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『TUNISIA』届きました

 セカイモン(e-Bay)からOCS『TUNISIA』が届きました。

 ワニミさんと『TUNISA』をやらせてもらって(『TUNISIA』カセリーヌ峠初プレイ)、「これはユニット数も少なめで、自分でプレイしてみるにも、他の人に教えるのにもやりやすそうだし、自分でも持っておくと良いな!」と思いまして、セカイモンで最初ユニット未切断を競り落とそうとして失敗し、その後切断済みのものを悩んだあげく即決落札したのでした。

 過去に、内容物がおかしい(他の類似のゲームとマップが入れ替わってしまっていた)ものがあったりで怖かったのですが、BoardGameGeek上の『TUNISIA』のユニットシートと照合して、各色ユニットの個数でチェックしてみたところ、ちゃんと全部ありました!

 ↓チェックし終わったのをトレイに入れた状態です。

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 セカイモンのページの写真上で、ユニットはトレイどころかジップロックとかにも入れられておらず、箱に直に入ってまして、それも怖かったんですが、届いたのを見ても箱に直入り(^_^; まあでもともかくも欠品なしで良かったです。

 未切断のものよりも今回の切断済みの方が3000円くらい安く買えたはずですし、切断済みであればコーナーカッターで角を落としていくのも楽なので、結果的には得したような気がします(*^_^*)。


 12月~1月は土日祝はバイトで埋まってたんですが、2月からはゲームができそうです。ただ周辺で風邪がだだはやりしてまして、自分もよく悪寒とかをしてたりするので、休養は充分とりながら、無理せずやっていこうと思ってます(ので、ちょっと開始しかけた『Baltic Gap』が全然進んでないわけです(^_^;)。
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独ソ他の空軍本を古本で買ってみました

 『Baltic Gap』のソロプレイなどをやってみようとしているわけですが、航空機ユニットを眺めるにつけ、「やっぱもっと、ヨーロッパの個々の航空機について知りたいなぁ……」と思い、以前二次大戦軍用機と10式戦車に書いていたもの以外の本を探してみました

 (その他に『丸 エキストラ版』の昭和52年発行の軍用機特集本を入手していて、それも結構よかったのですが)


 Amazonで検索していて見つけて、古本でかなり安かったので、以下のものを買ってみました。



 このエントリを読む方にはそれほど安い値段で表示されてない(その時々で安いのから売れていくでしょうから)かもですが、私が買った時にはこの3冊のうちの最高値がソ連のやつの440円でした(各、送料で+250円)。

 届いたところで、読むのはこれからなんですが、楽しみにしております。

 『歴史群像』でP-38の記事が載っている号を古本を買って読んだりして、「P-38いいなぁ」と思ったりしたんですが、今一番気になっているのはフォッケウルフでしょうか。あと、ソ連のYak-9やIl-2なんかについても詳しく知りたいです。

ブリュッヒャーはなぜ最高司令官になれたのか? など

 ここ2ヶ月ほど、土日祝はバイトで色々なところに行ってたんですが、そこで見つけた古本屋さんでいくらかナポレオニック関係の本を買ったりしました。



 『ナポレオン戦争全史』の方は、Amazon評にもある通り、とても新品で買う様なものではないと思います。古本だからまあありかな……とは思ったんですが……うーん、どうかな(^_^; しかし、既知でない知識が含まれていたりで、まったく価値がないわけではない……と思いたい……。

 『ナポレオン大いに語る』も、よほどナポレオンその人に興味がある人とかでなければ買う様な本ではないと思うのですが、古本屋で割と安かったのと、私が興味を持っているブラウンシュヴァイク公(父)に関する話があったので、買ってみました。

 読んでみると、1806年戦役の後、ブラウンシュヴァイク公国がお取りつぶしになったのは、ブラウンシュヴァイク公がフランス革命戦争の時に出した「ブラウンシュヴァイクの宣言」があまりに威嚇的でフランス国民を怒らせたのみならず、ナポレオンもこの宣言のことを非常に怒り続けていて、それで周りの人達がどんなに運動しても言う事を聞かなかったのだ、とか、1806年戦役後にヴァイマール大公国が存続を許されたのは、大公妃が勇敢にも国に残ってナポレオンと交渉し、ナポレオンがその時の大公妃に尊敬の念を抱いたからだとかってな話が非常に面白かったです。


 あと、ここんとこずっと『The Hussar General』を電車での移動時間とかに訳していってまして……。



 現在、1813年戦役の途中で、シャルンホルストが死んで、停戦後の新たな戦いが始まる辺りです(この後ドレスデンの戦い、ライプツィヒの戦い、となるはず)。

 1806年より後はしばらく戦いもなく割と退屈なのですが(ブリュッヒャー自身がそれ故に気が狂いそうになって、「象を妊娠したに違いない」と思い込んだりしております(^_^;)、1812年の終わり頃から非常に面白くなってきます。特に興味深かったのは、P101辺りからの、ブリュッヒャーの能力や性格に関する分析です。

 私が今までそこはかとなく抱いていた疑問として、「ブリュッヒャーは兵士達への愛情や、兵士達を鼓舞する事にかけては一級であったようだけども、軍司令官としての能力では恐らくクライストやビューローやツィーテンとかの方が優れていたのではなかろうか。なのになぜ、プロイセン軍における第一人者となったのだろうか」という事がありました。

 で、1813年戦役前とかでもプロイセン軍内に「ブリュッヒャーを司令官にするのって、どうなの?」という議論があったんだけども、シャルンホルストなどは、「彼が腹に象を千頭妊娠していたとしても、我々はブリュッヒャーを最高司令官にしなければいけない」と断言したとか。

 そのクリティカルな理由は、どうも戦いの規模の問題であったようで、1813年戦役では両軍ともに動員した兵士数が膨大になって、さしもの天才ナポレオンでもそれを一人で統御できなくなって敗れていくわけですが、もちろん連合軍側でもそれを一人で統御できる人材などいるわけがなく、どうやって統御するのかというと「ドイツ参謀本部」とその薫陶を受けた幕僚達が、統一的な行動を幾ばくかでも可能にさせていくわけです(といっても、特定の諸本にあるほどそれが「うまくいった」のだとは私には思えないのですが、ある程度うまくいったのも確かでしょう)。

 で、この参謀組織ですが、これがクライストやビューローとかだと(恐らく)全幅の信頼を置いて任せるとかにならず、なまじ彼ら自身に能力があるゆえに、自身の構想やリーダーシップを優先させると思われる。ところがブリュッヒャーの場合は「前進!」だとか「早くやれ!」だとか「精力的にやれ!」だとかにはうるさいけど、それ以外の作戦構想とか細かいところは全部一切合切シャルンホルストやグナイゼナウなどの参謀や幕僚らに任せる度量があった(というか、そこらへんに関して無能力だった)から、シャルンホルストやグナイゼナウなどの参謀部=改革派にとっては、ブリュッヒャーが最高司令官である事は非常に重要なことだった、と。

 ヒトラーとスターリンの比較なんかでも、ヒトラーはどんどん「人に任せなく」なっていって自滅していったのに対し、スターリンは徐々に「人に任せる」ことができるようになっていって、成功した(独ソ戦に関しては)という話を興味深く思ってます。


 あと、先日の『Napoleon at Leipzig』2日間プレイ!の時にも、歴史群像の1813年戦役記事を読んだんですが、再再度『The Hussar General』訳の途中で読んだりしまして……。




 ようやくある程度分かってきた気がします。つまり、大きく見れば、

・リュッツェンの戦い(5/2) 仏の辛勝
・バウツェンの戦い(5/20~21) 仏の辛勝
・停戦期間(6/2~8/10)
・ドレスデンの戦い(8/26~27) 仏の大勝
・ライプツィヒの戦い(10/16~18) 仏の大敗

 とあるのだけども、リュッツェンとバウツェンでは連合軍側は大ダメージを被ってはおらず整然と退却しており、またドレスデンの戦いではナポレオンは大勝したけども、その同時期にフランス軍は戦線の各所で敗北しまくっていた、具体的には、

・グロース・ベーレンの戦い(8/23) ビューロー将軍がウディノ元帥に勝利
・カッツバッハの戦い(8/26) ブリュッヒャーがマクドナルド元帥に勝利
・クルムの戦い(8/30) 仏ヴァンダーム将軍が敗北

 その後9/23にはナポレオンはこれ以上の攻勢は不可能と判断して、防勢転移し、ついにライプツィヒの戦いで完全に敗北する……と。

 で、以前買っていたOSGのSpecial Studyの1813年戦役のやつをまた引っ張り出してきてみたんですが……(OSGのスペシャルスタディシリーズを買ってみました)。

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 この本はドレスデンの戦いと共に、カッツバッハの戦いなども扱っているようで、ブリュッヒャーに興味のある私としては、喜ばしいことかと思いました。が、それが読めるのはいつの日か……

『Baltic Gap』5.6、リガ包囲環打通

 『Baltic Gap』のシナリオ5.6の初期配置がようやく完了したので、動かし始めてみました。


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 まずはトゥクムスの航空基地にいたソ連軍戦闘機×2に制空戦闘を挑んだところ、首尾良く2ユニットとも非活動状態に。

 で、トゥクムスとその東南東3ヘクスのソ連軍スタックを殴る位置につきます……。本当は、こいつらを殴らずになんとかする方法はないかと思ったのですが、なさそうなので。迎撃機は飛んでこないので、ドイツ軍の航空ボックスから爆撃機を飛ばせば両スタックとも混乱させられるでしょう。

 その南方なんですが、第101装甲旅団と第4装甲師団が動けるのでどこを殴るか。最初、オレンジ色の矢印の様に殴って、Jelgayaへの圧迫も匂わせようと思ったのですが、どうにもあまりにも孤立しすぎてて危ない様な気が……ので、その前の南西のソ連軍ユニットを殴ろうと。ここの場合、シャウリャイの航空基地からソ連軍戦闘機が迎撃に飛んできてしまうのですが、第4装甲師団の師団砲兵を歩いて連れてこられるので、別に構わないかなと(あ、しかし補給がぁ……)。

 で、基本的にはその後緑色の矢印のようにJelgayaへの攻撃を伺うのだとは思いますが……しかし、あまりうまく行く様な気がしてません(^_^; 側面があまりにも空きすぎるし、司令部からの補給範囲を届かせるという意味においても苦しさがある。ただ、トゥクムスをあまりにも簡単に奪還されないように、目を引きつけるというような感じの目的で。しかし一方で、ドイツ軍側が保持している写真左下の方のMazheikiaiだとかを取られないようにもしなきゃいけない(ソ連軍の補給範囲を調べてみると、Mazheikiaiへの攻勢は充分あり得る一方で、その北西にあるSkurundaやKuldigaへはちょっと補給路が届かない様な気がします)。

『Baltic Gap』5.6、初期配置完了

 『Baltic Gap』の5.6Doppelkopfシナリオですが、自由配置などでかなり悩みまくりながら考え、ようやく初期配置が完了しました。

 ソ連軍の初期配置を考える際には、鉄道線のほとんど全部が使用不可能(ソ連軍ゲージに変換されていないため)ということを知って、「えっ! じゃあソ連軍の補給判定の時にほとんど全部が補給切れじゃないかぁ!」と思ったのですが、中央部にエクステンダーが1個あり、それでなんとかなるのだということが分かりました(^_^;

 また、ドイツ軍の初期配置には22SP+2Tの補給がある(利用しにくい場所にも結構ありますが)のに対して、ソ連軍は初期配置では12SPしかありませんでした。ただ、ドイツ軍の補給は毎ターン4SPなのに対して、ソ連軍は6SPあって、5ターンのシナリオですから最終的にはほぼ全く同じだけのSPが両軍にあることになります。しかし、この補給状況から考えると、ドイツ軍はなるべく最初のうちに戦果を上げておきたい、という感じなわけですね……。

 ソ連軍の最初の補給状況を考えると、ソ連軍には(も)打撃戦力がかなりあると言っても、何でもかんでもできるというわけではないとは思います。しかしドイツ軍側としても歩兵戦力があまりにも少なくて、がっちりした戦線などほとんどなく、どこもかしこも危ない状態……。なんかもうホント、綱渡り感がハンパない感じがします。

 これはやっぱ、「必要な攻勢はやるが、必要でない攻勢はせずにおいて、打撃戦力を予備にしておいて……」という事ですよね……?


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 ↑上の写真で、青い矢印がドイツ軍がとるだろうかな、という攻勢案。一方赤い矢印は、ソ連軍側が、やるかどうかは別として、やるつもりなら有望そう(だと私が思った)な攻勢案です。


 今までやってきた『The Blitzkrieg Legend』の諸シナリオに比べて、攻勢案のバリエーションが多く、それぞれの案が「やろうと思ったらできる」感が強いと思いました。ただ、ドイツ軍側は南西からの攻勢は地形が厳しい……。ソ連軍側は、歩兵は大量にあって安心感があるんですが、打撃戦力のアクションレーティングはまだドイツ軍に比べて劣っている感はありました。

補給プレイエイドなど

 いよいよ『Baltic Gap』5.6Doppelkopfをソロプレイしてみようと、まずはドイツ軍の初期配置を考えていたんですが……途中で思いついたのが、マップを印刷してそこに補給ポイント数を書き込んでおくと、作戦計画や補給輸送がやりやすいのではないか、と。

 で、印刷してみました。

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 赤い「消せるボールペン」で数値を書き込んであります。消せるボールペンは紙を擦るもののその熱で消すので、シャーペンとかで書いたやつよりは紙の傷みが少ないのではないかなと思います。

 OCSの補給管理はどうしても若干負荷がかかるので、できるだけ楽に管理できるように手を尽くした方がプレイがやりやすいのではないかと。


 しかしどうも思考が働かないなという気がしたので、思考力がなくてもできることとして、『France'40』のルールブック&チャートの印刷と、ユニットの切断を始めてみました。

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 で、先日ワニミさんにいただいたコーナーカッター(今値段見てみたらすごい高かった……! ありがとうございます(>_<)>ワニミさん)でカド落としをやってみました。年始めに最初やってみた時にはそれほどうまくいかなかった気がしたのですが、今回やってみたところかなりうまくいきまして、おー、これは病みつきになりそうですわ~。

 また、チャートは『1番厚い両面つやなし用紙』というやつに印刷しました。



 これはチャート類の印刷には超絶オススメですよ。OCSのチャートもこれに印刷してあるのですが、先日も「おお、それいいですねぇ」と言われたりしました。ピラピラの紙に印刷している方は、ぜひこれにしてみて下さい。

 『BARBAROSSA:Army Group Center』の様にチャート類が膨大になってくるとファイルに挟んだ方がいいとは思うのですが、『France'40』の様に両面1枚だとか、OCS4.1の様に両面2枚とかだと、絶対いいです。OCSの場合私は両面2枚で印刷したものを、良く使う「砲爆撃結果表」と「戦闘結果表」がそれぞれ外の面になるように、180度反対に持って、裏返したらすぐに表を参照できるようにしてます。で、時々他の表が必要な時には中を見る、と。

 手持ちのヨドバシカメラで買ったヤツが800円の値札が貼ってあって、残り1枚になったのでAmazonで見てみたら、こっちの方がはるかに安いので、Amazonで注文しました。

『Baltic Gap』5.6ドッペルコップフシナリオのプレイ研究

 承前。

 続けてドッペルコップフ作戦の史実を調べようと思っていたのですが、どーもなんか史料があまりなく

Doppelkopf 作戦(1) 戦況図 Situation map

 というのもあったりしましたけども、その後の地図が小さすぎて何も分からない……(1枚目はすごくワクワクするのですけども)。


 しかし、

OCS Downloads

 というページを見つけて、ここにDoppelkopfシナリオのリプレイなどが載っていたりしたので、これらを印刷して、分からない単語には赤ペンで訳を書き込んだりで眺めてみました。

 その中のDoppelkopf.pdfというページには短いながらヒストリカルノートっぽくなっているのですが、この中だとシュトラハヴィッツ臨時集成戦闘団はリガポケットの中から攻撃を発起したことになってます。また、SSSグロスは『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』だといったんトゥクムスの西に行ってからトゥクスムを攻撃したかの様になってましたが、シナリオの初期配置場所から直接トゥクムスを殴った様になってます(前述の戦況図でもそのようになってるっぽいです)。


 AAR(リプレイ)を読んでみると、枢軸軍プレイヤーが対戦前に「敵は必ず右翼に向かってくるだろうからその為に準備しておいて……」と思っていた場所にソ連軍プレイヤーは最初やってこず、むしろ中央部へのドイツ軍攻勢を持ちこたえられ、しかる後にそこから突破されてしまったりして、結局枢軸側が1点、ソ連軍側が2点取ってソ連軍の勝ちになってました。装甲打撃力は両軍ともかなりあるのですが、双方とも補給が乏しく、またドイツ軍側は歩兵や航空ユニットの数でかなり負けている様です。シナリオとしてはソ連軍の方がやや有利であろうということで、ドイツ軍の勝利条件を若干緩和したり、ドイツ軍側の補給の数を序盤で少し増やしたりする提案がなされているようです。

 一方、

幻庵おぼえがき

 というAARでは、割とあっさり?ドイツ軍側が勝ってソ連軍プレイヤーが投了した模様です。(色々展開があり得るようで、いいですね)


 気になっていた、「歩兵の戦線の薄さ」ですが、写真を見ているとドイツ軍の歩兵の戦線は浸透はされているのですが、補給がなにしろ足りないので、そこで攻勢がなされる、ということはないのかもしれません(しかしドイツ軍側は歩兵が少ないので、装甲師団で戦線を張らなければならないのだ……ということはAARでも書かれていました)。『The Blitzkrieg Legend』ではちょー足の速い騎兵部隊がフランス軍にいて、「これ一体どーすんの?」と思ってるんですが、そういうのは『Baltic Gap』にはないのかな……?(しかし実際、あれ何とかならないと……騎兵部隊がちょー使えすぎる!)


 AARを読んでいて、やっぱり「両プレイヤーの思惑のずれ」から来るドラマが面白いなと思いました。「ソロプレイを割とがっつりやってから、対戦」と思ってたりしたんですが、「いや、そこまでではないかな……?」という気も。

 余談ですが、「8つのウェルスプロファイル」とかいう人間のタイプ分けがあって、私はその中の「アキュムレーター」ってやつだと確信しているのですが、その「アキュムレーターの弱み」の項目は多くが全く自分に当てはまっていると思ってます。曰く、「細かいことに気を取られる」「開始する前に、人一倍データを必要とする」「なかなか加速できないことがある」「楽観的になるよりは悲観的になる」……。


 前も書いてましたが、OCSは(地形などによる突破のしやすさ、しにくさとかはかなりあるものの)「ここから抜こう」と思ったら、(ZOCなどの縛りで割とどこでも突破できるわけではない)他のゲームよりもよほど、結構出来てしまう可能性がある(と思われる)ので、そういう意味でも対戦が面白いのかな? と。ただ、事前研究はしとかないと……という気もしましたけども。

 あとやっぱ、OCSのARRでは「こことここから抜くぞ」と思っていたら「別の所から自分が抜かれましたぁ」ってな展開なので、「最低限の点数を確保したら、後はリザーブにしておいて敵の反攻を潰す」ってな作戦もありなのではないかとか。いやいや、でも逆に、事前あるいは途中で相手の意図を看破して、相手が困る方向へ攻勢ってのも面白そう……。


 ゲーム部屋ですが、ソロプレイは何もできないでいましたがもう一つ注文していたイスが届き、2つになりました。自分の部屋からイスを持ってきたりもできますので、イスは4つでできると思います。後はプレイですわ……(^_^;

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『Baltic Gap』5.6ドッペルコップフ作戦の史実研究その1

 『Baltic Gap』のシナリオ5.6 Doppelkopfの初期配置をやってみたはいいのですが、ドイツ軍の装甲師団6個とリガ周辺の部隊が自由配置になってまして、このシナリオにおけるドイツ軍が何をすればいいのかイマイチ良く分かってない状態ではやりにくいので、史実を調べようと考えました。

 参考文献としてひもといたのは、以下の2冊です。




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 ↑とりあえず、上の写真が初期配置です。フルマップ2枚の西側だけを使用します(青い線がマップの境目)。ソ連軍がバルティック作戦によってリガ(黒い○)西方の海岸線付近まで到達し、ドイツ北方軍集団が中央軍集団から分断されてしまった……ところから始まるようです。

 『どくそせん』によると、グロスSS装甲旅団や第101装甲旅団を主力としたシュトラハヴィッツ臨時集成装甲師団が編成され、(ソ連軍攻勢の先端へ、西方から)リガへの打通をおこなうことになった、同時に第3装甲軍もGD装甲擲弾兵師団を主力とする5個師団(ゲームでは戦線の西側に6個装甲師団が存在していますが)で反撃をおこなおうとしていた、とあります。

 グロスSS装甲旅団に関しては、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』に詳しい一章があります(『Baltic Gap』を買った後、ほぼこの一章の為だけにこの本を買ったのでした(^_^;。同旅団はこの本では「戦闘団【グロス】」と書かれてます。)


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 1944年8月1日頃にソ連軍の攻勢はリガ近辺にまで達したようですが、その危機に対してドゥンダガにあった演習場にあったSS教育補充戦車連隊、SS教育補充機甲偵察大隊に緊急動員が下され、それらの部隊の集合は指揮官のグロス少佐の名前をとって戦闘団グロスと命名されました。グロス少佐は第1SS装甲師団でポーランド戦から第3次ハリコフ戦、クルスク戦などで大活躍した人物で、当時はドゥンダガにあった演習場で戦車兵の教育訓練を担当していたのでした。

 8月3日にタルシ付近で戦闘団グロスの編成は始められました。8月8日には他の国防軍予備と共にリエパヤ南方に突破して来たソ連軍機械化騎兵軍団と戦ってこれをかろうじて撃退。第52保安師団と交代して兵力増強のために一時前線から撤退し、8月16日までにティーガー10両程度、3号・4号・パンターの混成15両程度、4号突撃砲10両などで約2500名を有する戦車旅団編成となりました。


 第101戦車旅団も7月21日に編成されたばかりで、パンター36両、4号戦車4両などから成っていました。指揮官のラウフェルト大佐はクルスク戦やキロヴォグラードなどで活躍し、後に第2装甲師団長としてアルデンヌの戦いで最も進撃を果たした人物です。

 これらの急造の部隊を率いてリガへの打通を指揮することになったのがシュトラハヴィッツ少将で、特に1944年2月からのナルヴァ方面での防衛戦で大活躍してドイツ軍で11番目のダイヤモンド剣付柏葉付騎士十字章を付与された人物です(宮崎駿氏の『泥まみれの虎』のヒストリカルノートにも出てきます。ヒストリカルノートは『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』の著者さんなのですが)。

 『Baltic Gap』の5.6 Doppelkopfは8月15日から始まりますが、シュトラハヴィッツ臨時集成装甲師団は8月20日からトゥクムスへ向けて進撃し、重巡洋艦プリンツ・オイゲン20.3cm砲のトゥクムスへの艦砲射撃もあって(この艦砲射撃でT34が48両撃破されたそうです)、首尾良く打通に成功。

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 ↑プリンツ・オイゲンとリュッツォー。砲爆撃力20は、それほど大したことないような気もするのですが……(ドイツ軍の砲兵でも20以上あるのは普通だし、ソ連軍のカチューシャだと、90~130砲爆撃力くらいあったりします)。対空射撃力が2で、射程が4です。リュッツォーはこの8月の艦砲射撃には参加してないですが、この後の11月にメーメルなどに対してこの2艦が艦砲射撃をしたそうです。


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 ↑リガ方面からは、第93歩兵師団、第81歩兵師団、第202、第909、第912突撃砲旅団などが西方への突破に成功したそうです。


 シナリオ名のDoppelkopfですが、検索してみるとドイツの古くからあるトランプゲームの名前らしい(シャープフコップフ)のですが、意味的には「2つの頭」という感じなんでしょうか? 『どくそせん』にはこの時の作戦名を「鹿の枝角作戦」と書いてあるのですが、関係あるのかないのか……。

 Wikipedia英語版には、Operation Doppelkopfという項目があり、ぱっと見た感じ日時や参加の装甲師団の番号からするとこの『Baltic Gap』のDoppelkopf作戦に違いないように見えます。今見つけたばかりで全然読んでないので、できれば読んでマップ上で確認してみたいです。

『TUNISIA』カセリーヌ峠初プレイ

 1月2日に『TUNISIA』のカセリーヌ峠シナリオを初めて、ワニミさんとプレイさせていただきました。

 中学生の頃からのロンメルファンではあるのですが、チュジニア戦はほとんど興味がなくてスルーしてました。が、今回プレイさせてもらってその面白さ、興味深さにひかれました。


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 ↑初期配置が初期配置の写真です。

 赤い○がカセリーヌ峠で、枢軸軍は山脈の東側にいます(黒い○が突破条件ヘクス)。私は連合軍を受け持つことになったのですが、史実を良く理解していなかったので、初期配置した後に「ロンメルはこうやってぐるっと回ってカセリーヌ峠まで行くんですよ」と聞いて、びっくりしてしまいました。

 『The Blitzkrieg Legend』にはない一級道路があって、移動力1/3で移動できるんですよね……。また、練度差が確かにひどい! 米軍はARが軒並み2とかで、『The Blitzkrieg Legend』のフランス軍よりも悪く、一方ドイツ軍はAR5は当たり前で、かつ『The Blitzkrieg Legend』よりも1つのユニットの戦力がでかい(つまり補給効率もいい)。

 連合軍側を受け持った私は、途中で必要上米軍ユニット(3戦力)でドイツ軍の砲兵ユニット(1戦力)を殴ったりしてみたのですが、攻撃側が一方的に壊滅! 「これはひどい(^_^;」

 史実ではこの戦いの最初で米軍が(司令官がバカで)ぼっこぼっこにドイツ軍にやられており(今回のプレイでは若干がんばってましたが)、デザイナーズノートには「チュニジアでの米軍は司令官が更迭されたことによって質が上がったのであって、これはつまりプレイヤーのプレイの質が上がったということなのです」という風に書かれていたのが面白かったです。

 あと、ドイツ軍の攻勢を止めようとして飛ばしたP-38ライトニング×2と爆撃機×2の4ユニットが、ドイツ軍のMe-109g×1ユニットに全部叩き落とされてしまったのに笑い泣きしました。「トホホ!」


 このカセリーヌ峠シナリオは3ターンでドイツ軍の攻勢だけを扱うシナリオですが、この後の連合軍(アイゼンハワー)の反撃をも含めてプレイするシナリオもあり、連合軍はこの後1週間ちょっとで失った土地を取り戻したらしいので、その辺りをもプレイするのに心惹かれました。


 『TUNISIA』は特別ルールの量もかなり少なく、OCS初心者向けだと聞いてはいたんですが、これは確かに良さそうだと思いました。ユニット数も少ないですし、シチュエーション的にも結構面白いです。

 ちょっとなんか体調が良くなくて、大事を取って正月中のプレイはこれくらいにしておこうということになったんですが、いや、非常に良い経験でした。

『The Blitzkrieg Legend』南方シナリオ再度

 年末、『The Blitzkrieg Legend』の南方シナリオをまずソロプレイしてました。


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 前回ソロプレイした時は↑の黄色い矢印の線で進撃路を設けて、後方からの補給を通そうとしてました。というのは、前回でも白い矢印の線でも進むのは進んだんですが、こちらは補給が非常に通しにくい(最も効率のいい二級道路が東西に走っておらず、また後方の補給集積所の場所も悪い)ので、黄色の方で何とかしようとしたわけです。

 しかし、黄色の進撃路はそれほどうまくいかなかったという思いもあって今回は、白い進撃路のみでやってみることにしました。上の写真は第1ターンの終了時かと思います。セダンの隣に第10装甲師団マーカーが置いてありますが、その内実は第1、第2、第10装甲師団から選抜した自動車化歩兵連隊&機械化歩兵連隊+グロスドイッチュラントです(小都市や要塞戦では戦車が役に立たないため)。


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 ↑は第2ターンの第1プレイヤードイツ軍ターンの突破フェイズ開始時です。

 首尾良くセダンの南へと渡河し、突破3(AR3以上は半分の移動力で動ける)を獲得していますが、ここまではいいとして、この後どうすればいいか良く分からない……。

 とりあえず次は連合軍ターンであり、しかも連合軍ターンが連続する可能性もあります(4割くらいの確率で)。そのことを考えると怖かったのが、赤い○で囲んだ、フランス軍の騎兵旅団。こいつらは戦闘モードだと4-3-4と、まあまあ程度の怖さに過ぎない様に思えますが、裏返して移動モードになると2-2-12という鬼畜の様な移動力を「徒歩」で持つのです! 徒歩部隊は障害地形において最も移動コストが少なく、しかも敵ZOCにしばられません。仮に森林丘陵しか通らないとしても6ヘクス、道路も使えばもっと先まで進むという……。

 こいつらにどう対処すればよいか、良く分からないままに、とりあえず右下の騎兵旅団に対してはその右上の予備モードになっているドイツ軍歩兵師団が突破フェイズ中に移動・分遣連隊を出して、開いている3ヘクスを塞ぐ。真ん中下の騎兵旅団に対しては、その上の方にドイツ軍の装甲大隊4つを残しておいて、攻撃力は半分になるけどオーバーランで潰せる様にしておく。真ん中上の騎兵旅団に対しては、その辺りに後方から第8装甲師団を突破フェイズ中に持って来るので、それでなんとかなるか……? と考えました。

 が。

 「この後どうしたらいいですかねぇ?」とワニミさんに教えてもらう機会を持てたので、ドイツ軍突破フェイズをやってもらった裏のフランス軍ターン。

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 前述の一番上のフランス軍騎兵旅団が、戦略移動モード中のドイツ軍歩兵師団をオーバーラン! 戦略移動中の部隊は戦闘力、ARが共に0になるのです!(゜д゜) たださすがに4ステップもあるので、壊滅はせず2ステップロスで混乱して3ヘクス後退。「なるほど、こうなるのか……」第8装甲師団がそこらへんにいるからとか、何の関係もありません(シークエンス上当たり前なのですが)。南西にいた予備モードの戦車部隊も、そもそも移動力的に届かなかったりしたんですが、リアクションフェイズが来る前にオーバーランで殴られたらどうしようもありませんでした。まあ、歩兵師団の一部に損害が出るくらい別にいいじゃん、という考え方もあるのですが……。


 しかし、真にやばかったのがコレ↓

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 実はフランス軍にはかなりの数の騎兵旅団があり、それらをかき集めて1ステップしかない戦線の穴を破られ、後方の鉄道結節点を占領されてしまい……。

 なるほど、これは!


 その後、日を改めて「セダン突破シナリオ」もやってもらったり、あるいは色々色々色々話で教えていただいたりで、なるほどと思ったこと(私なりの拙い要約であり、またあくまで個人的見解です)。


1.OCSは基本的にはキャンペーン向けのシステムで、キャンペーンの中での寄せては返す波や、「こちらでこんなに大損害を食らってしまったけど、こっちの方面では大損害を食らわせてやったぜ!」だとか、戦場で実際にあったであろう、戦う意志の(司令官の)集中度やミスがもたらす派手な展開を楽しむゲームだと思うのが良いらしい。

2.OCSでは、プレイヤーが断固たる意志である場所に攻勢をかけようとしたら、対手がそれを「完全に防ぐ」ことはできない。予備を後置したり、航空機を残しておいたりで、それを逓減できるだけ。逆に、どんなに優勢な戦力による攻勢も、サイの目次第でスタートから頓挫する可能性もある。

3.ここらへんから言えるのは、他の普通のゲームが「起こりうる範囲を狭めて、完成されたコンポーネントとして安心に遊べる様に作られている」のに対して、OCSは「素材(コンポーネントと最低限必要な特別ルール)は用意したぜ! これでどう楽しむかはお前ら次第だ!」という様なゲームだということ。そう、「どのような作戦も、(準備次第で)成功させられる可能性はある(かもしれない)。が、うまくいくかは分からない」のです(←これは実際の戦争の様相ではないでしょうか)。

4.1や2の件から、OCSではショートシナリオはそれほどうまく機能しない(針の穴を通すような作戦計画は特に)。「いきなり攻勢頓挫」とか、「反撃で後方を荒らされて投了」とかって事が良くありうる。

5.「反撃で後方を荒らされて投了」には、ある程度の対処ができる。鉄道結節点や補給集積所には守備部隊を置いておいたり、反撃用の打撃戦力を置いておく(これはプレイヤーノートにも「恐ろしく重要」というタグ付きで書いてあるのです……私は今回その重要性を身をもって体験しました。ってか、体験するまではやはり理解できてませんでした。)ということだが、しかしこれは史実で実際にそういう部隊が置かれていたわけだから、むしろ史実を非常に再現できているということだと思われ。

6.ただし、「反撃で後方を荒らされて投了」の件は、ショートシナリオでは特に、「キャンペーンだったらこんな機動は怖くて出来ないけど、ショートシナリオであと1ターンで終わりだから無茶な機動するよ」を止めることはできない。そこは良識の問題になってくる?(ただ逆にキャンペーンではそれほど生じないと思われ?) また、「いきなり攻勢頓挫」も、プレイヤー諸氏側の何らかの対処(ハウスルール)なしにそのままのルールでやると、キャンペーンシナリオがいきなり詰む可能性がある(特に『The Blitzkrieg Legend』はその傾向が強いっぽい)。

7.その解決策としては、OCSはやっぱりキャンペーンを楽しむゲームだと位置づけること。ショートシナリオは基本的には練習用だと考えること(練習には非常に役立つ)。ショートシナリオを競技要素的にプレイする場合には「この後もゲームは続くと考えてプレイする」という暗黙の了解だとか、「針の穴を通す様な作戦計画」のキャンペーンをプレイする場合にはそれがある程度うまくいく様にハウスルールを導入するとかが必要そう。

8.『The Blitzkrieg Legend』に関して言えば、これは「フランス軍にはこれだけの戦力があったのであり、フランス軍がガチで反撃した場合にはこうなる可能性もあった」という作りになっていて、連合軍側のコマンドコントロールは本当に最低限しかない。キャンペーンゲームがいきなり投了にならない様にする為には、例えば「第2ターンまではフランス軍はマジノ線より向こうに進出することはできず、移動力は半減する」などのハウスルールを導入した方が良さそうであり、それを楽しむこともできる。




 ……と、こんな感じでしょうか。他にも色々あったかとも思いますが、とりあえず。


 大変勉強になりました。そうするとやはり、(『The Blitzkrieg Legend』はそれはそれでやっていくとして)もっとキャンペーンゲーム向きのゲームを練習したりするべきでしょうし、『Baltic Gap』に着手したいと思ってます(↓ゲーム部屋の机や椅子の環境を改善しました!)。

DSC04724e.jpg


 連結バルバロッサの時に、

1.『The Blitzkrieg Legend』を買われた方
2.『DAK(1)』を買われた方
3.『DAK(1)』を昔買った様な気がする方
4.『Enemy at the Gates』を昔買ったので、せっかくだしプレイしたい方

 の4名の方が新たに「将来のOCSプレイヤー」として確保できましたので、それらの方々や他の方々にインスト共々、自分の練度を上げていきたいと思ってます。

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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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