第1降下猟兵師団がこの周辺に空挺降下(ゲーム上では航空輸送扱い)しており、連合軍はその上に空挺降下してしまって大損害を喰らったそうです。史実的には連合軍が敗北した戦いとなります。

 わずか2ターンのシナリオですが、空母や駆逐艦も出てきて陸海空+空挺降下もありと、相当歯ごたえのあるシナリオではないかと……。同梱の冊子(というか、『Sicily II』がこの冊子の付録?)の『Sicily II』記事が扱っているのもこのシナリオです。

OCS『Sicily II』の臨時軍団司令部って?

 シチリア島西部の第2機甲師団の動きに興味を持って、『Sicily 1943』と『Sicily and the Surrender of Italy』でそこのところを読み始めてます。

 とりあえずまず、アメリカ軍の「Provisional」軍団司令部について。

 『Sicily II』のシナリオ1「シチリア島西部」に出てくるアメリカ軍司令部は1つだけで、「Provisional」という名前になっています。

unit00043.jpg

 「Provisional」は「仮の、臨時の、暫定の」という意味で、『萌えよ! 戦車学校IV型』では「臨時軍団司令部」と訳されてました。

 臨時軍団とはどういうことなのか……と思っていたんですが、『Sicily 1943』にそこらへんのことが書いてありました(P68)。

 まず全体の背景から書いていきますと、元々シチリア戦の連合軍の軍、軍団編成は以下のようになってました。

 イギリス第8軍(モントゴメリー)
   第13軍団
   第30軍団

unit00045.jpg



 アメリカ第7軍(パットン)
   第2軍団(ブラッドレー)

unit00044.jpg



 で、アメリカ第7軍はそもそも、主攻撃を受け持つとされていたイギリス軍の側面を固めるだけの役割とされていたのですが、脇役に追いやられた上、上陸後はモントゴメリーに「イギリス軍の進撃のために(アメリカ軍に割り当てられていた)進撃路を譲れ」と言われたりで、パットンは「パレルモを素早く落として北から回りこみ、連合軍の最終目標であるメッシーナをアメリカ軍の方が先に取ってモントゴメリーにぎゃふんと言わせてやる!」と思うに至った……らしいです。

 「進撃路を譲れ」と言われた時に、ブラッドレー将軍が怒ったのに対して上司のパットンが上記のようなことを思いつつ、ブラッドレーに譲歩するように命じた……というような感じで『萌えよ! 戦車学校IV型』ではマンガでも本文でも描かれているんですが、ブラッドレー将軍について調べてみると「慎ましい性格」「頭脳的かつ果敢」「瞬時に秤にかけて速やかに決断を下したことは、大いに評価された」(以上、『アメリカ陸軍全史』P163)「ブラッドレーは、冷静かつ無口な人となりで、戦術眼に長け、上下の別なく、接する人々から深い信頼感を寄せられた将軍であった」(『第二次世界大戦将軍ガイド』P131)と書かれているので、そこらへんどうなのかも気になってるんですが、『Sicily and the Surrender of Italy』上でのその辺りの記述をすぐには見つけられなかったので、まあまた今後の宿題としまして……。

 ↓『萌えよ!戦車学校IV型』のマンガ(P154)。分かりやすくて面白くてオススメです。

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 ともかく、ブラッドレーはこの進撃路変更とかでえらく難渋したらしいですが、ともかくもイギリス軍の側面を防御しつつシチリア島北岸を目指します。

 その間にパットンはシチリア島西部を席巻してやろうと思ったわけですが、しかしアメリカ第7軍の持っている軍団司令部はブラッドレーの第2軍団のものだけです。そのため、自身の副司令官であったジェフリー・キース少将に臨時の軍団司令部を設けさせ、指揮するように命じた、と……。

 ただ、そうすると元々は第2軍団に全アメリカ軍部隊が属していたのかと思いきや、『Sicily 1943』のP27にある編成表を見ると、もともと上陸の時点でアメリカ第7軍の直属として第2機甲師団、第3歩兵師団、第82空挺師団などがあって、第2軍団麾下としては第1歩兵師団と第45歩兵師団……という風になっていたようです。臨時軍団司令部の司令部機能はどうやって用意したんでしょうね。第7軍司令部のものを流用したとか……?

 『Sicily and the Surrender of Italy』でも「Provisional」で検索して見てみたんですが、こちらにはそこらへんの詳しい経緯は書かれてませんでした(^_^;


OCS『Sicily II』シナリオ1「シチリア島西部」に航空基地を置く意味

 先日のOCS『Sicily II』シナリオ1 シチリア島西部セットアップで、「シナリオのセットアップに航空基地があったので置いてはみましたが、このシナリオには航空ユニットがまったく出てこないので、何の意味があったのか……?(^_^;」と書いていましたが、意味があることが分かったのを書き忘れてました。

 とりあえず分かった理由として2つあって、どちらもOCS共通ルール上の問題です。

4.4c 敵の非戦闘ユニット(陣地、補給集積所、輸送ユニット、港湾、航空基地)がいるヘクスへの陸上移動は、攻撃可能ユニットだけが行えます。その結果、9.14項に従って敵の補給集積所や輸送ユニットの捕獲、破壊の判定が行われる可能性があります(敵が支配している“空の” 村や町への陸上移動は、攻撃可能ユニットでなくても行えることに注意して下さい)。


 これにより、攻撃可能ユニットではない、括弧付き戦闘力の戦闘ユニット、司令部、砲兵、輸送ユニット等は敵の支配下の航空基地に入ることはできません。もちろん、攻撃可能ユニットによってすでに踏まれて自軍支配下になっている航空基地には入ることができます。


 それから、

13.2f 積載と荷降ろし  
条件:輸送ユニットへの積載はどのヘクスででも行えます。しかし荷降ろしは、以下のものが存在するという条件に一つ以上合致する自軍ヘクスでのみ行えます。
・戦闘ユニット
・港湾や航空基地
・積載されていない補給集積所


 これにより、自軍支配下にすでになっているのであれば、戦闘ユニットもおらず、SPも置かれていないような航空基地ヘクスに、輸送ユニットはSPを荷降ろしできます。


 まあ、微々たる影響かもしれませんが……(^_^;

 他にも何か関係するルールがあるかもしれません。分かった方は教えていただければ幸いです(*^_^*)


「小土星」作戦、補給を2週間貯めて戦闘1週間分

 『激闘! マンシュタイン軍集団』が付録になっていたGJ4号の、佐藤俊之さんのヒストリカルノートを読み返していたら、以下のような記述があるのに気付きました。

 【小土星作戦のために】赤軍は12月2日から攻撃準備を開始し、2週間かけて前線に燃料や弾薬を集積したため、どうにかこうにか1週間分の補給は維持できそうだった。だが、戦闘が長引き、機動部隊がさらに前進を続ければ、危機的な状況が現出することは明らかだった。
『GameJournal4号』P14



 この部分に蛍光ペンも引いてあったのに、意識上に登ってませんでした(^_^;(割とそういうことがあるので、読み返さないとダメですね~)

 OCS上で言えば、4ターンを補給集積に費やし、2ターン分の攻勢が可能だった。が、作戦が長引くと補給は足りないだろう……ということになります。

 リトルサターンキャンペーンの開始時には、第1親衛軍は(OCSv4用に3/4して)37.5SPを持っています。第8ターンまでソ連軍全体には1ターンにつき平均で18.75SP届くので、4ターンかければ75SPが届きますから、そのうちの半分を第1親衛軍の場所に集積する……なるほど、無理ではないような気がします!? おおおおおおお……。


 その後の同記事の記述も参考にしつつ、流れをOCS『Enemy at the Gates』に当てはめると(1ターン1/2週間なので日にちにややずれが生じますが、まあこういう感じだろうということで)、

第1ターン(1942年11月19~21日):「天王星」作戦開始(第4ターンまで攻勢継続?)
第2ターン
第3ターン
第4ターン(「天王星」作戦の完了?)
第5ターン(1942年12月3~5日):「小土星」作戦のための補給集積を開始(史実では12月2日から)
第6ターン
第7ターン
第8ターン
第9ターン(1942年12月17~19日):「小土星」作戦を開始(史実では12月16日から)
第10ターン
第11ターン(1942年12月24~26日):赤軍がタチンスカヤ、モロゾフスク、ミレロヴォへ到達(「小土星作戦」の目標へ到達)するも、ドイツ軍による反撃も開始される
第12ターン(1942年12月27~30日):ドイツ軍が上記3箇所を奪回し、状況を安定させた


 その後に関して、同記事によれば、

 12月30日、戦いは小康状態を迎える。1942年の終わりには作戦は新たな段階へ入ろうとしていた。戦いの行方は、どちらが先にさらなる戦力を投入できるかにかかっていた。
 ……
 一方、赤軍の損害も激しかった。第1親衛軍の各師団は年の暮れまでに燃料、弾薬が尽きて停止したが、配下のライフル師団の多くはその時点で戦闘力が1000名を下回っており、なかには兵力が10名という中隊もあった。また戦車軍団も10日間で200キロという強行軍を行ったうえ、ドイツ軍の装甲、歩兵師団との戦いによって保有する戦車の80パーセントを失っていた。
 ……
 STAVKAはこうした失敗を、さらなる攻撃によって補おうとした。消耗した第1、第3親衛軍はそのままに、他の戦区で攻撃を行ったのだ。年明けの1月3日、戦線を整理するため、フレッター・ピコ軍支隊戦区で第3山岳猟兵師団がミレロヴォを放棄。チル河畔とドン川南岸にいた第4装甲軍とホリト軍支隊は、ドネツ川下流へと後退を始めた。A軍集団も年明けと同時にようやく撤退を開始した。これに対し赤軍は第5戦車軍、第5打撃軍、および第28軍による追撃を開始、ロストフへのレースが始まったのである。また北方のヴォロネジ方面軍も1月の中旬に、正面のハンガリー第2軍に対して新たな攻勢を開始した【1月13日に開始されたオストロゴジスク=ロッソシ作戦】。
『GameJournal4号』P16



 「消耗した第1、第3親衛軍はそのままに、他の戦区で攻撃を行った」の「他の戦区」というのは、第5戦車軍と第5打撃軍(と第28軍?)でしょうか? 詳しい日にちも知りたいですが、しかしまあ、1月1~3日あたり? すると、その後の作戦も書き入れていくと、

第13ターン(12月30日~1943年1月2日):赤軍が他の戦区で攻撃を行う?
第14ターン(1943年1月3~6日):ドイツ軍はミレロヴォを放棄し、ドネツ川下流へと後退を始める
第15ターン
第16ターン
第17ターン(1943年1月14~16日):オストロゴジスク=ロッソシ作戦の開始
第18ターン(1943年1月17~20日):「疾駆」作戦の発令
第19ターン(1943年1月21~23日):「星」作戦の発令
第20ターン
第21ターン(1943年1月28~30日):「疾駆」作戦の開始
第22ターン(1943年1月31日~2月3日):「星」作戦の開始

 「疾駆」作戦はスターリノ方面への攻勢で、参加兵力は第6軍、第1親衛軍、第3親衛軍、第5戦車軍とポポフ機動集団……ということなので、「小土星」作戦に参加した軍+ポポフという感じです。

 一方、ハリコフへの「星」作戦はヴォロネジ方面軍の第40軍、第69軍、第3戦車軍によって行われたそうなので、「小土星」作戦の兵力とは全然別なんですね。私は第1親衛軍でハリコフへ行かねばならないのだろうと思ってました……。ヴォロネジ方面軍って『激闘! マンシュタイン軍集団』とか『Enemy at the Gates』で入ってくるの? と思ったんですが、『Enemy at the Gates』を見てみると、第40軍司令部はリトルサターンキャンペーンの開始時にすでにマップ上におり、第3戦車軍司令部は第16ターンに、第69軍司令部は第22ターンに増援として入ってくることが分かりました。そういえば『激闘! マンシュタイン軍集団』でもポポフと共にいくらか司令部が到着してましたね……。


 なるほど……さらに理解が進んだ感じです。少なくとも『Enemy at the Gates』では、2~4ターンくらいの攻勢をやって4ターン程度休む、というサイクルの繰り返しで、それがある程度場所によってタイミングがずれたり、あるいは若干ぐずぐずと攻撃をしていたりということもあるけども、基本的にはそういう感じらしい、と。だとすればまさしく、OCS『Operations』#30ショートシナリオについてで引用してました、

 ピーター・アーノルドというプレイヤーは、「個人的には、15ターンより短いシナリオをプレイするのは時間のムダ。補給を集積して、プレイヤーが攻勢のタイミングを選択できるのとかが面白いんじゃん。3~6ターンシナリオとかじゃ、ミスを挽回する余裕もないし、システム習熟とか初心者に教えるのとか用でしょ(超意訳)。」とのたまっているそうです。


という感覚でもって、『Enemy at the Gates』をプレイすべきだということなわけですね……(他のOCS、『Sicily II』なんかでもそうなのかしらん……)。

自宅置きっぱなしウォーゲーマーにオススメの机

 拙宅(尼崎会)のウォーゲーム部屋の机は、以前近くの店で見つけた、ちょうどフルマップ1枚が入るくらいのものを買って使っております。

 ↓以前の写真から。OCS『Baltic Gap』の西半分のフルマップ1枚を置いてます。

CIMG0389.jpg


 当時、「この机はちょうどいいサイズだ! (今までの経験からいって)製品というものはあるうちに買っておかないとなくなるから、必要な分だけ買ってしまおう!」ということで、OCS『DAK-II』に必要な分として5つ(+α)を買っておきました。

 その後、『Case Blue』、『Guderian's Blitzkrieg II』を入手することになり、これらのゲームを全部広げるならばフルマップ5つ分じゃ足りないのですが、しかしかの店に行ってみたところ案の定すでにこの机はなく……(というか、フルマップ6枚超えクラスをこの部屋で広げるのはもはや無理かもですが……『DAK-II』の5枚つなげが限界で)。


 ところが先日、ワニミさんがこのサイズの机が入手できたらという話が出てきたので、持っている机のメーカーに問い合わせてみました。

 すると、後継製品の「テーブルキッツ」というシリーズ商品が「カグト」というWebショップで購入できる、とのこと。その「カグト」というやつですが、検索すると楽天ショップとかYahooショップとか複数で出てきますが、まあ自分に都合の良いところで買えばよい?

 うちのやつは90cm×60cmで、脚の長さは68cmなんですが、テーブルキッツ上でそれに一番近いのとなると、100cm×65cmで脚の長さは67cmとなりそうです。100cm×65cmだとフルマップを広げた際、長い方が10cmちょい、短い方で5cmちょい余ってしまうと思われますが、他の色んな机がより「帯に短したすきに長し」であろうことを考えると、まあマシではなかろうかと思います。


 脚の長さ67cmというのは、通常のイスに座ってちょうどよい高さです。

 ↓イスが映った写真を探してきました。

スクリーンショット_160405_072

 イスですが、1万円くらいのいいイスを買っておいた方が長期的には楽でいいような気がします。背中がある程度倒せるようなやつだと1万円じゃ買えないかもですが、そっちの方が良かったかなぁ……(うちのウォーゲーム部屋のは倒せません)。


 あと1つオススメとして、テーブルキッツでなら33cmの脚と60cm×60cmの机でもって、低めの机も用意しておくと、立体的にスペースが使えて便利です。

 ↓過去写真から。

CIMG3726.jpg

 写真右の方で、低い机を利用して立体的にスペースを使ってます。


 拙宅は昔7~8人とか住んでいた一軒家なんですが、家人が結婚したり他界したり介護ホーム的なところで暮らしてたりで、今2人しか住んでないので、ウォーゲーム専用部屋が用意できるような状況になりました。机やイスは単体で見れば高い買い物でしたが、それらを買ってなければこういうゲーム(特にOCS(^_^;)ができるわけないわけで、そこらへん考えれば非常に良い買い物をしたと言えると思います。

 自宅にマップを置きっぱなしにできるスペースがあるウォーゲーマーの方は、ぜひご一考下さい(*^_^*)

 そしてOCSを置きっぱなしプレイするのです!(おい)

OCS『Sicily II』シナリオ1「シチリア島西部」の研究

 この日曜日、ワニミさんと二人でOCS『Sicily II』シナリオ1「シチリア島西部」の研究をしておりました。

 対戦的なものではなく、『Sicily II』に慣れるための研究です(ロシアの平原にしばらくいたので、感覚が異なると思われるので……)。


 ↓『Sicily II』のVASSALからキャプチャしたもの。

CIMG3754.jpg

 まず最初に作戦的に考えていたのですが、とりあえず赤い矢印のように進撃して、シチリア島西部への補給線を切りたくなります。ただし、その左右に残る枢軸軍部隊によって自軍補給線が脅かされるのは確実です。

 史実を『Sicily 1943』で確認してみたところ、この矢印線上には第3歩兵師団が向かい、あくまでゆっくりと押し上げるように前進したようで、主力たる第2機甲師団はシチリア島西部に進撃して、その後また北岸沿いに中央部まで戻っていった感じでした。

 様々な観点を研究していたんですが、途中で気がついたのが、山地の方の「荒れ地(Rough)」地形では機甲・機械化の両方の攻撃力が1/2になってしまうということです。そういう意味では、あくまで1倍のまま攻撃できる第3歩兵師団が山地に向かった方がいい。

 ところが平地沿いに第2機甲師団が西に向かったとしても、黒い○で囲ったユニットのみが(村にいるので)1倍で攻撃できるだけで、その先の赤い○で囲ったユニットは都市か荒れ地にいるので、機甲・機械化の両方ともがやはり1/2になってしまう(というか、つまるところ黒い○で囲ったユニット以外は全部1/2)。だとすると、どうせ1/2になるのならユニット数が遥かに多い第2機甲師団でもって山地の北の方に分け入っていって、敵を多数のユニットで邪魔・拘束しつつ、全体の補給を切りたいよね、という意見が出まして。

 常識的には山地戦には機甲師団は不向きであり、平地にこそ機甲師団が進撃すべきということと思われますが……。しかしこの「第2機甲師団で山地に入って、補給線を切ろう」案はある程度は有効な気がしてしまいます(^_^;



 ただ、史実に照らしますと北岸のその辺りはそもそも、隣のブラッドレー将軍の第1歩兵師団&第45歩兵師団の戦区なんですよね。また、史実ではいたはずのC戦闘団が『Sicily II』では削られているようだということもあります。

 ↓『Sicily』のVASSALからキャプチャしたもの。

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 赤い線の右上部分はブラッドレーの戦区で、線の左側が第2機甲師団&第3歩兵師団の戦区です。戦区境界線の北岸の辺りには枢軸軍部隊が全然いませんが、これは『Sicily』ではシナリオ上省略されている? 本当はある程度以上の部隊がいると思われます。また、赤い○で囲ったのが『Sicily』には入っていたC戦闘団。1戦力なので、『Sicily II』では削られてしまったのでしょうが、こういう部隊も含めてこの戦区がある程度以上防御されているならば、機甲師団によって北岸まで行ってしまうことは不可能で、歩兵師団でゆっくり押し上げるしかないということになりそうな。

 また、注目すべきは南西岸の平地地帯に枢軸軍部隊が多数いること。これならば「平地沿いであること」「数的に多い」ことから、第2機甲師団でそちらに向かった方がよいということに強くなるでしょう。

 『Sicily II』の方が断然プレイしやすいとは思いますが、『Sicily』の方が省略されていないユニットが多数入っていることによるメリットが断然あって、『Sicily II』が出た後であってもプレイする価値があるということなのではないかと思いました。(『Tunisia II』が出た後で『Tunisia』はプレイする価値はないかもですが……)



 ただあれですね、今思いついたんですが、キャンペーンで「北岸へ電撃戦して補給路を切るよ」ということをやると、枢軸軍のユニットがある程度以上いるところへ首を突っ込むことになるので、枢軸軍側としては「機甲師団撃滅のちゃーんす!」ということになるかも……。やはり安全度では、山地は歩兵師団でゆっくり進んでいく方が良さそうな……。あるいは最初から「補給路切る」ということを計画しておいて、側面はちゃんと歩兵師団で防御させながら進むとか。

シチリア島戦役の資料

 なんとか風邪のふらふら状態がマシになりまして、この日曜日はOCS『Sicily II』シナリオ1の研究をワニミさんとしておりました。

 その件はまた書くとしまして、ワニミさんが持ってきて下さったコマンドマガジン関係のシチリア関係の諸資料を見せてもらいまして、ヒストリカルノートやユニット列伝等、非常に面白かったです。プレイの指針なども、『Sicily II』にも応用できそうでした。

コマンドマガジン別冊 第7号『シチリア撤退作戦』
コマンドマガジン第68号


 あと、持っていないOCS『Sicily』(IIでない方)の公式ページを見ていたら、「Historical Notes」「More Historical Notes」というリンクがあって、「おっ、これはオフィシャルのヒストリカルノート?」と思って見てみたら1つ目はWeb上のイギリス軍の戦闘序列だけのページで、これはこれで細かく参加状況なども記してあって面白そうでしたが、まあ用途は限られてます。2つ目はこれまたWeb上のある程度の分量のヒストリカルノート?だったのですが、その最後に参考文献に関する記述がありました。

 その最初に挙げられている2冊の本が↓です。



 1冊目はレビューもかなり多くて、評価が高そうでしたので、とりあえず「ほしい物リスト」に追加しておきました(*^_^*)

 2冊目なんですが、ここにリンクを貼ったものがKindle版で一番安いものだったのですが、他にも300円のとか606円のとか329円のとかが引っかかる謎の仕様……。試しにまず300円のものを見てみたのですが、OCRに失敗しているっぽい箇所がある程度あり、これはダメだなという印象……しかし次に見た191円のものは文がしっかりしている印象だったので、文章量的にも多そうだったので「これだけ安ければまあいいか……」と思って購入してみました。

 先日シチリア戦のオスプレイ本を買いましたで書いてましたオスプレイの『Sicily 1943』はいくらか目を通してまして、特に今回『Sicily II』のシナリオ1「シチリア島西部」を見るにあたって、シチリア島西部でのパレルモへの進撃の辺りをこの本で読んでみたのですが、記述は半ページくらいしかなく少しがっかりでした(地図はカラーのキレイなのが1ページ分あって良かったです)。

 ところがこの『Sicily and the Surrender of Italy』は元の本版で換算するとP244からP254までの約10ページがそのパレルモへの進撃に充てられているようで、まだ読んでませんが分量面で期待できそうです。ただし、元の本にあった大量の地図や表などはこの191円のKindle版では省かれているそうです。まあオスプレイ本もあるしいいかなと思います。

 あと、OCS『Sicily』(IIでない方)のルールブックにヒストリカルノートがあるのかも……と思って見てみたら、ありました(^_^; しかしさっきのWeb版のやつとこの2つは、目を通そうか悩みます……中途半端な詳しさでしかない可能性もあるし、他の資料に書かれてないことが書かれている可能性もあるし……。

OCS『Enemy at the Gates』 第5戦車軍は何をするか?

 小土星作戦の計画詳細と『EatG』プレイとの差 (2016/10/13) で、第5戦車軍(5TA)が史実で何をすべきとされていたのかいまいち分からないでいたんですが、その後『ドン川からドニエプル川へ』を読んでいて最終的な「小土星」作戦での第5戦車軍の目標について書いてありました(P35)。


 ↓OCS『Enemy at the Gates』リトルサターンキャンペーン第1ターン (2016/08/20)上の写真を加工。

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 「第5戦車軍は第5打撃軍(5SA)と協力してニジネ・チルスカヤ(右上の赤○)とトルモシン(左下の赤○)を占領する。その後、第3親衛軍と合流してモロゾフスク(右上の黒○)とタチンスカヤ(左下の黒○)への攻勢へと向かう」

 第5打撃軍と協力してと言っても、第5打撃軍は「冬の嵐」作戦のドイツ軍4個装甲師団と向かいあっているので、「協力」できるような状況じゃない気がします。基本的には単独でやる方向性じゃないでしょうか……。「小土星」作戦の前の時期のこの地域のいわゆる「チル川の戦い」で、第5戦車軍はドイツ第11装甲師団に翻弄され、ニジネ・チルスカヤを取ろうにも取れなかったわけですが、「小土星」作戦の発動を機会にそれらを占領しようということですかねー。

 第5打撃軍に関しては「小土星」作戦上で何をするかが『ドン川からドニエプル川へ』に全然記述されてないですし、そもそも「小土星」作戦の開始時にはまだ「冬の嵐」作戦が完全には終了してなかったと思うので、「小土星」作戦の参加部隊ではない状態で、ドイツ軍に対応するので精一杯というところなんだろうと思います。

最終的な小土星作戦の本質と『EatG』プレイとの差

 これまで、土星作戦の中身とOCS『Enemy at the Gates』プレイとの差、それから小土星作戦の最初の計画段階の中身とOCS『Enemy at the Gates』プレイとの差、を見たエントリを書いてました。

史実での「土星」作戦の目標とOCS『Enemy at the Gates』プレイとの差異 (2016/10/06)
小土星作戦の計画詳細と『EatG』プレイとの差 (2016/10/13)


 で、その後の小土星作戦の最終的な修正のところまで読み進んだのですが、内容としては「っていうかスターリングラードポケット南面がかなりやばい感じにさらになってきたんで、それぞれの軍団の到達目標期日をさらに急がせたものに修正したよ」というものらしいです。尤も、計画に比べて実際の進捗は遅れたっぽいので、小土星作戦単体で見た場合にはあまり意味がある感じではないですが、しかし。

 『ドン川からドニエプル川へ』にはこうあります。

 最初の「土星」作戦からのこれらの大小の変更は要するに、その元々の戦略的目標(ロストフを押さえること)の重要性を減じさせ、その代わりにスターリングラード周辺における敵部隊を減じさせることの支援をさせようということであった。急いでそれをやるということのみが、変わらずに維持された。
 「小土星」作戦のタイミングが、その総合的な成功のために致命的に重要であった……
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P22




 もともと「土星」作戦はロストフまでもを押さえに行って、A軍集団全体に対するポケットをも作ってしまおうという野心的なものでした。

 しかしドイツ軍側のスターリングラード解囲作戦に対する緊急策として第2親衛軍を回すことにしたので戦力は足りなくなり、イタリア第8軍とホリト軍支隊を壊滅させてタチンスカヤ周辺までを取るという「小土星」作戦へと変更されました。

 ところが思ったよりもさらにドイツ軍側の解囲作戦(「冬の嵐」作戦)への対処が重要になってきたので、すでに準備がほぼ完了するところまでいっていた「小土星」作戦を急ぎ、また素早く実行することによって、スターリングラードポケットの包囲環自体の安全性をはからなければならなかった……。



 詳しいことが分かってくれば分かってくるほど、「小土星」作戦の目標が慎ましやかなものに変更されていかざるを得なかったことに驚きを禁じ得ませんし、それからそれをもたらしたのがつまりは「冬の嵐」作戦であったことにまた驚きました。

 「小土星」作戦に対する過大なイメージを払拭する必要が大いにあること。それから、ワニミさんが常々仰っているんですが、敵の意図を狂わせるような(「冬の嵐」作戦のような)何かをしなければならないということ。

 「小土星」作戦の最終的な本質から考えれば、『Enemy at the Gates』のリトルサターンキャンペーンにおけるソ連軍は、まずはスターリングラード包囲環を安定させるために最初の数ターンを費やすのがまあ史実通りなのであって、ドネツ川のラインとかを狙ったりしている場合ではない? あるいは、「まず最初にハンガリー軍戦区を叩いて鉄道線を開通させよう」という案は『Enemy at the Gates』でも有効たり得るかなと考えていたんですが、史実に照らすと、また今回のプレイの教訓からいっても、「まずはスターリングラード包囲環を安定させないとダメで、それに努力を費やさないとヤバいよ」ということかなぁと思いました。


 また、『ドン川からドニエプル川へ』の次の部分にはこうあります。

 「小土星」作戦のタイミングは……独ソ戦のこの段階におけるソ連軍の作戦計画の詳細の典型である。方面軍が短期任務(3日)と長期任務(6日)の達成目標を立て、各一日単位での進捗も通して計画する……
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P22



 3日と6日というのは、1ターンが1/2週間であるOCSにおいては1ターンと2ターンに相当するでしょう。まあ必ず計画通りに進捗するというものでもなく、史実でも実際遅れているわけですが、しかし『Enemy at the Gates』において1ターン目の目標と2ターン目の目標が決められていたというのが史実の「小土星」作戦であったというのは重要な理解であろうと思います。私は少なくとも10ターンくらい続くのが「小土星」作戦なのかと思ってましたから……。



 

OCS『Sicily II』シナリオ1 シチリア島西部セットアップ

 風邪を引いていたのでこの前の土日のプレイはなしにしてもらってまして、今風邪の治りかけ局面でふらふらするのですが、土日にやることになるかもしれない『Sicily II』のシナリオ1「シチリア島西部」のセットアップをやってみました。


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 マップのちょうど西半分だけを使用します(赤い直線より左側)ので、折りたたんでハーフマップ状態でもプレイ可能ですね。右下にパットン麾下のアメリカ軍がいますが、その中には連合軍中唯一の機甲師団である第2機甲師団や、フランス軍のモロッコ兵部隊(青いユニット)、それに艦砲射撃ができるアメリカ軍の駆逐艦隊もあります。

 枢軸軍側でいるのはイタリア軍部隊だけで、それもすぐに降伏してしまう可能性の高い(2/3の確率で降伏する)沿岸防衛ユニットが中心です。ターン数は3ターンで、赤い○で示した4つのヘクスのうち3つを連合軍が占領すれば連合軍の勝ちとなります。

 先日、OCS『Sicily II』シナリオ2 ジェラへの反撃の中で「初心者向けにはもっと、1ユニットか2ユニットのスタックを飛ばしまくって進撃できまくる方が爽快感があっていいのでは……」と書いていましたが、このシナリオはまさにそういう感じのシナリオになっているのではないでしょうか(さすが!)。シナリオの説明に「枢軸軍プレイヤーにとってはつらいシナリオでしょう」と書いてあるので、連合軍有利なバランスなのでしょうか。ただし、OCSではいつでもそうですが、適当にやっても全然勝てるとか、そういうのではないだろうとも思いますが……。

 シナリオのセットアップに航空基地があったので置いてはみましたが、このシナリオには航空ユニットがまったく出てこないので、何の意味があったのか……?(^_^; 航空ユニットがまったくない分、ヒップシュートも航空爆撃もあり得ないので、その分ルールが簡単で、敵をDGにするためには純粋に砲兵に頼ることになるのでしょう(ZOCで囲んで退却させたらDGになる可能性もありますけど)。

OCS『EatG』3.3スターリン命令について

 『ドン川からドニエプル川へ』のIntroductionに改めて目を通していたら、『Enemy at the Gates』のスターリン命令に関すると思われる記述がありました。

 『Enemy at the Gates』のスターリン命令とは↓のもので、戦車軍団等は△の形の3ヘクスより離して移動フェイズを終了できず、それで突破フェイズに離しておいたりすると後で次のターンの移動フェイズに集合させようとして往生します(^_^;

3.5 スターリン命令(The Stalin Order)
1942 年5 月の第2 次ハリコフ戦における破滅的失敗の結果、ソ連軍最高司令部(STAVKA)は、全ての戦車、機械化軍団に対し、いついかなる時も密集隊形を崩さず、常に共同して行動することを厳命しました。そのため、各ソ連軍戦車、機械化軍団に所属する全てのユニットは、自軍移動フェイズ終了時に必ず同じ軍団に所属する他の全てのユニットに隣接していなければなりません(この制限は、ソ連軍移動フェイズにのみ適用されます)。もし、いずれかのソ連軍移動フェイズ終了時に、この制限に違反しているユニットがあれば、その軍団に所属する全てのユニットが混乱状態(DG)に陥ります(その際、混乱したユニットとスタックしていた他の軍団に所属する全てのユニットも同時に混乱状態に陥ります)。この制限はソ連軍狙撃兵、騎兵軍団には適用されません。また、距離が離れている異なる軍団に対しても適用されません。



 ↓『ドン川からドニエプル川へ』の記述。

 1942年には、新たな戦車軍、戦車軍団、それに機械化軍団等が、方面軍や軍における機動集団として機能しつつ、ドイツ装甲部隊の攻勢に対する反撃のためのより良い手段を提供し、成功をもたらしました。しかしそれらの構成はアンバランスで、特に機械化歩兵の不足が際立っていました。それゆえ、他の種類の部隊との協調が難しく、歩兵と離れて孤立してしまった時には脆弱であり、またソ連軍の指揮官達はどのように運用するかをまだ学べていなかったのです。ソ連国防人民委員令(第325号、1942年10月16日)は機動集団の失敗(1942年5月のハリコフでの大失敗のような)に鑑み、戦車軍団と機械化軍団は強力な攻撃や反撃のために単一体として使用されねばならず、これらの作戦的に貴重な部隊をバラバラに使用することを禁じることを命じました。
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P7



 ソ連国防人民委員令というのはその第227号というのが有名らしく、「ソ連国防人民委員令第227号」という日本語版Wikipediaの項目もあります。その英語版を見ると「Order No. 227」となっていて、試しに「Order No. 325 Stalin」で検索してみるとGoogle Books上でソ連国防人民委員令第325号に関して記述のある洋書のそのページがヒットしますが、日本語でこの命令に関するページはどうもないみたいですね~。


 そのちょっと後にはこんな記述もありました。

 1942年10月に第325号が出された後には、ソ連軍は戦車旅団と独立戦車大隊を、攻撃を行う歩兵を支援するための完全に独立した部隊として運用し、またその場合にもきちんと偵察を行い、割り当てられた歩兵・砲兵・航空指揮官との協調の上ででした。
『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』P8



 『Enemy at the Gates』でも、軍団に所属しない独立戦車ユニットの運用は極めて重要だと思います。ただARは低め(特に移動モードだと1下がることが多い)なので、歩兵の攻撃支援用にはあまり役に立たない……? 防御用には相手の2倍修正を1.5倍修正に下げたりできますが。

 ただまぁ、史実での1941年の時のようにいい加減にどかどかぶち当てるとかではなく、もっと慎重に有効になるように運用して……ということですよね。『ドン川からドニエプル川へ』のIntroductionも結語としては、1942年末からのソ連軍の攻勢が端緒となってソ連軍の運用能力は研ぎ澄まされていったのですよ……という感じでした。

ワシレフスキー元帥の評価(英語版Wikipediaから)

 承前。

 そういえばソ連軍の指揮官をWikipedia、のみならず英語版Wikipediaで見るということをしてなかったので、見てみました。

 そしたらとりあえずワシレフスキーの英語版Wikipediaが結構詳しく、しかも最後にワシレフスキーの性格やなんかの項があったので読んでみようと。


 評価の部分だけを抜き出しますと……。

 「寛容で穏やかな」「卓越した、しかし謙虚な」「戦略的、作戦的計画立案に関しての卓越した才能」「部下達に気を遣い、交渉と丁寧さに鋭いセンスを見せ、スターリンから高く評価されていた」「スターリンからほとんど無条件の信頼を勝ち得ていた」「部隊を指揮することに関して長い経験を持ち、全ての人から非常に尊敬されていた」「有能な指揮官であり、スターリンからの例外的な信頼を得ており、激しい議論の最中でさえもスターリンを説得することができた」「自身の功績について全く語ったことがないのは、彼の謙虚さを裏付けている」

 ただしジューコフほどではないけども毀誉褒貶はあるそうで、フルシチョフはワシレフスキーのことを、スターリンの言うことを完全に聞くだけの受動的な指揮官に過ぎないと非難していたそうです。ワシレフスキーへの最も強い非難はロコソフスキーによるもので、まさに小土星作戦の頃、ドン方面軍(スターリングラード包囲環の北半分)司令官だったロコソフスキーは第2親衛軍をどうするかでワシレフスキーと激論し、ワシレフスキーの処断を「まったく理解できない」と書いてるとか。ロコソフスキーは第2親衛軍をスターリングラードポケットを撃滅するのに使いたかったそうですが、ワシレフスキーの決断は、第2親衛軍をドイツ軍側の解囲攻撃(冬の嵐作戦)に対する戦力として使用するというものでした。しかしフルシチョフにしてもロコソフスキーにしても、自分の立場からのバイアスが感じられるような気がしますけども……。

 また、ヴィクトル・スヴォーロフという人は、(最優秀指揮官とされる)ジューコフよりもワシレフスキーの方が優秀であったにも関わらず、ジューコフとソ連のプロパガンダは参謀部(ワシレフスキー)の重要度が低く解されるように宣伝に努めたと主張したそうです。ジューコフの自己宣伝と事実の歪曲ということは、大木さんの記事などでも興味深く読んでいましたし、そういう側面はありそうな気がしますねー。

 1991年以後ではMezhiritzkyという人が、ワシレフスキーの臆病さと、スターリンの前で自分の意見を通せなかったということを指摘しているとか。それによるとワシレフスキーがあのような高い地位を得たのは、操作しやすい人物であったからということらしいです。ただしMezhiritzkyも、ワシレフスキーの知性と、天王星~小土星作戦の主企画者はワシレフスキーであると認めているそうで。また、スターリングラードポケットの中のドイツ第6軍の戦力に関する当初の低い見積もり(実際には26万~30万くらいいたが、当初は9万程度と見られていた)は、ワシレフスキーとジューコフがリスキーな作戦をスターリンに認めさせるために多分わざとやったのではないかと言っているそうです(多分って……(^_^;)。


 この記事の詳しさは大満足でした。他の指揮官もこんな感じだと嬉しいのですが……(まだ見てません)。

シチリア戦のオスプレイ本を買いました

 承前。

 そういうわけで、OCS『Sicily II』をやる上でも詳しい史実を知っていた方がいいよねということで、洋書を探してみました。

 『萌えよ! 戦車学校IV型』や『歴史群像 54号(2002年8月号)』にシチリア戦の記事はあってある程度は理解できたのですが、もっと詳しい資料が欲しいので……(歴史群像はAmazonになし? ヤフオクで今出てましたが……)。





 とりあえず見つけた本。



 一番左の本はマップが少ないらしく、まあパスかなと。真ん中の本はかなり褒められていたのですがマップの量が良く分からないのと在庫切れで海外からの船便になってしまうっぽい。一番右は定番のオスプレイでマップがある程度以上なのは確実でしょうが、概説の域を出ない可能性もある……。

 今までに買ったオスプレイ本では、『France 1940』はあまり詳しくない気がしてちょっと残念だった(しかし比較対象が『電撃戦という幻』とかになるのでしょうがないかも)のですが、『Jena 1806』はチャンドラー御大の新しい本で、他の本と異なる記述も結構あって大変満足でした。




 今見ていたら、『France 1940』と同テーマで2014年と2015年に分割されて新しい本が出ていました……(1)が対フランス戦のみでしかもダンケルク戦の途中まで。(2)はオランダ、ベルギー戦のみを扱っているようです。これなら詳しそう……。





 で、悩んだのですが、「まあとりあえずは地図が多いことが確実な概説本だろうなぁ……」ということで、オスプレイ本の方を注文しました。

 すぐ届きまして、中をぱらぱら見てみたら地図の枚数はほどほどですが結構詳しそうでいい感じですし、文の量も字が小さくて多めで、いいなと思いました。



 また、小土星作戦周辺のことについて、手持ちの学研『歴史群像』や『欧州戦史シリーズ』で記事を探して読んでみてます。さすがに独ソ戦関連は記事が多くて助かります。ゲームをやってみた後だと頭への入りやすさが全然違って楽しめますし、また記事ごとに少しずつ特色があっていいですね。

 あと、『ドン川からドニエプル川へ』を読む関係上から、ソ連軍の指揮官についてもメモりつつ、少しずつ知識を増やしていってます。ソ連軍の指揮官は全然認識していなかったんですが、なかなかに面白いですねー。特にワシレフスキーが冷静で(比較的)温厚で好みです。ただ、手持ちの以下の本を見た以上の資料をほぼ見つけられない状態なんですが、洋書でもいいんでなにかいい資料ないでしょうか……?




小土星作戦の計画詳細と『EatG』プレイとの差

 『ドン川からドニエプル川へ』(『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』)で、小土星作戦の最初の詳細を見てました(どうもこの後また作戦の細部が変更されるっぽいかもですが、とりあえず)。

 P19に小土星作戦の計画の地図があるのですが、見にくいので『Enemy at the Gates』にかぶせて作ってみまして……。

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 ①~⑥とあるのは、攻勢発起(12月16日)から何日でそこまで行くかの予定らしいですが、史実では最初の突破攻撃の進捗がはかばかしくなく、予定より2日くらい遅れた?(24日くらいまで攻勢が行われ、そこから30日辺りにかけてドイツ軍側の反撃があり、一度終息した?) オレンジの方は追いついてくる歩兵(狙撃兵)師団のラインです。

 左から、17TC(第17戦車軍団)は6A(第6軍)の所属で、西側面からのドイツ軍の攻撃に対して小土星作戦の主力を守るのが任務でした。歩兵が6日目までにミレロヴォ周辺を確保することになってますが、ミレロヴォ占領がそれまでになされるべきとかではなく、歩兵師団の到着を待つ……とまでしか本文に書かれてません(その後どうするか考えるってこと?)。

 メインの1GA(第1親衛軍)所属が24TC、25TC、18TCです。第1親衛軍の狙いは、ドン川沿いのイタリア第8軍とその南のホリト軍支隊を包囲し撃破すること。18TC(第18戦車軍団)は東の方のドン川沿いのイタリア軍を南から攻撃する。24TC(第24戦車軍団)と25TC(第25戦車軍団)はタチンスカヤ、モロゾフスクを占領し、その南東のドイツ軍第48装甲軍団との連絡を切断する。

 3GA(第3親衛軍)は、第1親衛軍と共にイタリア第8軍とホリト軍支隊を包囲し、撃滅する。また、所属の1MC(第1親衛機械化軍団)は、24TC、25TCと一緒にタチンスカヤ、モロゾフスクを占領する。

 5TA(第5戦車軍)に関してですが、本文P20には「ポポフ戦車兵団と共に、第48装甲軍団のエリアのドイツ軍部隊を撃破する」と書いてあるのですが、ポポフというのは史実では1月中旬に到着しているので、その頃にそうするということ?

 しかしどうも(先々読んでいかないと確定しないですが)、第5戦車軍は小土星作戦では「そこにいる」以上の役割はなかったのかも? スターリングラードポケットから近い場所にありますから、そちらとの兼ね合いもあって……?



 ところがこれが、先日までやっていた『Enemy at the Gates』のリトルサターンキャンペーンのプレイではどうやっていたかというと……。

 ↓OCS『Enemy at the Gates』リトルサターンキャンペーン第1ターン (2016/08/20) から。

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 第1ターン先攻時点で、第3親衛軍(の第1親衛機械化軍団)がミレロヴォを包囲し、第5戦車軍がタチンスカヤまで占領してしまってます(^_^;

 「第5戦車軍によるタチンスカヤ占領」は、(史実を良く知らないままに)プレイしていた時は「やれるならやるでしょう」という感じで思っていて、実際不可能ではないのでやっていたわけですが、史実では全くそんな計画ではなかった……?(一応その後の戦況図を見てみましたが、第5戦車軍からは何ら攻勢発起されてないようです) 『激闘! マンシュタイン軍集団』でもこの戦区は、かなり進捗は遅いですが一応攻勢は一部なりともでとっていた場所でした。しかし、史実を詳しく知った上で考えてみれば、『Enemy at the Gates』における第5戦車軍はある意味脆弱なところがあり、補給路はギリギリですし、ドイツ軍が逆襲して長駆ソ連軍の司令部を踏めるのではないかという(こかどさんの)案もあったような……。そうすると、「防御重視した方がいいよね!」という反省からすれば、「第5戦車軍はとりあえずは何もしない」というのは確かにありうる……。



 翻って第1親衛軍の動きなんですが、先ほどのプレイの写真から見ると悪くなさそうですが、その後どういう動きをしたのかというと……。

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 いったん南東に走ったあとに、北西へ戻っていくというプレイ。これは色んな意味で損をしているでしょうね~。

 また、史実ではソ連軍は12月24日辺りまで小土星作戦で攻勢をとり、それに対するドイツ軍側からの反撃が12月30日頃まであり、その後休息期があって、43年1月13日からハンガリー軍戦区でポポフ戦車兵団を主力とするオストロゴジスク=ロッソシ作戦が発動された?(まだちゃんと調べられていません) もしそうだとすると、ソ連軍としては20日程度、攻勢をとっていない期間があったわけです。しかし我々のプレイでは(1月9日辺りまでプレイしましたが)ある意味ずっとだらだらと攻勢をとり続けているような感じでした。


 まあ完全に史実通りにプレイをするというのもアレですが、「史実における小土星作戦のなんたるか」を全然分かってなくて適当にプレイしていたのと、ある程度以上知ってからそれを大いに参考にしつつプレイするのとでは色々なことが変わってきて当然でもありましょうから、またぜひ機会を設けて、よりうまくプレイしたいものです。

OCS『Sicily II』シナリオ2 ジェラへの反撃

 OCS『Sicily II』のシナリオ2、ジェラへの反撃を並べて考えてみました。


 ↓セットアップ時(範囲内に置くよう指定されているものはなるべくうまく置いてあります)。

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 白く□で囲ったエリアだけがプレイエリアです。艦船、航空ユニットを入れても連合軍は13ユニット、枢軸軍は21ユニットしかないです。しかもプレイは枢軸軍ターンのみの半ターンで、ソリテアプレイ用と指定されています。

 実際連合軍側にできることとしては、セットアップ時に「2ヘクス以内」と指定されている2箇所のユニット(ただし総計10ステップ分にもなりますが)をどこに置くか以外は、リアクションフェイズに艦船ユニットでどこを砲撃するかくらいです。

 枢軸軍の勝利条件は、赤いヘクスを占領するか、あるいはオレンジの2ヘクスの両方を占領するか。そうでなければ連合軍の勝利です。


 で、考えてみたんですが、連合軍側がセットアップを極力うまくやってあるならば、枢軸軍側が勝つのはだいぶ難しいなぁと思いました。ただし、セットアップを制限すれば、難易度調整ができそうな。

 ↓セットアップ情報。

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 連合軍のセットアップの「2ヘクス以内」とあるもののうち、43.05のものは勝利条件ヘクスのなのでこれはそこに置くだろうとして、そうでない42.06の5ステップ(第1歩兵師団の4ステップと砲兵1ステップ)をどうするか。

 3レベルに分けるとしたら、

レベル1:砲兵1ステップのみを2ヘクス以内に置ける(残りは42.06に置く)。
レベル2:砲兵1ステップ+第1歩兵師団のうち2ステップを2ヘクス以内に置ける(残りは42.06に置く)。
レベル3:全ステップを2ヘクス以内に置ける。

 レベル1だと簡単で、レベル2だと歯ごたえのある感じ。レベル3は相当難しいということになるのではないかと思いました(連合軍側のセットアップとしてどこに置くか考えるという面もありますが)。

 初心者向けにはもっと、1ユニットか2ユニットのスタックを飛ばしまくって進撃できまくる方が爽快感があっていいのでは……と思ったりもしましたけども、じっくりと色々考えることができるオフィシャルのちゃんとしたシナリオという意味では価値が高いように思います。次のターンのことを考える必要もないですし。

OCS『Sicily II』やります

 承前。OCS『Sicily II』やります。

 カウンターを全部切ってトレイに入れたんですが、汎用カウンター込みでも1つのトレイに入るので良い感じです。

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 ボックスがないので、ボックスの代わりにA4用のケースに入れて持ち運ぼうと思ってます。

 ↓こういうの。






 『Sicily II』のシナリオですが、デヴェロッパーズノートによると、OCS初心者のためにステップアップしていけるようにという意図を込めて作成したということです。


シナリオ1:シチリア島西部
 ……マップの西半分を使った、パットンのパレルモへの突進を描く。3ターン。航空ユニットは全く出てこない。

シナリオ2:ジェラへの反撃
 ……米軍上陸地点への枢軸軍の攻撃を描くが、枢軸軍ターンしかプレイせず、ソリテアプレイ用。東西方向で8ヘクス、南北方向でも13ヘクスしか使用しない。もしかしてOCS最小のシナリオ?

シナリオ3:プリマソーレ橋
 ……島東岸のプリマソーレ橋を巡る激しい攻防を描く。2ターン。

シナリオ4:メッシーナへの前進
 ……パレルモ陥落から、メッシーナ陥落までの、シチリア戦役の後半戦をおこなう。12ターン。

シナリオ5:ハスキー作戦
 ……連合軍の上陸作戦を上陸地点まで上陸用舟艇が行ったところからおこなうので、上陸の正否等はランダムになるところからおこなうキャンペーン。16ターン。当初の予定では(HPの予告にも書かれていましたが)上陸が終わったところの、枢軸軍ターンからのシナリオを入れるつもりだったらしいのですが、こっちの方がいいだろうということで変更になったとか(そっちも入れておいてくれても良かったのに)。

シナリオ6:勝利と失敗と
 ……連合軍の上陸作戦をどこにおこなうかからすべてプレイヤーが考えておこなうキャンペーン。


 最終的にはシナリオ5をやりたいところですが、まずはシナリオで練習した方がいいだろうということで、とりあえずシナリオ1をやろうということになりました。ただ、シナリオ2がソリテア用なので、まずは私がそれをプレイしてみて、その後シナリオ1のセットアップをして……という予定です。

 シナリオ2は数えたところ、連合軍が13ユニット、枢軸軍が21ユニットしか出てこないです。まだ並べてもないですが、これはホントにOCSにおける最小シナリオかもで、入門用に良いやも……。連合軍側は予備マーカーを使用できないので、リアクションもほぼないし(艦艇ができる?)。

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OCS『Enemy at the Gates』リトルサターンキャンペーン第6ターン後攻……も次ターンで投了

 OCS『Enemy at the Gates』リトルサターンキャンペーンの続き……なのですが、結論から先に書きますとこの第6ターン後攻(枢軸軍)はまあ普通にプレイしたのですが、その次の第7ターン先攻(ソ連軍)のプレイ時に「これはもうダメだ……!」となり、ソ連軍の投了ということになりました(前エントリで「しばらく続けてやってみる」と書いていたのですが(>_<))。

 とりあえずまず、第6ターン後攻の様子を書きつつ、なぜ次ターンにソ連軍が投了となったかの説明も交えつつ。


 ↓第6ターン後攻(枢軸軍)終了時。

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 ↓北西戦区。

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 ここの枢軸軍を担当されているワニミさんは、①のようにしてハンガリー軍でソ連軍の2個歩兵師団を包囲し、自動車化部隊で鉄道線上まで進出しました。嫌がらせのための限定進出なわけですが、ソ連軍側(私)としては可能性はあると思っていたものの、なぜか予備モードにして補給チェックをやり過ごしてから突破フェイズで進出するというやり方についてすっぱり頭から抜け落ちてましたね(^_^;

 また、②のようにして2個装甲師団でソ連軍の1個機械化軍団を完全包囲、DGにした上で攻撃。4:1でAo1DL1o1の結果で、ソ連軍側は唯一のAR4のユニットを失って、ドイツ軍装甲師団は退却しました(ソ連軍側が戦闘モードでいるようにしていたのがある程度効きました)。

 で、この次のソ連軍ターンなんですが、①は(たまたま)前ターンに増援で来て降車可能ヘクスで止まっていた戦車軍団で対処できました。が、たまたまそうでなかったらどうなっただろうかとか、あるいはこの対処のためにまた貴重なSPを消費し、前線で使われるべき戦車軍団をこんなところで使用させられているわけですから、また再度「(攻勢のために戦力を引き抜くなんてことをせずに)防御のためにちゃんと戦力を置いておけば、SPはいらない、時間も食わない、相手には無駄なSPを使わせて戦力を失わせることもできるかもしれない、と良いことずくめではないか」と心から思わされました。「防御こそ最大の攻撃である」という風にもっと意識すべきであると。

 普通のウォーゲームですと、ZOCで戦線をはっていれば原理的に1ターンでやばいことになったりしないですが、OCSだとクリティカルに抜きたいところだけスポーン!と抜いていけるので、相手が攻勢意図を持つ可能性と能力のあるところには、相当程度の防御部隊と予備部隊を置いておかないといけないです。しかしどれだけ置いておくかは非常にバランスが難しい……一番いいのは、相手が「抜けそう」だと思って攻勢をかけてくれるけど抜けない程度に防御部隊を置いておくっていうのでしょう。そうすれば、相手にSPと戦力を無駄遣いさせられますからね~。しかしこれが、「抜けるわけないじゃん」と思われる程度の厚さだと自分がそこで戦力を無駄にしている間に相手に別のところでSPを使われてしまい、また少しでも薄くし過ぎるとまじに抜かれちゃって対処しなければならなくなる……。


 そいでもって②の箇所なんですが、ソ連軍側から防御的に考えると、の場所に第1親衛軍の司令部があり、これが全周包囲されるとほぼ唯一機能している前線の司令部が機能しなくなってまじやばい。逆に攻勢的に考えて、出てきたドイツ軍装甲師団の一部を殴るという方法もあるでしょうけども、戦車軍団はの箇所にバラバラにしてしまっていて、とてもそういうことができそうにない。ハンガリー軍戦区に手足を突っ込んで抜けられない状態になっていることも含めて、やることなすこと中途半端で、やっぱ「明確な短期目標を設定してそれのみを達成し、その後インターバルを経てSPを貯めて、また次の攻勢を発起する」というやり方でなければならんなー、と強く思いました。

 ただそうすると、今やっている松浦方式(全員で片方の陣営をやり、もう片方の陣営も全員でやる。ただし担当区域は敵味方でかぶらないようにする)では大いに問題があって、ソ連軍が「こういう目標を○ターンまでに達成し、その次に……」とかってことを周知してプレイしていたら、枢軸軍側はそれを全部知ってプレイすることになってしまう……(>_<) まあそれでもいいという考え方もあるでしょうけども。



 ↓南東戦区。

CIMG3728.jpg

 こちらの枢軸軍は私が担当です。①で包囲されていた2個装甲師団+αは、ヴィーキングなどの解囲攻撃もあってソ連軍の戦車軍団を丸々1個程度吹き飛ばしつつ、解囲に成功しました。といっても、また包囲されそうな距離感ですが。

 その南東ですが、②の箇所からソ連軍を抜いて北の鉄道線を遮断してしまうというのは数ターン前から考えていたんですが、その玄関口の地形とソ連軍戦力から成算がある気がせず、しかしよく考えてみると③にいるソ連軍部隊を飛ばしてしまってそこから鉄道線を踏みに行った方が可能性が高いような気がしました。

 で、試しに割と近くに元々いた部隊でオーバーランをかけてみたら、そこには3戦力しかいないことが判明するも、3:1くらいの攻撃のダイス目が無茶苦茶悪く(逆目にしていたのに!)、攻撃側が全滅! このターンからか、すべて逆目で見る宣言をしていたんですがそれでも(悪くない目が出ることもあるものの)基本的に目が最悪なことが多く、「文脈読んでダイス目が悪いとか、それはもうどうしようもないなぁ~」とワニミさんに言われました。ということは、これまでは「そんなオカルトありえません(SOA)」と否認されていましたが、ようやく「ダイス目が悪い人間」だと認定せざるを得なくなったということですね~? ウリウリ(T_T)(TRPGではファンブリストといい、100人に1人くらいいるらしいと最近知りました)

 閑話休題。

 しかしともかくも、ここを破るのが良さそうだということで完全戦力の第6装甲師団を攻撃可能位置に持って行ったり、周辺に他の装甲師団や第16自動車化歩兵師団を持って行ったものの、第6装甲師団がソ連軍の航空爆撃によってDGらされてしまい、ファンブリストの私としては攻撃を成功させる自信が持てなかったので攻撃はやめておきました。


 で、次のソ連軍ターンなのですが、①の周辺は再度ソ連軍部隊が包囲したものの、まじに装甲師団が集まってきているので「この後どうしたらいいんじゃ~!?」とワニミさんが嘆きまくり。それに③の箇所からの鉄道線切断は今後されてしまうだろうから、この方面の補給線が死んでしまうと。

 ということで、さっきも書いてましたが、防御をある程度以上する(ワニミさんは防御4、攻撃4、予備2くらいではないかと言ってました)ことと、計画的に作戦を立ててそれを実行することが重要で、今回はもう畳んだ方がいいくらいにグダグダにはなってしまったという見立てで一致しました。

 しかしプレイ自体は超絶面白く、大いに堪能したと言えます。すぐに再戦とはいかないですが、まだぜひやりたいです(今度はできれば3~4人で……どうしようもなければ1対1ででも(松浦方式は『Enemy at the Gates』キャンペーンには適さなさそうなので))。



 ↓スターリングラード周辺。

CIMG3729.jpg

 こちらで枢軸軍は、「あとは放っておいても損耗チェックで死ぬしかない。それなら、Low、Exhaustになるまでは攻撃して、ソ連軍の心胆を寒からせればよいではないか」ということで怒濤の猛攻! 矢印のようにしての箇所の司令部(2つ?)+大量の輸送トラック/ワゴン+SPを狙って攻撃するも、あと一歩のところで陥落させられず……。

 しかしここにしても、包囲環の中のドイツ軍がいかに恐ろしいか分かったわけで、今回のプレイではソ連軍側はできる限り包囲環周辺からリトルサターン作戦のために戦力を引き抜いてましたが、そんなことはやってはいけないことで、むしろスターリングラード周辺に相当な戦力を置いておかねば大変なことになるということが分かりました。



 今後ですが、ワニミさんとキャンペーンをやりつつ、他の人が来られたらその人にもプレイできるようなというやり方(小牧方式)では続けたいところですが、とりあえずOCS最新作の『Sicily II』をやってみようということにしました。ただしいきなりキャンペーンではなく、スモールシナリオからで。

OCS『Enemy at the Gates』小土星戦役、これまでの反省点

 リトルサターンキャンペーンの続きをプレイしていたんですが、その際に話として出てきたこれまでの反省点などを。

 ソ連軍としては、以下のことなどにさらに気をつけてプレイしていく……?


  • スターリングラードポケット周辺のソ連軍の配置を高効率のものに見直す。

  • そもそもスターリングラードポケット周辺から戦力を引き抜きすぎだった。もっと多くの戦力をスターリングラード周辺に置いておき、ポケット内のドイツ軍が暴れ回るのを防がなければならない。

  • スターリングラードポケットの西側の第5戦車軍、南側の第2親衛軍らには小土星作戦向けの攻勢能力を期待すべきでない。

  • 特に第1親衛軍の攻勢目標が曖昧かつ過大すぎた。ソ連軍は攻勢目標を絞って、それを確実に実行するようにした方がよいかも。

  • 敵からのいやがらせに対応できるようにそもそも防御態勢はちゃんとしておいた方が長期的に得になりそう。

  • ただし、敵の重要な補給結節点などに戦力を投げ捨て上等などの突進はやっていく。

  • それらの補給結節点はドイツ軍装甲師団が戦闘モードではやってこられないような場所であるべき。戦闘モードで来られる場所にこっちが移動モードで行くと死ぬ。

  • それらの場所に一般補給を届かせるためにもエクステンダーなどの補給線は計画的に効率よく構築する。架橋工兵の有効性もヤバすぎるのでフル活用する。

  • 漫然と毎ターンあるだけのSPを消費していくのではなく、4ターン程度で短期目標を達成したらそれ以外のことはせずに歩兵の追随を待ちつつSPを貯め、2~3ターン先の次の作戦のための準備を始めるという感じのやり方の方が効率が良いのではないか。




 枢軸軍の反省点としては、


  • 長期キャンペーンなのだから脱出(Breakout)を充分活用すべきだった。損耗チェックで消えることがほぼ確実な低ARの部隊は脱出をさせた方が良い(高ARユニットは足止めに使う)。

  • 鉄道妨害を使用してソ連軍の鉄道線の鉄道輸送力を下げるべき?




 現状どっちが勝っているのかですが、


  • スターリングラードでドイツ軍が暴れ回った分今現在ソ連軍が苦しんでいるが、ポケット内ドイツ軍の消滅は史実よりも早まるだろう(長期的に見ればイーブン)。

  • スターリングラードポケットのVP換算のやり方を間違えていたことは大いに枢軸軍に有利に働いているだろう(警戒大隊を何個も出せた)。

  • ドイツ第1装甲軍のコーカサスからの装甲師団回収はこの第6ターン終了時、毎ターン1/6の確率で成功するものを2回成功させているのに対し、ソ連軍の補充のダイス目は非常に低調で、この点ではドイツ軍側が遙かに勝っているとみられる。

  • ↑の成功のため枢軸軍はもはやロストフを保持する必要がなくなり、その分2個装甲師団+1個自動車化歩兵師団をすでにドネツ川内に入れ始めているので、ドネツ川内の装甲戦力は充実しはじめている。

  • そもそも基本的にはソ連軍の方がプレイははるかに難しいと見られ、ソ連軍側は非常に多くのミスを犯しているが、枢軸軍側もものすごくうまくやっているわけではない。しかしやはり初めてのキャンペーンであるだけにソ連軍側のミスの多さが大いに勝っていると思われる。


 ということで、4~5ターン後とか、8~9ターン後くらいにはソ連軍が手詰まりになってくる可能性もあるかもです。

 再度リトルサターンキャンペーンをやり直すという選択肢もあるのですが、未体験ゾーンを一度体験しておきたいというようなこともあり、しばらくは続けるつもりです。

史実での「土星」作戦の目標とOCS『Enemy at the Gates』プレイとの差異

 最近、手に入る日本語資料で「小土星」作戦前の辺りを色々読みつつ、『ドン川からドニエプル川へ』(『From the Don to the Dnepr: Soviet Offensive Operations, December 1942 - August 1943』)も少しずつ目を通していってます。




 『ドン川からドニエプル川へ』では「小土星」のプランニングの辺りまで行ったのですが、その作戦目標が、私が「小土星作戦ってこれぐらいのことを目標としていたんだろうなぁ~」とてきとーに思い描いていたものに比べて慎ましいものであるのに驚いてます。

 で、「土星」作戦の地図を(本来なら「小土星」作戦とで比べるべきでしょうが、まだ目を通し終わっていないので)。


 ↓『ドン川からドニエプル川へ』P25から(Amazonの中身検索で見られるものを加工しました)

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 記述によると、第1親衛軍(1GA)はミレロヴォ(Millerovo)へ突進し、第3親衛軍(3GA)はミレロヴォでそれと手を繋ぐ。第6軍(6A)はその北西方面でKantemirovkaを攻略して側面を援護する。第5戦車軍(5TA)はタチンスカヤ(Tatsinskaya)とTormosinを攻略する。そしてその後は、ドネツ川を渡ってLikhaya(2GAと書いている辺り)でまた手を結び、予備としてあった第2親衛軍(2GA)を投入して一気にロストフまで攻略する……。

 ところがこの案は、スターリングラード解囲のためにマンシュタインが集めた「冬の嵐」作戦用の部隊が思ったよりも強力そうだったので、第2親衛軍を急遽そちら(スターリングラードの南方)に回すことにして、「土星」作戦は縮小を余儀なくされたということのようです。


 ですから「小土星」作戦は基本的に、この「土星」作戦の前段部分のみを実行する作戦だということになりますが、OCS『Enemy at the Gates』での現在のプレイを考えると、私がだいぶ勘違い?をしていることに気付かされます。私の受け持ちは第1親衛軍(と第6軍)なわけですが、そもそもミレロヴォへ向かっていません(^_^; Kantemirovka方向から南西、西、北西へと手を広げつつある状態です。

 プレイではまだミレロヴォが落ちてないんですが、ミレロヴォ攻略のための一番手である第1親衛軍がそもそもそこへ向かってないんじゃ、落ちるものも落ちないよな……(まあ色々と作戦的ヴァリエーションはあり得るでしょうけども。あと、史実でもホリト軍支隊が反撃したりで頑張ってて、しばらく落ちなかったようです)。

 やはり『激闘! マンシュタイン軍集団』での「まずハンガリー軍戦区を潰す」プレイにかなり引きずられている感じがします。作戦的ヴァリエーションから考えれば別に悪いことではないとも思いますけども、今までやってなかった、詳しい史実との比較もぜひしながらまた検討していきたいですねー。

OCS 『Operations』#25 『EatG』におけるソ連軍機動戦の指針

 以前、OCS 『Operations』#25 『EatG』におけるソ連軍突破の指針 (2016/07/29) で、突破戦闘に関する指針を訳してましたが、次の機動戦に関する指針を訳してみました。

 でも、前エントリで書いていた「とにかく浸透、浸透」っていう感じではないですね……。尤も、こかどドクトリンってわけでもないので、やはりバランス……?

機動戦

 機動戦におけるソ連軍の経験則はこうです。「機械化軍団が歩兵の支援から離れれば離れるほど、ドイツ軍の反撃に対して脆弱となる。」

 重要な地点を奪取するために、「当たって砕けろ」ということが必要な時はあるかもしれません。これが起こった場合、あなたは髪に火を付けてそれへと向かい、翼側はがら空きとなるでしょう! ほとんどの場合機動作戦における成功は、限られた目標を確実に手に入れるために機械化部隊と非機械化部隊が密接な連携を注意深くとっているかどうかに依存することでしょう。

 機動戦を戦う上で有効なテクニックがいくつかあります。最も重要なのは集中です。可能な限り、単一の作戦にいくつかの機械化軍団を組み合わせるべきです。使用できる部隊で圧倒できるような目標を選択しましょう。ソ連軍の機械化軍団が集中的に使用された場合には、ドイツ軍の装甲師団といえども太刀打ちできません。その理由はこうです。もしドイツ軍装甲師団がスタックしているなら、包囲できます。しっかりした包囲ならば退却するという選択肢を阻害し、戦闘のダイス目がよければ追加のステップロスを与えることができるでしょう。さらに、スタックしている場合には砲爆撃の絶好の目標となります。そのドイツ軍部隊が近くに救援のための反撃を支援してくれるような部隊を持っているのでなければ、被包囲部隊に補給を通すのも厳しいでしょう。もしソ連軍プレイヤーが十分な部隊を集めたならば、最強の装甲師団といえども陸の藻屑となり得ます。

 価値の高いドイツ軍ユニットをきつく包囲することが、ソ連軍の機動作戦における主目標であるべきです。

 予備が使用可能ということが、ソ連軍プレイヤーにとってのもう一つの必須要件です。ある戦いの近くに、少なくとも1つの機械化軍団を予備モードで保持しようと常に試みるべきです。これらのユニットには2つの使い道があります。リアクションフェイズにおいてドイツ軍の移動の効果を鈍らせることができるのと、敵を混乱させるために、あるいはすでにボロボロになっている敵ユニットにとどめの一撃を食らわせるために、突破フェイズに「解放」することができるということです。

 歩兵の支援もまた非常に重要です。古い格言がここでも当てはまります。「戦車で土地を取ることはできるが、その土地を保持し続けることができるのは歩兵だけである。」 土地の奪取ということが機動作戦の戦略的な目標であるならば、手元に歩兵を持っているということが非常に重要です。平地以外の地形においては歩兵を押しのけることは難しく、またあなたの機械化軍団の側面の支えてくれるでしょう。

 最後に、ソ連軍プレイヤーは機動戦を戦う際に敵の反応を前もって考え、予測しようとすることが必要です。自分自身に尋ねてみて下さい。ドイツ軍の機械化部隊はどこにいるのか? そいつらはこの戦いに介入してこられるだろうか? もしそうなら、どの方向からだろうか? 自分はそいつらをどうやって阻止できるだろうか? もし退却が必要ならば、どこになら安全に退却できるだろうか? ドイツ軍の計画を邪魔するために何ができるだろうか? 近接航空支援で反撃部隊をDGにできるだろうか? ドイツ軍の司令部か補給集積所をオーバーランすることはできないだろうか? どうすれば自軍の進撃をうまく支援できるだろうか? これらすべてが意味しているのは、あなたは作戦的に考える必要があるということであり、個々の戦術的戦いにのみ没頭しているのではいけないということなのです。

 これらの戦術の適用は、追加の自軍部隊や補給が近くにいるかどうかに依存します。あなたの軍の多くがより近くにいればいるほど、機動戦においてあなたが勝つ可能性は増大するという不可避の事実に尽きるのです。どこでいつあなたが戦うかということは、あなたの戦略目的によって選択されるべきです。戦闘は高価です。戦闘は燃料、戦闘補給、それに多くの場合、ユニットを消費することになります。目的のために戦うのでなければなりません。あなたの戦力を最大化し、ドイツ軍の弱点に対してそれを集中させるのです。何にもまして、あなたの部隊をお互いに支援できるようにして機動させましょう。


ソ連軍の浸透戦術とOCS

 OCS『Enemy at the Gates』関連で、フォン・メレンティンの『ドイツ戦車軍団(下)』を読んでいます。



 10代の頃に、北アフリカ戦線について書かれた上巻は少なくとも持っていたような気がするのですが、家にないようだったので新たに注文してみました。

 下巻の最初の方に、「チル河の戦い」について書いてあって、学研の『スターリングラード攻防戦』の地図と合わせてようやく理解が進みました。「チル河の戦い」は『Enemy at the Gates』にシナリオが入っており、『Case Blue』用のものもネット上にシナリオが公開されていて、ワニミさんから「入門用に非常に良いから、ぜひやっておくべきだ」と言われていたのですが、いつ頃のどこの戦いかまったく分かっていなかったという(^_^;




 おいおいぜひやってみようと思うのですが、本を読み進む中で出てきたソ連軍の戦術とドイツ軍の対応がOCSにおいて再現されているような気がしたのでそこを。

 実戦的にソ連軍が攻撃を開始する場合は、いつでも大規模な浸透、小部隊および兵の「潜入」が、その前ぶれとして行われる。……
 この潜入に対する手段は、ただ一つしかない。すなわち十分に縦深をとり、万全の警戒を払う動哨を絶えずおくこと、それに何よりも重要なことは、即時待機態勢についた十分な兵力の予備隊を準備し、侵入兵を駆逐することである。

 ソ連軍の戦術で、もう一つの特徴は、将来の進撃の基地とするため、あらゆる地点に橋頭堡を構築することである。……「いかなる地点にも橋頭堡を構築する」というソ連軍の戦術は、最悪の事態を招く原因であり、決して軽視してはならない。
 原則とすべき唯一の方策を再びくり返そう。もしソ連軍が橋頭堡または前進拠点を築いたならば、攻撃せよ。直ちに攻撃せよ。強力な兵力を投入して攻撃せよ。遅疑するのは、常に命取りとなろう。
『ドイツ戦車軍団(下)』P58,59


 
 OCS『Enemy at the Gates』リトルサターン研究に『Operations』の記事の図を上げたのですが、OCSでは(ソ連軍に対する?)防御は「戦線」という形では不可能です。

 ↓再掲します。

Nr20-P15.jpg

 フォン・メレンティン将軍が述べているように、防御におけるドイツ軍は「十分に縦深をとり」、「予備兵力を置く」ということをしておかなければなりません。

 引用の前半部分は戦術的なことっぽいような気がするのですが、後半部分はもっとでかい、作戦的な範囲のことじゃないかとも思います。

 現状の私のソ連軍のプレイではそこまでできてないのですが、「いかなる地点にも橋頭堡を構築する」ということをやるべきなのでしょう。そのためには一般補給を計画的にもっとうまく延長していかねばならないと思いますが……。

 OCS『Enemy at the Gates』星作戦+こかどドクトリンの話で書いてましたように、こかどドクトリンも有効な局面はもちろんあるのですが、1942年末あたりからのソ連軍だと「とにかく浸透、浸透」ってことの方が有効性が高いのかもしれません。今後ぜひ検証していきたいですねー。




OCS『Sicily II』のLST(戦車揚陸艦)について


 『Sicily II』のLSTについて分かってきた(ような気がする)注意点を書いておきます。間違いがありましたらぜひご指摘下さい。


LSTにSPや輸送ユニットを載せた状態からLST港湾に変換すると、それらのSPや輸送ユニットは失われる?(あるいは変換自体ができない?) だからLST港湾に変換するつもりなんだったら、それらを載せちゃダメ(逆に言えば、LST港湾にするつもりがなく、OCS 18.5g項に従って港湾に荷降ろしするつもりなんだったら載せるのはなしではない)。
 ……OCS 18.4f項およびその明確化、OCS18.5e項より。また、『Sicily II』のシナリオ5「ハスキー作戦」を見ているとLanding Craftの上の行にはSPなどが書いてあるのに、LSTの上の行にはそれらが絶対に書かれていないようになっている。
【OCS4.1a和訳ルールの18.4f項の明確化の文はたぶん微妙に間違っているような気がします。】



LST港湾に変換されたそのフェイズ中は、そのLST港湾は使用できない。
 ……OCS4.1aの18.4fのE)では「変換された瞬間から機能する」と書いてあるのですが、OCS4.2の同項で「LST港湾は配置されたフェイズ中は機能しない」に変更されました。『Sicily II』のデヴェロッパーズノートにも、「LST港湾はすぐには使えないことに注意して下さい」と書いてある。



 気になるので、続けてDUKWなどについても調べるつもりです。

OCS4.1aに追加のエラッタ&明確化がありました

 「OCSの物置」に置いてあるOCS4.1a和訳ルールには、その後追加されたエラッタや明確化も盛り込んであったのですが、そこに入っていないさらに追加のエラッタ&明確化がその後発表されていることに気付きました。

OCS Series rules errataの24ページです。

 このうち、1、2、5番目のものと最後のものはすでに反映してあったのですが、それ以外は初めて見ました。訳出しておきますので、とりあえずお持ちの和訳ルールに書き加えて下さい(OCS4.2の訳出に今後入るので、それでご勘弁を……)。

12.7 そのゲームに同梱されていたカウンターの中にエクステンダーが用意されていない場合には、エクステンダーは使用できないことに注意して下さい(通常は5ポイントの輸送ユニットの裏面がエクステンダーとなっていますが)。

13.8b 友軍ユニットだけが架橋の効果を使用できます。

14.9d 航空輸送前に移動できるという突破モードについての言及を削除して下さい(それらは航空輸送できません)。
John Kisner氏からの回答にあったように、突破モードでは航空輸送できないということですよね……? 「前」とあるのが、「後」はどうなのかとか気になりますが。実際上は、「(および突破フェイズに突破マーカーを乗せられているユニット)」という部分を削除してもらえれば良いのだと思います。】

18.1c 上陸用舟艇のみが、港湾、海岸ヘクス、および河口に入ることができます。より大きい艦船ユニットはそのゲームの特別ルールで許されている場合のみそれが可能になります(現状存在しません)。
【OCS4.2を見ると、『The Blitzkrieg Legend』のDestroyerは港湾に入れるとありましたが】

18.1dと18.3dにある、港湾では自動的にDGとなるという記述を削除して下さい(もはや必要ありません)。
【ただし『The Blitzkrieg Legend』では起こる?】

OCS『Enemy at the Gates』リトルサターンキャンペーン第6ターン先攻

 尼崎会(拙宅)で、OCS『Enemy at the Gates』のリトルサターンキャンペーン第6ターン先攻(ソ連軍)をプレイしました。

 第6ターンはターン記録トラック上では第14ターンにあたり、1943年1月3日~6日に相当します。

 今回は下野守さんも来られまして、どこを担当するか話し合った結果、私が担当している北西戦区が何をどうしたらいいのか曖昧模糊なので、下野守さんと私とで相談しつつプレイしてみるということになりました。


 ↓第6ターン先攻終了時。

CIMG3715.jpg



 ↓北西戦区。

CIMG3716.jpg

 今回、補給線の繋がりに関して書いておこうと思います。

 OCSは補給もある程度詳細に扱うのと、リトルサターンキャンペーンでは進撃路に合わせて鉄道線が伸びていないため、補給路を延ばしていくのにえらい苦労してます。北西戦区では紫色の鉄道線が延びてきていて、「d」の箇所に降車可能ヘクス(detrainable hex)があり、そこに一般補給のための物資やSPそのものが運ばれてきます(前者は抽象的に、後者はSPカウンターで)。

 この戦区には司令部が3つあるのですが、とあるのが戦闘モードで支給範囲が10で、セットアップ時から動かずにハンガリー軍と向かい合っている西の部隊に補給を供給してます。前線の司令部はとあるやつですがそれは今回移動させたので移動モードで支給範囲が5と11となっており、次のターンに戦闘モードにすればそれぞれ8と15に支給範囲が伸びます。このの司令部は5移動力+1ヘクスの範囲内で一般補給を降車可能ヘクス等に受給しにいくのですがこの場所からは届かないので、「e」の箇所に輸送トラックによるエクステンダー(extender)を置いてあり、20移動力の範囲で受給路を延ばしています。「e」から20移動力+1ヘクス以内で「d」まで受給しにいき、その「e」まで司令部から5移動力+1ヘクス以内で受給しにいき、それができた司令部からは自身の支給範囲内で各部隊に一般補給を与えられます。

 という状況なのですが、苦しんでます。苦しんでいる根本的な理由は、史実ではこの時期まだ放っておかれているはずのハンガリー軍戦区にも中途半端に向かってしまっているからじゃないかと思います。進出が中途半端なので⑤の喉元(ロッソシの小都市)に黒い線で描いた枢軸軍部隊のポケットが残ってしまっている(20-4-3の3/4ステップ)のがまたでかいです。コイツを消してしまえればかなり楽だとも思えるのですが……。

 緑色の線がそれぞれの司令部からの現状の支給範囲および進出線なんですが、これが次ターンに(司令部を戦闘モードにして)支給範囲が3~4伸びても、「だから何?」という感じですね……。中途半端な目標設定にしているために、エクステンダーの置き場所自体が中途半端です。エクステンダーに転用可能な輸送トラックがあと5と、輸送ワゴンが5+3ありますが、SP自体は降車可能ヘクスから全部そいつらで運ばなければならないので、エクステンダーに変換している余裕などない……? 今エクステンダーになっている分を輸送トラックに戻しつつ、新たなエクステンダーを設定するということなんでしょうけども……。

 「」の箇所がポントゥーン架橋工兵部隊で橋を渡していて、これは無茶苦茶ありがたいです。架橋工兵をどこに置くか、エクステンダーをどこに設定するか、何ターンに何SPをどこまで運んでおくか等々、ある程度以上あらかじめ計画しておくべきなんでしょうね~。

 『激闘! マンシュタイン軍集団』だともちろん補給設定が緩いので二兎あるいは三兎くらいを追いつつ進撃していっても大丈夫でその感覚でプレイしてしまっていたんですが、『Enemy at the Gates』では、史実より過大な二兎を追うようなことはできないと考えた方が良いのかもしれません。史実ではハンガリー戦区に攻撃をかけ始めたのは43年1月13日からのオストロゴジスク=ロッソシ作戦によってであって、それまではこの北西戦区はミレロヴォやタチンスカヤとかの方向を目指していただけだったわけです。1月13日ターン辺りには『Enemy at the Gates』でも3個軍団くらいのポポフ戦車兵団が増援でやってきますから、それらでもってオストロゴジスク=ロッソシ作戦をやったということかしらん?


 対面のハンガリー軍戦区を担当しているワニミさんから
「あれ、ハンガリー軍戦区には来ないの?」
 と言われ、
「いや、行けないんですよ……。補給範囲的に」
「え……あれ、そう……なの? えっ? って……じゃあ、そこ、金城湯池じゃん?」
 と言われてしまいました(^_^;



 ↓南西戦区。

CIMG3717.jpg

 コテリニコヴォで頑張っているルーマニア軍が包囲されているのはまあいいのですが(ルーマニアの皆さんごめんなさい)、ドネツ川沿いに戦線になっていた2個装甲師団が完全に包囲されてしまいました。ここまでされてしまうとは思っていなかった……。「大したことにはならないだろう」と思ってソ連軍にダブルターンをやらせたんですが、目測を完全に誤ってしまってましたね(>_<) やはり「攻勢側にダブルターンをやらせたらひどいことになる」と思っておくべきですね……。



 ↓スターリングラード周辺。

CIMG3718.jpg

 包囲環内の枢軸軍はもう何もできないらしいので(ホントかなぁ?)、周囲をまじギリギリ3REを満たすようにして絞り出した戦力をコテリニコヴォ方面に送っています。南側で突出していたドイツ軍の2ヘクスへは攻撃をおこない、壊滅させました。


 今回私は大した戦闘はおこなっていないのですが、しかしやったところは必ず最大戦闘比にして、しかもダイス目が良い下野守さんに振ってもらって成功させてました。戦闘にSPがかかるのはまだいいのですが、戦車軍団とかが移動に1SPかかるのが痛いです。SPを集積させねばならにのに、その4割方は使ってしまうという状態です……。


 今後の予定ですが、10月10日(月)は必ずやる予定ですが、その前の土日はまだ分かりません。



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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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