fc2ブログ

『The Blitzkrieg Legend』南方、騎兵集団をどうするか……

 『The Blitzkrieg Legend』南方シナリオソロプレイの続きをやってました。↓が第2ターン裏、フランス軍の移動終了時です。

CIMG1801.jpg

 なるべく圧迫を加えようとして4カ所程度で攻撃予定でいますが、移動力が全般に低いのでこの第2ターンはまだ準備段階であるという感じです。砲兵でなるべく混乱させ、第3ターン表を取れば、戦闘モードの大兵力で殴れるか……。

 ただ、戦闘モードで2-2-4、移動モードで1-2-12という騎兵大隊ユニット(4-2-4、2-2-12という騎兵旅団ユニットも少数ある)が10個程度存在していて、これらは集中運用した方がいいと思われるのでどこに持っていこうかと考え、一番弱そうな中央部(ちょうど縦のマップの折れ目の辺り)にできる限り持っていきました。



CIMG1802.jpg

 で、↑写真の真ん中のドイツ軍2-5-16支援グループ大隊(第6装甲師団)をボコ殴りにしようと。その右側のハイスタックの中に9個の騎兵ユニットが集まってます。

 ドイツ軍ユニットを砲撃で混乱させ、15:1で殴りまして、サイの目が良くてAe2(アクションレーティング2以上は突破モードになれる)を獲得できればフランス軍にとってはより良かったのですが、サイの目はわるめでAe4だったので突破モードにはなれませんでした。

 しかし、次の第3ターン表をもしフランス軍側が取った(15/36の確率)とすると、↓の写真のような状態が可能になります(第3ターン表の補給チェックは全部補給が通る場所でおこなって。つまり損耗チェックはまったくせずに)。
CIMG1805.jpg

 ううーむ……。この状態って、何とかはなるのかもしれませんけども、進撃自体はどうしたって数十%停滞せざるを得ないでしょう。

 何かルールを間違っているか、ドイツ軍の移動を練り直せばなんとかなるか……。

 とりあえず朗報?としては、オプションルールのうち「装甲師団と歩兵師団各1個の第1ターンの移動力を1.5倍にしてよい」を全然忘れていたので、そこはまだ良いかも。

 あと、やはり東半分の二重戦線は手厚すぎでしょうか。南の補給路は完全に諦め、北の補給路までは到達されないように道路や鉄道の結節点を守り、予備戦力を置き(しかし歩兵では予備としては対応能力が低すぎて難なのですが)、もっと西を守れるように戦力を流し込む……しかし今回以上西に流し込めるかどうか……? セダンの西には戦力は配置しないとか……。
スポンサーサイト



『戦争と飢餓』ポーランド兵の恨み……

 ちょっと前に、『日本軍とドイツ軍: どうしたら勝てたのか、どうやっても負けたのか?』という本を見つけて読み始めてるのですが、その中でナチスドイツがウクライナなどの住民を絶滅させてそこに入植するつもりであったのだ……という記述を読んで「おおおお……」となっておりました。




 そんな中、先日ジュンク堂梅田店に行きまして、そこで(存在は前から知ってはいたのですが)手に取ってみた『戦争と飢餓』(英語の副題は「第二次世界大戦と食糧を巡る戦い」というもので、第二次世界大戦限定の本です)をぱらぱらと見て、「これはかなり自分にとって興味深い本であろう」と思い、買って読み始めてます(本がでかいので、持ち歩かず、ネットゲームのロード時間などに読み進めてます)。




 序文的なところですでに、余裕のあったアメリカ以外では世界中が飢餓で切羽詰まっていた。そしてドイツはその自国の飢餓を東方へと輸出(つまり、そこの住民に餓死程度にしか食糧を与えないことで土地を空けさせ、そこにドイツ人が入植)することを狙っていたのだ、と……。日本は計画的にそういうことをしたわけではないが、南方熱帯雨林ならば食糧はいくらでもあるだろうという甘い考えや、不作為によって自軍兵士や中国の人民などを大量に餓死させることになった……。ソ連におけるソ連人の餓死や、イギリスの不手際によるインド人の大量餓死なども含め、第二次世界大戦(中)の世界中の死者の半分は餓死者であった、と。

 これまでに読んだ架空戦記でユダヤ人虐殺をしないでおいたり、ナチスドイツの行動を批判した文の中に「東方の人民を味方につける努力をせずに過酷な扱いばかりしていて住民を敵に回した」とあったりして「ふむふむ」と思っていたのですが、当時の世界の飢餓的状況においてはそもそもそういうこと自体が成り立たなかったということなのか……? と考えたりしました。


 とりあえず本文に入ったところなのですが、まずドイツがポーランドを征服した後、住民を無理矢理土地から立ち退かせて財産も没収したりで、ポーランド人達が本当に悲惨な目にあってドイツ人への復讐心を燃えたぎらせることに関する記述があり、以前北アフリカ戦におけるポーランド軍部隊がドイツ軍に向けられずイタリア軍に向けられたことに憤慨したという件を思い出しました(北アフリカの南アフリカ軍兵士とポーランド軍兵士)。

 『DAK2』がプレイできるようになったら、ぜひともポーランド軍ユニットをドイツ軍に向けて勝たせてやりたいなと思いました。

リッチモンド公爵について、訂正?

 先日、リッチモンド公爵はなぜブリュッセルに来ていたのか?で書いていたリッチモンド公爵の件ですが、過去に何回か読み返していたはずの『イギリス名宰相物語』を読み返していたら、前エントリで書いていた推測?とはかなり違う感じに書いてありました(P92)。

 彼は1814年のナポレオン退位後、ブリュッセルでのんびり暮らしていた。平和が戻ったことを喜び、社交に明け暮れていたのである。……
 ……ご主人【リッチモンド公爵のことと思われる】と同じくらい元気がよくて、おまけに女だてらに戦いが好きだったリッチモンド公爵夫人シャーロットもイギリスから駆けつけ、……
 ……会場は豪華な宮殿でもあればいいのだが、なにぶん旅先のことでそれもままならず、公爵邸の隣にある馬車屋の二階だった。



 「戦いが好きだった」とありますが、映画『ワーテルロー』では「戦争なんて……」という感じの描かれ方でしたっけ?

『広義の軍事史と近世ドイツ』

 2014年5月くらいに、『広義の軍事史と近世ドイツ』というハードカバー4000円+税という本が出ているのをなんばジュンク堂書店で見つけまして、その中にリュッヘル(この本ではリュヒェルと表記)将軍とシャルンホルストの比較の一章(20頁ほど)があったのもあり、「これは私が買わずしてどうする」と買って読んでました。




 内容的には軍事史研究の新しい流れについてや、軍隊が住民に与えた影響と住民が軍隊に与えた影響の相互性、それに徴兵制や啓蒙主義と軍隊の関係など。最後にプロイセンの軍制改革と、リュヒェルとシャルンホルスト、と来ます。

 『クラウゼヴィッツ 『戦争論』の誕生』などでは保守派の権化のように描かれているリュッヘルやクネーゼベックが実は啓蒙的で、シャルンホルストらと改革案を共有し、お互いに尊敬し合っていた部分もあった……というようなことが書かれていて、「ほおお~」と思いました。

 が、基本的にはやはり堅い話ばかりではあるので、買って読まれるかどうかはその人次第ということになりましょう(^_^;


 この本の中で少し出てきて非常に興味深かったのは、命中率が3~4倍高い(ただし装填に3倍時間のかかる)ライフル銃がナポレオン戦争時代にはすでに発明され配備もいくらかされていたのに、なぜ大きく広まらなかったのかについて書かれていたことで、

1.ライフル銃によって多くの貴族将校が狙撃されたが、これは当時のアリストクラシーの階層秩序を根本から脅かすものと批判された。

2.隠れたところから狙撃するライフル銃は「卑怯」であり、「戦場に姿を現さないことが勇敢な軍人に相応しくない」から。

3.ライフル銃の銃身は100~110cm程度で、マスケット銃に比べて40~50cmほど短く、長身の兵士とセットにした時にひどく見栄えに欠けたから。

 単純に性能だけで採用には至らなかったということですね。

 今まで、ナポレオン戦争時代にもいくらかライフル銃部隊があったのをちらちら読んでいて、「なぜライフル銃が全軍で使われるようにならなかったのだろう……?」と思っていたので、疑問が氷解して大変嬉しかったです。

『The Blitzkrieg Legend』南方第2ターン表終了

 続けて『The Blitzkrieg Legend』の南方シナリオをやってました。


CIMG050321.jpg

 このシナリオは輸送ユニットの数が少なくてSPを運ぶのがつらいです。右上の黒色で囲んだ辺りにSPが大量にあって、それを一生懸命前線に運んでいたのですが、色々やっていてある名案?に気付きました。

 黒の○で囲んだ2つの場所に司令部を置いてあるのですがその両方に、赤い○で囲んだヘクスからSPを通せるのです。この場所ならば毎ターンSPが到着するヘクスから青い矢印で描いた二級道路(移動力1/2)を通せるので、SPの輸送がだいぶ楽になるような気がします。

 ただ、予備的にも緑の矢印で示したSP路も設けておかねばという気もします。それに、赤い矢印で示したように7-16司令部を前に出したのですが、そこには白い矢印でSPを通さねばならず、やはりどうしたって前の方前の方にSPの集積が必要……。輸送トラックが今の2、3倍は欲しいです。


CIMG050322.jpg

 ↑第2ターン表の終了時です。

 白い○で囲んだヘクスにドイツ軍ユニットを置いて、フランス軍のCav師団や騎兵ユニットに一般補給が通らないようにするのを狙ってみました。黒い線が鉄道線で、フランス軍はマップ北端から補給が引けるのですが、これらの場所にユニットを置いておけば、その間にあるフランス軍スタック(DGが載っている2つと、爆撃失敗でDGが載せられなかった1つ)に一般補給が通せず、活発な作戦行動(嫌がらせ)はできにくくなるのではないかと……。

 その東方では、青い線の防御第一線と、水色の線の防御第二線(補給路上)を引いてあります。上の方のに第二線がないのは、そこまでユニットがないというのと、一般補給路を切ることでフランス軍側の攻撃能力は削げるであろうという見込みからです。逆に右下の方の防御線の向こうは、やる気になればフランス軍は攻撃能力を持っていますし、マジノ線があってそれをドイツ軍がなんとかすることもできない状況です。

 ドイツ軍側の装甲師団3つと自動車化歩兵師団1つが、セダン方面に張り付いており、ミューズ川対岸に1ヘクス進出しています。緑の○で囲んだ部分にドイツ軍ユニットを全く配置していないのは、フランス軍の移動力の遅さと、その東に第10装甲師団を予備マーカーを置いて控置してあるので、なんとかなるのではないかな、と。


 一応、今までに得られた知見からなるべく上手く考えたつもりですが、「もっとうまくならないか」あるいは「それほど良くはないのではないか」という思いもあります。また後日第2ターン裏のフランス軍側をうんうん考えてやってみて、嫌がらせができるかどうか、検証してみようと思います。

『The Blitzkrieg Legend』南方の鉄道線を守る

 以前『The Blitzkrieg Legend』南方をやり直しで書いてました、置きっ放しの南方シナリオの続きをやってみてました。

 第1ターン裏(このシナリオは裏から始まります)の突破フェイズの途中からだったので、とりあえず色々考えて突破フェイズを終わらせました。

 ↓が第1ターン終了時の状態です。

CIMG050320.jpg

 オプションを採用していて、続けて第2ターンの表もドイツ軍なのですが、その後の裏、あるいはもしかしたら第2ターン裏→第3ターン表に渡って連合軍の「嫌がらせ」に対して抵抗力のあるムーヴをしないといけないと思います。

 で、鉄道線を確保していることが非常に重要だと思うので、うんうん考えてました。

 確保すべき鉄道線が上と下の2本あるのですが、考えて考えて、「やはり2本とも完全に守るのは無理」だと思いました。右下の方は歩兵師団のみで二線防御もしき、道路や鉄道の結節点にも分遣連隊を置く……という方法である程度以上なんとかなりそうだと思いましたし、連合軍のCav師団を必ず混乱(DG)させておくことでかなり反撃を阻止できそうだとは思いました。が、右下以外のそれより西の部分は鉄道線の延び方が悪く、地形も悪く、どうしても隙ができざるを得ないと感じます。

 なので、主攻方面(緑の矢印)により近く、より守りやすいとは思われる上の線はまず絶対に守るようにして、下の線は歩兵などだけでなるべく効率よく守るが、取られてもしょうがない(取られてもその影響を最小限にする)と考えるようにしました。


CIMG1769.jpg

 ↑この左上の鉄道線の突き出た部分の周辺が非常に危ないわけですが、ここを守る為に、第23歩兵師団を初期配置の場所から戦略移動で写真の場所まで移動させておくことが非常に重要じゃないかと思いました。


CIMG1771.jpg

 ↑第23歩兵師団から分遣連隊を3つ出し、さらに自動車化機関銃(MG)大隊を派遣して穴をなくしました。これで前線のフランス軍スタックを混乱させておけば、だいぶ安全ではないかと……。

 MG大隊は、対戦相手が嫌がらせをあまり考えないような人であればいらないかもですが。

『Who Was ...』『What Was ...』シリーズ

 ちょっと前に、すでに存在は知っていた英語での子ども向けの伝記シリーズである『Who Was ...』シリーズにリー将軍とグラント将軍が出たので、購入してみました。また、確かそれ以前に、フリースクールでミリタリーに興味のある子向けに同シリーズの事件バージョンの『What Was ...』シリーズの一つのゲティスバーグの戦いのものを買ってみてました。



 この中で私は、リー将軍が一番興味があるし面白いだろうと思って読んでみたところ、これが……非常につまらない内容で……。

 ところが、この後に『What Was the Battle of Gettysburg?』を読んでみたところ、あまりの面白さにびっくりしてしまいました(フリースクールの子も「面白かった」と言ってました)。

 さらに続けて『Who Was Ulysses S. Grant?』を読んでみるとこれが! 超・絶・面白い!

 比較してみると、『Who Was Robert E. Lee?』はリー将軍が家族を大事にし、戦争にはイヤイヤながら……という側面のみが基本的に暗い感じに語られていく体で、ある意味反戦論者が書いたらこうなるかな、という感じの内容。

 『What Was the Battle of Gettysburg?』はゲティスバーグの戦いの興味深い種々のエピソードが次々に生き生きと描かれていく感じで、著者の祖父の伯父さんが若くしてこの戦いで戦死したことも語られます。南北戦争自体の原因や、会戦前後に関する記述、また有名なリンカン大統領の演説についても簡潔にして要を得たエピソード形式で語られていきます。写真も多数。

 『Who Was Ulysses S. Grant?』はグラント将軍の南北戦争初期におけるある一つのエピソードが導入部分となっていて、この数ページがすでにして非常に面白い。子どもの頃、ウェスト・ポイントの頃、メキシコ戦争、それに南北戦争とその後の大統領時代に関して興味深いエピソードが非常に良い感じに散りばめながら語られていきます。これは著者の取捨選択が良いからなのか、あるいはグラント将軍自体がそういうエピソードを提供できる人物だったからなのか。この本にはリー将軍の紹介に1ページがコラム形式であてられているのですが、その最後の部分、「北軍の将軍達はリー将軍は超人的な人物(superhuman)だと恐れを抱いていたが、グラントは彼も死を免れない普通の人間(mortal)に過ぎないと思う、と戦争前に会った時の印象を語っていた」という所だけで、『Who Was Robert E. Lee?』全体よりも遙かに面白かったです。

 尤も、反戦的なことを主眼とするなら『Who Was Robert E. Lee?』が最も優れているということも言えるでしょうし、『Who Was Ulysses S. Grant?』を私が特別面白いと思うのは人格的なエピソードが大好きという私の特性によるところが大きいのかもしれず、多くの人はそこまでは面白いとは感じないのかもしれません。ちなみにこの2冊の著者は共に女性作家であるようです。『What Was the Battle of Gettysburg?』の著者の性別は良く分かりません。


 ともかくも、個人的には、『Who Was Ulysses S. Grant?』は読み物単体としても非常にオススメ、『What Was the Battle of Gettysburg?』も結構オススメできる、『Who Was Robert E. Lee?』は正直ミリタリー好きの人には全くオススメしませんが、反戦調で暗い感じのリー将軍伝というのに魅力を感じるのならば悪くはないでしょう。

 これらの本は、英語の勉強という意味でも良いだろうと思います。「洋書 英語 勉強」という様なキーワードで検索しますと、「自分のお気に入りの洋書を2冊買って、1冊は朱入れしまくって精読し、もう1冊をそのまま読めるようにする」というようなのが薦められていたりします。しかし労力や値段的に難しかったりもするわけですが、このシリーズならば分量はほどほどですし、英語自体が若者向けなので易しめで、1冊の値段が安いので2冊買おうと思っても楽です(1冊だけで赤いセロハンシートで読むのもあり)。行間が大きくて朱入れもしやすい。

 私は『Who Was Ulysses S. Grant?』と『What Was the Battle of Gettysburg?』の分からない単語や熟語を調べて赤ペンで書き入れ、それをandroidの『単語帳(Word List)』というアプリで通勤中に見られるようにして暗記していってるのですが、今までの英単語暗記への種々の挑戦と比べて遙かに良く暗記できていってます。やはり強烈に面白いと思っている本のそれであるということと、それと単語数がある程度限られている……という辺りが良いのかもです。

『TUNISIA』カセリーヌの謎が解けた?

 10/5のミドルアース大阪で自分がやった、カセリーヌ峠についてです。

 体調がやはり良くはなく、基本的にすぐ帰ろうと思っていたのですが、こかどさんに強く慰留されまして?「じゃあ、分からないところが気になる『TUNISIA』カセリーヌ峠シナリオを」ということで、2人で研究プレイしてました(私は休み休みしつつ)。

CIMG050318.jpg

 ↑が初期配置です。

 「分からないところ」というのは、枢軸軍側が赤い線で示した進撃路を基本的にとるということは良いのですが、それに対して連合軍側が青い線で示した「嫌がらせ」が充分に出来てしまうのではないか……? ということに関してでした。


 で、色々検討しながら進めていった、第1ターン表(枢軸軍ターン)終了時の写真です↓

CIMG050319.jpg

 枢軸軍側としてはサイの目的にもある程度以上うまくいった感じのある展開でしたが、主眼としては赤い楕円で囲んだ部分で、「西へ走る一級道路上に部隊を置いて、補給路を切られない&その南に残る連合軍部隊への補給を通さない」ということを重々狙ってみました。しかもこの部分にいた8ユニットの連合軍を、1ユニットを残してほとんど壊滅させる戦果も!(こかどさんのサイの目が良く……そして最後の攻撃を任された私のサイの目が悪く、1ユニットが残りました(^_^;)

 カセリーヌ峠(青い線の最北端部分)を抜いた後の第15装甲師団のその後の進路にしても、ファイド峠(赤い楕円の最東端)から補給路を通すべきことを主眼に置いて東進し、開削に成功してます。

 で、この状態で連合軍の立場で考えてみると、(考えてみれば当たり前のことながら)連合軍の一般補給路は緑の線の部分の鉄道線の支配権を失ったことで黒い線で示した連合軍支配鉄道線のうちの北西の部分のみに限られてしまっており(東の部分は枢軸軍支配の間に挟まれていて用をなさない)、連合軍としては緑の線の部分を完全に取り戻すか、そうでなければ補給切れでのきなみ損耗する(アクションレーティングが低いのでまじでやばい)のを避けるために紫の矢印で示した方向に大きく下がるしかありません。

 緑の線の部分を取り戻す……という可能性については、全くの不可能というわけではないような気もしますが、今回の状況においてはかなり困難であることも確かっぽく、「可能性はあるのかもしれないがうまくいく確率が低めの小手先の反撃&嫌がらせ計画に部隊を注ぎ込ぎまくると、長いキャンペーン全体で考えた場合、無駄に失うユニット数から見て基本的には勝てないだろう」という「こかど仮説」?から考えて、これはもう紫の矢印で下がるべきであろう……という気がしました。

 最初の写真で示した連合軍の「嫌がらせ」行動にしても、もし枢軸軍側がその可能性についてまったく無防備でスカスカに開いていて成功の可能性がかなりあるのであればやっても良いように思うのですが、枢軸軍側がその可能性について対処しておりほとんど成功の可能性がないのであれば、やはりやるべきではないでしょう(枢軸軍としてはそのような状況に持っていくことが大事ということでしょう)

 他に、2枚目の写真のオレンジの矢印で示した連合軍の嫌がらせ行動もありうるのですが、これも連合軍側の一般補給路が北西の鉄道線のみに限られてしまった状態においては、その嫌がらせ部隊が自軍補給路から外れて移動フェイズ直後の損耗チェックにさらされて少なくとも数個ユニットは吹き飛ぶことでしょう。

 つまり「嫌がらせ」行動は、中長期的な自軍補給線の存在に頼ってそれで可能な範囲に限られるべきであり、その範囲を超えると自軍にとってむしろ不利になる。しかし逆に、その対手側もそのように不利になるように重々気を配って対処すべきであって、その配慮を怠るとやはりあっという間に成功率の高い「嫌がらせ」行動をされてしまうことになる……。


 このカセリーヌ峠シナリオに関して言えば、緑の線で示した鉄道線の支配権を枢軸軍が奪ってしまう(そしてその支配権を連合軍が取り戻すことが難しい状況にしておく)ことが致命的に重要で、それが達成できれば北東部分の連合軍部隊は西に下がるしかない(嫌がらせなどしている状況ではない)ということが分かりました(特別ルールなどの見落としがなければ(^_^;)。それを考えると、今回一級道路を割とがちがちに守ってましたが、それよりも「緑の線部分を取り返されない」ことの為にユニットを回しても良いのかも。

 で、こうなると連合軍側はとりあえず防戦一方になるっぽいのですが、しかし枢軸軍側は「第1ターンに最大限の戦果を挙げなければその後のターンもないのだから」とSPを消費しまくっており、第2ターンに使用できるSPは4SP程度しかない状況で、そのSP数で数だけはまだ大量にある連合軍戦線を抜いて勝利条件を達成するのはやはり難しい気がします。おお、とすると史実でロンメルが実際に感じたように、「補給が足りなくてこれ以上は無理」ということに……(補給が潤沢にあればどこまでできたかというifシナリオを試してみるというのも面白そうですね)。


 あ、黄色い○ですが、イタリア軍ユニットを必ずここに前進させておいた方が良いなという場所です。ここに前進させておけば、連合軍の予備ユニットなどの動きを封じることができるので。

ミドルアース大阪(2014/10/5)

 ミドルアース大阪に行ってきました。以下、自分がやっていた以外のテーブルの写真です。


CIMG1723.jpg

 ↑ASL。


CIMG1724.jpg

 ↑ 『BARBAROSSA:Army Group Center』のスモレンスクシナリオ。4人でプレイされてました。


CIMG1726.jpg

 ↑エポック日露戦争のクラシック版?


CIMG1725.jpg

 ↑アドテクノス/GJ『アウステルリッツの太陽』。新人さんが来られてやってました。『Wellington's Victory』をやろうという話も。


CIMG1728.jpg

 ↑『激突南太平洋』。海戦ゲームも毎回必ず立ち上がっている(固定メンバーで)感じがします。


CIMG1729.jpg

 ↑CMJ付録のコルスン包囲戦。私はやったことないのですが、簡便なゲームらしく、よくプレイされてますね~。


CIMG1730.jpg

 ↑ウォーゲーム日本史の『清盛軍記』? 保元・平治の乱を再現するらしいです。このテーブルは最初古いHJ(SPI?)のマーケットガーデン作戦をプレイしていたのですが、夕方に写真を撮りに行った時にはこのゲームに変わってました。

今までの訪問者数(2011/9/17以降)
プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! VASSALでのオンラインインストも大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

 ブログで書いた物のうち、

 OCS関係の記事は

「OCSの物置2」



 戦史物の記事は

「戦史物の物置」


 で、アクセスしやすいようにカテゴリ毎にまとめてありますのでそちらもどうぞ。

Twitter
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
オススメ本
バナーで応援コーナー
ぜひ見て頂きたいページへのリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR