fc2ブログ

ナポレオン関連本3冊、他

 ナポレオン関連本をさらに3冊買いました。

 1冊は、先日「OSGのスペシャルスタディシリーズを買ってみました」の中で書いてました、イエナ・アウエルシュタットの戦いを扱ったNR.5です。

12043002

 ぽんにゃんさんとのやりとりでは、「ボードウォークで買う」と書いていたのですが、その後セカイモンで見ていたらこの巻だけがあり、送料込みだとほんの少し高かったのですが『安値を探して時間をかけてしまう色々苦労するよりは、今注文してしまえ~』と思って注文したのでした。

 内容としては、以下の通りで、さすがに充実しています。

12043003

 イエナ・アウエルシュタットの戦いと、その後ベルリンまでの進撃がほぼ等量の配分になってます。

 尤も、これを読むよりは先に、『1806』のヒストリカルノートを訳すべきでしょうけども……。


 その他に買ったのは、以下のものです(『~従軍記』の方に写真がなかったので、別貼りで)。



12043001



「ナポレオニック関係で、日本語で読めるものは読んでしまおう」と思いまして……(尤も、チャンドラーの『ナポレオン戦争』は高いので、敬遠してあります)。私が買った時は、『ナポレオン戦線従軍記』は1円、『ナポレオンに選ばれた男たち』は2円で、非常に安かったというのもあります。

 実は『ナポレオン戦線従軍記』は昔持っていたのですが、大量に本を処分しまくっていた時分に処分してしまってました……orz。ただ、以前持っていた時には知識が薄っぺらだったので(今も知識はまだまだですが)読んでも良く分からなかったと思うのですが、今回読んでみて色々面白かったです。

 とりあえず興味深かったのは、(ナポレオンがまだ第一執政だった頃に)ルフェーブル師団長(後の元帥)の奥さんに出会って色々やりとりして「こいつは(ピー)だな」と言っているあたりとか、バイエルン国王に会ったりとか、結構当時の有名人と会っていること。

 また、筆者はアウステルリッツやイエナ会戦そのものには参加してないんですが、その前哨戦でかなり活躍した師団(デュポン師団)に所属していて、そこらへんの経緯が興味深い(会戦以外の戦いについて詳しいのが面白いなと)のと、まさに今回買ったNR.5からNR.2にかけて、また私が今訳す仕事をもらってる1806年~1807年のプルツスク~アイラウ~フリートラント戦役にベルナドット軍団の隷下として参加していて、ベルナドットを褒め称えているところが非常に興味を引きました。

 筆者はスペイン戦役に参加させられる辺りから、「ナポレオンの一族をスペイン王にするためにフランス人が戦わなければならないとは!」と(他の兵士達もそう思っていた様ですが)ナポレオンに疑問を持ち、スペイン戦役では活躍したものの王政復古ではルイ18世に忠誠を誓った側となりました。ナポレオニッカーとしては、ナポレオン側に立った人間をこそ愛でる雰囲気?がありますが、実際のところ後半のナポレオンは良くない面が多いので、こういう生き方を選択した筆者に共感する部分も多分にあります


 もう一冊の『ナポレオンに選ばれた男たち』の方は、色々と作品を出されている藤本ひとみさんのもので、出版された当時この本の事を知ってはいたのですが、どーもなんか地雷っぽい気がして手を出さないでいたのでした。それでまた、Amazonの書評でもあまり評判が良くない……(藤本ひとみさんのナポレオン本伝の方なんかは、もうまったく救い難い評であります……)。

 しかし、↓は私は読んでみてかなり良かったので、まあ2円(+送料250円)なので良かろうと。



 届いてみて、とりあえずある程度以上知っているダヴー、グルーシー、ネイ、それにベルナドット辺りを読んでみたのですが……。これはいいですよ!!

 まず書評で指摘されていた「歴史的事実に関する誤りが許容範囲を超えて頻出し」に関してですが、私が読んでいた感じではそこまでとは思いませんでした(尤も、私の知識が薄いのも確かなんですが)。私が良く知っていると言えるのはワーテルロー関連と、あと↓で読んでいるマレンゴの戦い辺りですが、



 ワーテルロー関連では、プロイセン軍の軍団長Pirch(ピルヒ)を「ピクル」と書いてあったのが気になったくらいで、別に間違いがあるとは思いませんでした。マレンゴ関係では、ドゥゼーの死を「即死」と書いてありましたが、前掲書では「即死と言われていたりするが、色々調べてみるとどのように死んだかは謎」という感じ。しかしそんなに詳しく扱う本ではないのですから、ある程度適当に書くのは当然でしょう。

 塩野七生さんなんかでも、たとえばある戦いについてリーウィウスが2000の損害、ポリュビウスが3000の損害、と書いてある様なのを「2500の損害」と書いてあったりして、その扱い方に「へぇぇ」と思った記憶があるんですが、詳しく検証する本はそれはそれで非常に面白いけども、ぱぱっと書いていって「印象と記憶に残る本」を書くためには事実の検証は適当にしておいた方がいいという面がある。

 また、小説寄りの作家さんにはよくあることですけども、会話文を創作しまくっている事は確実。また、人物像を、自分なりの理解でかなり単純にして記述していっていると思いました(というのはたとえば、ネイの人物像について今まで読んだものが、かなり複雑で分からない事が多いとしているのに対し、藤本ひとみさんはすぱっと「こうだ!」と言い切ってしまう)。ただこれも、司馬遼太郎さんの作品なんかでもそうでしょう。

 結果として、ナポレオンの26元帥のうちの著名で興味深いマルモン、ベルナドット、スルト、ネイ、ランヌ、ベルティエ、ポニアトフスキー、ダヴー、グルーシー、ミュラについて、各25ページほどで非常に分かりやすく興味を持って読了出来る量にまとめてあると思いました(尤も、この順番はどうか、とも思いますが(^_^;)。

 ナポレオンの元帥達は数が多くてごちゃごちゃし、『ナポレオンの元帥たち』(電子書籍の販売が終了していた! ガーン(T_T))などでも、興味深いけど、「えーと、誰が誰だっけ?」という風になりがちなのが、非常にすっきりと理解出来るのが非常なる美点だと。



 正直、ほとんど期待してなかったんですが、これは買いだと思いましたね~。ベルナドットに関してなんかは、『ナポレオン戦線従軍記』を読んだ上で『ナポレオンに選ばれた男たち』のベルナドットの項を読むと、「なるほど~、ベルナドットは今まで色々読んだ本の中で言われていた様な悪いやつじゃなくて、むしろいいヤツなんだな!? ナポレオン的な、損害を気にせず速攻で行くとかが性に合わなかったという面が大きくて……」とか思いました。

 もちろん、すでにナポレオン麾下の元帥達について一家言あるような人は読んではいけないのでしょうけども、元帥達についての入門本的なものが読みたい向きについては、これは文句なくベストの本であると思いました。


 あと、韓流ものの本を探しに行きたいという母親に親孝行すべく連れて行った古本屋で、以下の本を見つけ買ってきました。



 あと、『丸』の平成7年6月別冊の『第二次世界大戦 ヨーロッパかく戦えり』とか。

 歴史群像は、奉天会戦はちょっと興味あるなーと思ってぱらぱら見てみたら、カラーページに有坂純さんの(ナポレオンの)「エルバ島からの帰還」という記事が。

er01

 ↑の『The Emperor Returns』にも使われている絵の説明がありまして、ナポレオンの後ろで三色旗を掲げているのがカンブロンヌ、その右前方がドルーオ(大陸軍の聖者!)だと思われるとの事でした。おおお~。

 記事も結構面白く、ナポレオンが賭けに出ざるを得なかったのは、約束されていた年金をルイ18世の政府が全く出さず、連れてきていた親衛隊の維持費を考えると財政破綻するのが全く明らかでどうにもならなかったからだ、というのと、ナポレオンがワーテルロー戦役で勝っていたとしても、その後の連合軍の攻撃に勝って政権を維持するのは全くあり得なかったろうという見通しなどが興味深かったです。

 後者は私もそう思うのですが、今まで読んだ英文の本なんかだと、ワーテルロー戦役で勝てば、連合国に対してかなりなんとかなった……という様なのを読んだ事がありまして、そこらへんどうなんだろうな、と……。

スポンサーサイト



北アフリカづくし

 先日のバトルタンクキットコレクション以来、少し1/144づいており、ミドルアース大阪に行ったついでに日本橋のフィギュアショップでいくつか買ってきてしまいました。

12042201


 興味のある戦場が限られているので、「おっ、これは!」と思うものを買っていたら、結局全部北アフリカものになりました。昔からの北アフリカフリークなので……。

 バトルタンクキットコレクションの3号戦車J型、イタリアのマッキ MC.202、イギリスのタイフーン、ドイツのメッサーシュミットBf109F-4(これだけ1/100)です。最後のものはハンス・ヨアヒム・マルセイユのもので、ボークスの5Fに売っていてずっと気になっていたのです。マルセイユ機は1/144のものも持っているのですが、綺麗さが違いました(一方で、飛んでいる状態には出来なかった……)。

 マッキ MC.202は店で見つけて感涙しました。非常にカッコイイ……! やはりイタリア製はデザインが違う。ついてきた説明の紙も非常に詳しくて愛が感じられました。これはオススメの様に思います。

12042202

 ↑完成してデカールまで貼ったモノ。3号戦車は、ネットでも言われていた通り、履帯が全然入らなかったのでしょうがなく、ぶちっと切ったものを瞬間接着剤でくっつけてあります(^_^;) タイフーンは説明書を見ていると、北アフリカには試験的に3機が送られただけだったとか。ハリケーンやスピットファイアの方をキット化して欲しいものですが……。1/100の方も、ハルトマン機なんかを出してもらえたら。

12042203

 マッキ MC.202は造形自体が美しいだけでなく、デカールも凝ってました。特に垂直尾翼の辺りなんかすげーかっこいいです。あと、どの機体もそうですが下から見た時の空色の塗装がキレイです。


 ミドルアース大阪では、INBさんが「(北アフリカ戦役ゲームの決定版とも言われる)『The Legend Begins』はミドルアース大阪の共通言語だ!」と言っておられ、多くの人が『The Legend Begins』を習得しつつあります。もともと私もやりたいゲームであるので、このブームに乗じて習得したいと思っています。


 また、市川丈夫さんのブログのエントリー「MMP「No Question of Surrender」」(および「スーザン・トラヴァース「外人部隊の女」」)で、北アフリカのビル・ハケイムの戦いに参加していた女性が書いた『外国人部隊の女』という本が紹介されてまして、見た瞬間Amazonで注文してました(^_^;) 北アフリカ戦のみならず、一般兵士やあるいは女性が戦場でどういう風だったのかにも非常に興味があるので、読むのが楽しみです。


 『The Habit of Victory』の和訳作業ですが、特別ルールはほぼ下訳が終わるところまで来たのですが、最近(以前「根の詰めすぎ」で痛くて痛くてしょうがなくなり2週間ほどもまったく何も出来なくなってしまった)左腕が微妙に痛かったりしびれたりするので、「これはやばい」と思って仕事を放棄してます。

 そのため、『1815 THE WATERLOO CAMPAIGN: Wellington, His German Allies and the Battles of Ligny and Quatre Bras』やあるいはとある方からお借りしたナポレオンの戦役関係本を訳したりしてますが(これも腕の事を考えるとやばいのかもですが)、非常に面白いです。とりあえず今は、ウェリントンがウィーン会議でいかにプロイセンの領土が伸びない様に力を尽くしていたか辺りを読んでいます。



 ところで、和訳の時に同時並行的に単語帳(ノート)を作ったりということは今まで何度も何度も何度も何度も着手し、そのたびに全然見返したり使用せずに全部ことごとく挫折してきたのですが、ここに至ってようやく「いけそう」な方法が見つかりつつあります。

 とりあえず私の傾向として、「単語だけ」の単語帳は面白くなくてやる気が起きない、という事が分かってまして、その対抗策として、和訳作業の時に分からなかった単語を含む1つの文章全体を単語帳に書く、という事が必須だと。

 で、それを任天堂DSで単語帳としてやろう(できそう)としたりもしたのですが、DSは「普段から持ち運ぶものではない」故の困難さがある。それがスマートフォンなら普段から持ち運んでいるので、やるチャンスは飛躍的に増大するでしょう。

 で、数ヶ月前から色々試行錯誤していたのですが、たどり着いたのが、Androidアプリの「i暗記」「Tangoroid」でした。「i暗記」はウェブ上の情報や構成、Android上のシステムなども含めてかなり完璧に近いのですが、非常に重大な欠陥が2つ。単語帳をなぜか「シャッフル」に出来ない(出来ないという件がウェブ上に報告されている件数もほとんどないので、対策が取れない……)のと、一度スリープモードにする(なる)と単語帳が勝手に一番最初のカードに戻ってしまう、という点です。

 我慢して使っていたのですが、やはりダメだなと思って、「Tangoroid」に乗り換えようとしています。「Tangoroid」は色々な面で「i暗記」に劣ってはいるのですが、シャッフルとスリープの件が全然問題ないので助かります。自分で単語を3段階に難易度ごとに分けて再びやり直す、というのもまあまあ良さそうな気がします。

 これまで単語数の増大は、「自然に覚える」という方法だけに頼らざるを得なかったんですが、今回少し単語帳をやり始めてみると、定着率はやはり目に見えて上がっている様な気がします。単語を覚えていれば、それだけ辞書を引く回数も少なくなって早く英文が訳せる様になるので、ちょっとずつ覚えている単語数を増やしていきたいと思っています。

4/15ミドルアース大阪で『L'Armée du Nord』

 4/15のミドルアース大阪に、久しぶりに行ってきました(2月3月はバイトで行けなかったのです)。

 私は対戦はせずに、『L'Armée du Nord』(CoA)のソロプレイ&サマリー作りに。

 『L'Armée du Nord』(ラルメー・デュ・ノール;北方軍:ワーテルロー戦役当時の、ナポレオンが率いてベルギーに侵攻した軍の呼称)は、1993年に出版された、ワーテルロー戦役をフルマップ3枚、250個程度のカウンター、1ターン2時間で再現するゲームです。

12041601

 シナリオとしては、シナリオ1「リニー&カトル・ブラ」、シナリオ2「ワーテルロー&ワーブル」、キャンペーンシナリオの3つ。とりあえずシナリオ1をセットアップしてみましたが、このゲーム、シナリオだったらマップ1枚で出来るのかと思いきや、シナリオ1でもフルマップが3枚必要なのです(^_^;) 尤も、シナリオ2はマップ2枚で出来るのかもしれないと思いましたが……(ちゃんと確認はまだしてません)。

 フルマップ3枚はでかいな~、という事で、ミドルの方々と色々話してました。ただルール的にはかなり簡単な方で、シナリオをプレイするのに必要なルールは「あっけない」と言えるくらいの分量しかありません。ユニットもそんなにたくさんはなく、つまりは「マップの広い、簡便なビッグゲーム」と言えるかもしれません。

 マップの範囲は、6/15の国境越えから、リニー、カトル・ブラのライン、そしてその向こうのワーテルローとワーブル、そしてさらにその向こうのブリュッセルまで。

12041602

 手前の大河川(サンブル川)の左の渡河点にフランス軍部隊がたくさんいますが、そこがシャルルロア。そこから道路が2筋に分かれていますが、真北に行った先の十字路がカトル・ブラ。北東に行った先の十字路の若干西にリニーの村があります。リニー周辺にはプロイセン軍が布陣しており、そこにフランス軍が接近中です。カトル・ブラの方では、村の南に若干のオランダ軍部隊がおり、その南にフランス軍が少しいます。

12041603

 カトル・ブラから数ヘクス向こうにはウェリントンがいます(カトル・ブラ村の南にいるのはオラニエ公)。そのさらに向こうには、大きな森(ソワーニュの森)があり、その手前がワーテルロー村であり、その前の空間がワーテルローの戦いがあった場所です。ソワーニュの森とブリュッセル(マップ端)の間には、増援にかけつけてくるイギリス第5師団やブラウンシュヴァイク部隊などがいます。

 シナリオ1は午前4~5時ターンに始まります。以前カトル・ブラの戦いの終わりまでだけ訳した『Waterloo 1815 : Quatre Bras & Ligny』によると、第5師団などは午前4時にブリュッセル市内で集合し、出発した(ブリュッセルは北緯51度辺り、日本周辺で言えば樺太の間宮海峡辺りの北緯であり、しかも6月中旬は夏至であるために、非常に日の出が早い……という話題になりました)と書いてあるので、これは正しいと思われます。



 ところが、ウェリントン公爵の行動については、午前7時頃にブリュッセルを出発し、午前10時頃にカトル・ブラに到着した……と書かれているのです。この本の作者Hofschröer氏は、今までウェリントン&イギリス軍が持ち上げられすぎだったのをウェリントンのミスの面にも突っ込んでいった人で、どれくらい正しいかは分かりませんが、しかし『L'Armée du Nord』のエラッタを見ていてもシナリオの配置について「諸説あって決めがたいが、とりあえずこうしておく」という様な記述があったりするので、(そういえばSADAさんもされてましたけども)最新の本に従ってこういう初期配置を見直すというのも、それはそれで面白いかもですね(しかし泥沼的な作業にもなりそうですが~)。

 とりあえずはルールを理解してサマリーを作るのが目的なので、おの部長やミドルの方々と色々と歓談しながら(この歓談、かなり面白かったです)サマリーを作っていきました。色々とルールの不明点もあり、エラッタやなんかも参照していかねばという事も分かったのですが、サマリー自体は(シナリオ用のものは)おおむね出来ました。ほんと、あっけないくらいのルール量です。

(4/17訂正:クロノノーツさんに置かれているK.Motegi氏の訳には、Clash of Armsに置かれているエラッタの本文部分、および騎兵突撃結果表の訂正が含まれていました。ただしQ&Aは訳されていません。ただ、『L'Armée du Nord』のコンポーネントには他に「EXPANSION RULES」(エラッタにもある)や「RESCUING L'ARMEE」と題する謎の紙片が入っています。これらは、ある程度習熟してきたら手を付けようと思います)

(4/17追加:『L'Armée du Nord』のシナリオ1と2用のサマリー、というかシークエンス表を作成しました。http://www.mediafire.com/view/?iyjhb48jst83wc4に置いておきましたので、ご自由にお使い下さい)


 ただ特徴的なこととして、NAWシステムとかでは全然なく、騎兵だけがZOCを持ち、メイアタックで、騎兵突撃は移動中におこなう……など、かなり特異です。このゲームは結構毀誉褒貶がありまして、私は一度手放してしまったわけですが、最近褒める意見も結構聞きますので、『JUNE-AUGUST'44』の時の様にしつこくしつこく良い面を探っていきたいと思ってます。コンポーネント的に非常に好みでもありますし……(しかしミドルの方々に、そうでもないだろうと言われてしまいました(^_^;))。

12041604

 移動/戦闘は、イギリス連合軍、フランス軍、プロイセン軍の順番です。1ターン目のプロイセン軍の途中までやってみたところです。


 その後いつものように王将に食事会に行ったのですが、非常に楽しかったです。実は以前の吹田のサクラ会の知り合いのウォーゲーマーの方が、私が休んでました2月からミドルに参加しはじめていたという事で、その方ともかなり歓談してました。その方はナポレオニックのされる方なので、ぽんにゃんさんなど、ミドルにおられるナポレオニックに興味のある方にまた一人加わって……という意味でも大変嬉しく思いました。

B4ワーテルローのターントラック

 かなり久々の完全な休みの日でした。午前中はワーテルロー本や、ぽんにゃんさんからお借りしてる『Napoleon at the Crossroads』(OSG)のヒストリカルノート、それに先日送ってもらったOCSの『Baltic Gap』(MMP)のユニットシートなどをひたすらスキャンしてました(『Baltic Gap』についてはまた後日に)。

 午後に入ってからは先日買っていたバトルタンクキットコレクションの組み立てをやってみました。ヤークトティーガーの機関銃を折ってしまった(^_^;)以外はうまく出来ました。少し削らないとダメという部分もありますが、基本的にかっちり組み上がるので、いい感じだと思いますよ!

12041405

 前列がバトルタンクキットコレクション(→以前のエントリー)です。後列のヤークトティーガーはドラゴンのマイクロアーマーのもの(同じ第653重戦車大隊のものでした。ってか、マイクロアーマーのヤークトティーガーの4/6が同大隊でした。第653重駆逐戦車大隊について今調べてみると、第1中隊はイタリアで戦い、第2と第3中隊は東部戦線で戦った、とありました)。

 後列のJS-2とM4シャーマンはワールドタンクミュージアムのものです。

 JS-2の砲塔の手すり(総計9個!)や、部品の多いチハの組み立ては心配だったのですが、割とすんなりいきました。ヤークトティーガーを作って(機関銃を折ってしまった)時には「組み立てた状態で売ってくれたらいいのに~」と思ったりもしたんですが、チハを作ってみてちょっと得心がいきました。チハは砲塔後ろの機関銃やダクトカバー、そしてなにより砲塔についているアンテナなど、浮き上がって付いている部品が多い! これが今まで1/144シリーズで出されなかった理由なのでしょうか?

 第3弾があるなら、ぜひイギリスの戦車を(特にマチルダⅡ)。デキは良いなぁと思ったので応援したいです。


 その後、B4ワーテルローのテストプレイに移行。戦闘後前進はなしにしようかと思っていたのですが、それだといくらでも足止めが出来るという事を発見してしまい、「1ユニットだけ戦闘後前進出来る」に改めるという事に。

 それから、リニーとカトル・ブラの戦いが起きるタイミングでの連合軍側の集結の仕方をチェックしつつ、道を削る作業を。結構間に合ってしまうので、特にプロイセン軍側では大量に道を削らざるを得ませんでした。イギリス連合軍側でもいくらか道を削りたかったのですが、フリーセットアッププレイの時にフランス軍側の進撃路になりそうな部分を削ってしまうのもまずい……ので、「森に入る時に1D6して6が出たら進入に失敗する」というルールを入れようと思っていたので、それを利用して森を増やす事にしましたしかしそれでも多分足りないので、「5と6で進入に失敗」に改めました(なぜそんなルールを入れるかというと、ワーテルローとブリュッセルの間のソワーニュの森への退却を、不可能ではないけども難しくしようと思いまして。あと、ワーブルからかけつけてくるプロイセン軍部隊の足を引っ張る意味もあります)。

 ↓の写真では、マップに赤いボールペンで修正箇所が記入してあります。

12041406


 しかし、修正箇所が結構出てきてしまい、このままのマップでテストプレイを続けるのが面倒なので、マップデータ自体を修正してしまって印刷しようという事にし、さらにターントラックも付けてみました(テストプレイ中に、「あう、今何ターンだっけ……」という事態がありまくりで困ってもいたのです)。

12041410

 ちょうどマップの右上の部分が非常に使わなさそうに余っていたので、そこにターントラックを作る事に。色々考えまして、極力厨二病的にかっこいいものに……(^_^;) 各日付の後にある括弧内は、それぞれ以下の意味です。

6/15 前哨戦&舞踏会(←ウェリントンが参加していた舞踏会のこと)
6/16 リニー&カトル・ブラの戦い
6/17 間奏&豪雨
6/18 ワーテルロー&ワーブルの戦い
6/19 ワーブルの戦いの継続(ワーブルの戦いは翌朝まで継続してました)
6/20 パリへの競争

 もちろんこれらは、「史実ではこうだった」という意味合いのもので、ゲームには関係しません。トラック上に指揮官の名前があるのは、そのターンに登場する様にしようかと思って書いてみました(ヒルやビューローは出さなくてもいいかなと思い始めてます)。トラックの背後の色は、上級のブラインドゲームでは、6/15はフランス軍がブラインドとなり、6/16~19はプロイセン軍がブラインドとなる、という意味です。


12041408

 マップの左下の部分も使わないかなと思って塗りつぶしました。ここには出来ればゲーム名を入れられればとも思いますが、ゲーム名どうしよ……。右下も多分、かなり塗りつぶしてOKかと思うので、地形効果表とか入れるのでしょうか。

 まあもっとも、ゲームとして「ある程度以上まとも」な出来であることが判明するまでは、こんな作業してても全部無駄になる可能性が多分にあるわけですが~。いやまあ、作業自体が楽しいのでいいんですよ(^_^;)

OSGのスペシャルスタディシリーズを買ってみました

 以前岡山のボードウォークに行った時、OSGの出版した本が置かれているのが気になってました。

 OSGのホームページで当該のページ「OSG's SPECIAL STUDY SERIES」を見てみると、「• Leadership • The Theater of Operations • Strategy and Politics • Appendices: The Armies, Supply & Logistics」などと書いてあります。

 これは面白そうかも……と思って、再度ボードウォークに行けたら買おうと思ってました。

 で、バイトで岡山に行く機会があったので、行って買ってきました。

 しかし、よくよく調べてから買えばよかったのに、思い込みで買ってしまった為に失敗を。1806年といえばイエナ・アウエルシュタットの戦いしかないと思い込んでいた為に、とりあえずまず1806年のもの(NR.2)を買ってみたのですが、店内で開けてみてみると、ポーランド戦役のもの……? そうか、プルツスクの戦いは1806年だったんですね! orz

12041403


 1813年のもの(NR.1)も買ったのですが、これはドレスデンの戦いだけに焦点をしぼったものの様でした。1冊4800円というかなりの値段なんですが、1冊1冊で非常に詳しく扱っていて、これはそれぞれに興味深いやも……(と思うという事で(^_^;)。

12041401


 それぞれの内容は以下の様なものです。

12041404

12041402

 NR.1は、86ページ目から127ページ目までずっと地図です。


 OSGのホームページを見ていると、NR.3がアイラウの戦い、NR.4がフリートラントの戦い、NR.5がイエナ・アウエルシュタットの戦いなんでしょうね。NR.5はぜひ入手したいです。NR.2も、ワルシャワ周辺にいる時のプロイセン軍などの動向が分かるという意味では私にとっては良かったかも。改めて考えてみると、1815、1806、1813年にしか興味がないというのは、プロイセンに特に興味があるからではないかなと(1814年もプロイセンは関係してますが(^_^;)。

 1815年のものが出るかどうかよーわかりませんが、出たらぜひそれも。


 ……とか言いつつもですね、ワーテルロー関係本だけでも大量に「積ん読」になってまして、それらを読む方が先なわけですが(しかし訳すのに私の能力では手間がかかるのでなかなか……)。

 ただ最近、依頼されているゲームルール(『The Habit of Victory』)の翻訳と、訳したいワーテルロー本との間でうまくバランスを取る方法を会得しました!

 ゲームルールの訳をずっとやっていると集中力がなくなってきたり、ストレスが若干たまってくるわけですが、そうすると(あるいは、ゲームルール訳が出来るほど集中力がそもそもない時)ワーテルロー本(具体的には、『1815 THE WATERLOO CAMPAIGN:Wellington, his German Allies and the Battles of Ligny and Quatre bras』)の訳をやる。ワーテルロー本の方が好きで面白いので、ちょうどいい感じに気分転換になるのです。というか、面白すぎてそっちが止まらなくなったりもするのですが……。今ウィーン会議のくだりを読んでまして、ウィーン会議ではイギリスが反プロイセン連合のまとめ役となって対抗しており、そのことをワーテルロー戦役での戦場でもプロイセン軍側は忘れていなかった……とかってな(風に読める)話が出てきたりします。

 『The Habit of Victory』の特別ルールの翻訳は、ようやく終盤にさしかかりました。普通ヒストリカルノートなどは訳出されないのですが、私はヒストリカルノートも訳そうと思いまして、手を付けてます(面白いですが、いろいろ難しい面も)。尤も、サンセットゲームズで印刷される際にそれを含んで印刷されるかどうかまでは分からないですが……。

B4ワーテルローあまり進捗せず

 B4ワーテルロー戦役ですが、その後それほど進捗していません

 最初の数ターンを2、3回やってみて、スタック制限やZOCtoZOCなどについてどうするか検討中です。

12040701

 ↑セットアップの状況



12040702

 ↑4ターン目、カトル・ブラとリニーの戦いが始まるところです。


 このテストプレイに入る前に思ったのは、「移動力が2なんていうゲームだと、2移動したところで相手ターンとなって、相手はそれに対応する。普通のゲームは移動力が6とかだから、ある程度“読めない”面があってそれが面白いわけだが、移動力2では読めすぎてつまらないゲームになってしまうのでは……?」という事でした。

 色々頭の中で考えてはいるのですが、しかしテストプレイしていると移動力2のこの現状でもまあまあの面白さはあるかな、と思って、とりあえずこのままテストしていこうと思ってます。移動力6で1ターンが1日というのも後々テストしてはみようと思います(それでどっちがいいか比べる)。


 あと、史実ではイギリス連合軍は6月15日(このゲームにおける最初の3ターン)の間は、ウェリントンが「フランス軍のシャルルロワ南方の攻撃は陽動で、本隊はもっと西方から北上するのではないか?」と思っていてほとんど部隊を動かしておらず、それゆえ翌日16日のカトル・ブラの戦いでは少数の部隊での防戦となった(その後増援が到着してきた)ので、「イギリス連合軍は15日中は部隊をあまり動かせない、というルールがいるかな?」と思い、また、プロイセン軍側も最も東にいたビューローの第Ⅳ軍団へのグナイゼナウからの指示が年長のビューロー将軍への配慮から強い調子で書かれておらず、ビューロー将軍が事態を切迫したものと見ておらず到着が遅れた(リニーの戦いに参加出来なかった)という事があってそれもルールが必要かも、と思っていたのですが、動かしてみると別に何のルールがなくてもほぼ史実通りの状態になるんですよね(若干ビューローの動きが速すぎるかと思うくらい)。

 これは、行軍時には普通より早く動ける(つまり戦略移動ルールとか、行軍隊形ルール)という事なのかとも思いますが、「特別ルールなしで史実が再現出来るなら、そのままにしておけばいいじゃん!」と(*^_^*) ただ、ビューロー軍団の動きはもう少し遅い方がいいかと思うので、「ビューロー軍団がもう少し移動しにくい様に道を削ってしまおう」と思いました。

 実はこれはGameJournal誌編集長の中村さんから口を酸っぱくして?言われた「ルールを追加して再現度を増すよりも、マップやユニットをいじってそれを再現し、極力ルールは減らすべきだ」という事にもかなうかな、と。


 ただ危惧もありまして、初級ルールの史実セットアップと、上級ルールのフリーセットアップを考えていたんですが、フリーセットアップの時にはうまくいかない可能性が……? あ、いや、上級ルールの時に戦略移動ルールを入れてしまえばいいのか?(^_^;) (まあそしてルールを増やすわけですが!)

 まあ最悪、上級ルールゲームなんかいらんのかもしれません。初心者用に……というのが一番の主眼ですから。ただしその場合、割とマップが広いのに結局のところ真ん中3分の1の部分でしか戦闘が起こらないのは秘密です(いやいやいや、それが一番の問題だよなぁ……orz)。



 ところで、派遣のバイトや翻訳のバイトで時間がないのに加えて、4月から塾講師のバイトもする事になりました(本業のフリースクール業をうまくいかせるための研修という意味合いも含めて)。大学受験日本史Bを教えるということで、自分自身の勉強も必要という状況……大丈夫かなぁ……(T_T)

 その塾が日本橋より南にあるので、昨日は久方ぶりに日本橋に寄りまして(そんな事してる場合かバキッ!!☆/(x_x))、店をいくらか見て回ったのですが、ジョーシンキッズランドで1/144の戦車モデルである「バトルタンクキットコレクション」のVol.2に日本陸軍の九七式中戦車チハが入っているのを発見!(ホントは去年には出ていたものの様なのですが、全然知りませんでした)



 これのVol.1というのは(多分)見た事があったのですが、ラインナップがパンター、T-34、3号戦車と、すでに以前に出ていた1/144のもので入手済みのものばかりなので、手を出しませんでした。ところがこのVol.2には今まで1/144では出ていないチハが入っている! ただし中身はランダムなので、チハが当たる確率は1/3程度です。基本的に運の悪い私は、当てられる気がしない……。

 さんざん悩んだ末に、3つ程買ってみたのですが、やった! チハ入ってました!

12040703

 キットの出来の良さについては期待していなかったのですが、見てみると結構出来も良い様な? モールドがキレイだし、通風口?が抜いてあったりします。砲口もちゃんと開いていて、チハの57mm砲でさえも穴が開いてます。JS-2なんか、砲塔のまわりの手すりが大量にキットに入っていて、それを付ける様になっている!(しかもなくしても大丈夫な様に2倍の分量入っているという……)。

12040704


 ネット上での評判を見てみると、部品同士の合いが悪い部分もままあるみたいですが、基本的に良い評価の様です。

 しかも、http://figure.fc-store.jp/detail_14816.htmlを見ていて知ったのですが、私の入手したヤークトティーガーとJS-2は実はシークレットだった……!(別にそれほど嬉しくはないのですが、いや、嬉しいかな(^_^;))

 むしろ当たったチハの迷彩パターンが千葉陸軍戦車学校のものらしく、「実戦部隊のものの方がよかったナァ……」と思うのですが、実戦部隊のもののデカールも入っているので、勝手に実戦部隊のデカールを貼ろうかと思ってます。

B4ワーテルロー戦役、印刷してみました

 いい加減ユニットをいじっているだけではなぁと思い、もうユニットの裏面を作って印刷してしまおうという気に。

 ユニットの裏面ですが、思いつきとして「泥で汚れた状態」にしたいという思いが前からありました。で、試行錯誤してやってみたのですが……。うーん、まあ、あんまり良くないんでしょうね(^_^; まあ自分の好きに出来る間にやってみるという事で。

12040101



 マップの方もテキトーに作業を。『The Emperor Returns』のマップを参考に、森と丘を付けておきました。

12040102



 で、コンビニで印刷してきました。マップはB4ではなく、A3で。その方がユニットが動かしやすいかなと。

12040103


 ユニットを作って、動かしてみようと思います。


 あと、「ナポレオニックの軍服のサイトとかないかな~」と思って探してみていて、(今までも何回か見た事はあったわけですが)「Napoleon, His Army and Enemies.」というサイトを再認識しました。かなり色んな資料があります。

 英語でどんなサイトがあるかとかほとんど探してないんですが、ここも含めて少しずつ認識を深めていって、少しずつ見ていこうと思います。

今までの訪問者数(2011/9/17以降)
プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ボードウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、第二次世界大戦やナポレオン時代関係情報を集積したりしてます。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイしたり、VASSALでOCSをオンラインプレイしたりですが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! VASSALでのオンラインインストも大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

 ブログで書いた物のうち、

 OCS関係の記事は

「OCSの物置2」



 戦史物の記事は

「戦史物の物置」


 で、アクセスしやすいようにカテゴリ毎にまとめてありますのでそちらもどうぞ。

Twitter
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
オススメ本
バナーで応援コーナー
ぜひ見て頂きたいページへのリンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR