FC2ブログ

OCS『Reluctant Enemies』お試しプレイ

 ミドルアース大阪に7/20に行ってきました。今回は会場の写真を取り忘れていたので、それはなしということで(割と普段通りでした)。

 私はこかどさんとOCS『Reluctant Enemies』のお試しプレイを(もうひとかた来られる予定だったのですが、腰痛で来られなかったとのこと……私も腰痛が結構あって、難儀しております(T_T))。

 『Reluctant Enemies』はフルマップ1枚、ユニットは片方のプレイヤーが60個程度(空軍含む)同士で、1941年6~7月の中東を舞台とした、ヴィシーフランス軍vsイギリス連邦軍の戦い(エクスポーター作戦)を再現するOCSゲームです。シナリオはキャンペーン(21ターン)とミニキャンペーン(最初から9ターン目まで)の2つ。

 当初より、「(割と高難度の)OCSの中の初心者向けゲームですよ~」とアナウンスされていたのですが、実際、片方のプレイヤーが最初から最後まで通してトータルで60個程度のユニットしか指揮しないというのは、OCSゲームの中でかなり楽な部類になると思います。

 特別ルール的にも、複数ステップユニットが出てこない、複数ユニットフォーメーションに一度に燃料を入れるというルールを使用しない(選択ルールでは使用可)、燃料が各フェイズ毎に使い切りなので単純、航空ユニットの航続距離を気にする必要がない、などの点で楽になってます。

 ↓初期配置の写真です。

CIMG1155.jpg

 上半分が、レバノンとシリアにいるヴィシーフランス軍。下半分が、パレスチナとトランスヨルダンにいるイギリス連邦軍です。親独政権であるヴィシーフランスの飛行場がドイツに利用されてイギリス占領下のイラクのクーデタ計画を支援してたりで、中東からの石油の流れが止められてしまう可能性を危惧したチャーチル首相が、むりくりウェーヴェル将軍に対して「ヴィシーフランス領を占領せよ!」と命令した……ということのようです。

 このエクスポーター作戦には自由フランス軍も参加したので、ド・ゴール将軍は「(戦友たる彼らは戦わないであろうから)歩いて行けば終わる」と主張したらしいのですが、あにはからんや、ヴィシーフランス軍は頑強に抵抗したとか……。

CIMG1156b.jpg

 ちょっとターンが進んでますが、上の写真で☆印がサドンデス勝利ヘクス(左がベイルート、右がRayak航空基地)。それから白と青のサイコロの上面でもって、VPヘクスの点数を示しています。黒い線が、想定される引き分けのライン(8VP)。

 進撃路としては基本的にオレンジの矢印で示した3つのラインしかなく、分かりやすいです。が、OCSの常として色々細かいことができますし、戦力配分の問題は重要で、決断のしどころでしょう。


CIMG1157.jpg

 ↑第3ターンの裏(イギリス連邦軍)までやってみたのが上の写真です。黒線が既述の想定される引き分けライン、赤線が第3ターンまでの戦線です。

 展開的には第3ターンまでは割と戦線が進むのですが、この後が膠着状態&補給を貯めて攻勢発起……という流れになるだろうとのこと。総計21ターンあるので、急いでやって損害を出すよりは、ゆっくり目で考えるべきだと言われました(急いで攻撃して実際損害出してました(^_^;)。こかどさんは、慣れたプレイヤーならば丸一日あればキャンペーンがプレイできるのではないかと仰ってました(ユニット数が少ないので慣れてくるでしょうし、膠着状態の間は少ししか作業量ないですし、あり得るのではないかと思います)。

 あ、上の写真の黄色い○は、その左上にイギリス連邦軍の騎兵ユニットが進出できてしまっていてヴィシーフランス軍にとってやっかいなので、○のヘクスにユニットを置いておくべきだろうな……というtipsです。


 いつものように、対戦形式ではなくてこかどさんと私でイギリス連邦軍を分けて受け持ち、ヴィシーフランス軍ターンにはまた2人で考え……という風にやってました。私は海岸側を担当していたので、内陸側がどんな感じなのか良く分かってないのですが(^_^; しかしこのやり方は、ガチ勝負とかでない限りは、私は大好きなやり方ですね~。ムーブに対する理解は、だいぶましにはなってきていると思うのですが、細かく今回も色々教えていただきました。


CIMG1189.jpg

 第3ターンで終わった後、検討をしていて、レバノンに上陸作戦をするイギリス軍コマンド部隊が非常に重要で、ヴィシーフランス軍側の自由配置ユニットでいかにそれを阻止するかを研究してました。↑上の写真がその結果、「とりあえずこれがベストではなかろうか?」とされた配置です。方針としては、

・接敵せずに上陸できる場所をなるべく少なくする。
・平地に上陸できる場所をなるべく少なくする。
・上陸したコマンド部隊を、真ん中に置いた8-4-6装甲ユニットでボコ殴る。平地なら16戦力扱い!

 戦線後方で活動されると本当にやっかいなので、ヴィシーフランス軍側としてはその対策がまず必須ですね~。


 割とぽんぽんプレイして、1~2日でキャンペーンができる可能性が充分にあるので、本当にこれは、OCS入門にぴったりの作品であるなと思いました。ゲームとして見てもなかなかに面白いです。テーマがマイナーでさえなければ……(^_^; しかしまあプレイしてみて、ヒストリカルコメンタリーやデザイナーズノートも訳してみる気が沸いてきたので、それらも含めて今後もプレイ機会を見つけてやっていきたいです。

スポンサーサイト



今までの訪問者数(2011/9/17以降)
プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

Twitter
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
オススメ本
バナーで応援コーナー
ぜひ見て頂きたいページへのリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR