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ワーテルロー関連本

 『ナポレオンの元帥たち』を訳されたsheherazadeさんにコメントを頂きまして、それをきっかけに『ナポレオンの元帥たち』の電子書籍版のページと、「大陸軍 その虚像と実像」さんのページにリンクを貼らせていただこうと思い立ちました。



 『ナポレオンの元帥たち』は、書名の通りにナポレオンの26人の元帥たちの描写をメインとした書物で、海外のナポレオニックファンの間では必読書となっているものをsheherazadeさんが訳されたものです。全編にわたっていきいきした描写で非常に面白いのですが、特にオススメなのはロシア遠征から退却する中のネイの獅子奮迅の活躍です。この本のその描写を読めば、「……確かにこのネイはすごい」と思わざるを得ない事間違いなしです。

 sheherazadeさんが自費出版されたのですが、部数はリスクもあって少なく、Amazonでは非常なプレミアが付いてしまってますが、電子書籍版もsheherazadeさんは出されてますので、新たに買う方はこちらを買われるのが良いと思います。

http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10056



 また、「大陸軍 その虚像と実像」サイトを運営しておられるR/Dさんにもメールを差し上げまして、リンクさせていただいた報告をさせていただきました。その返信でいただいたのは、「キャトル・ブラという表記は、タクティクスの「大陸軍の光と影」でそう書いてあったからで、カトル・ブラの方が現地発音にはもしかしたら近いかも」と。なるほど。そしたら、カトル・ブラというのもありですねぇ……。

 それから教えていただいたのは、英語文献で、19世紀から20世紀初頭にかけての本も良いものがある(あるいはむしろこっちの方がいい?)ということで、

Houssaye『1815 Waterloo』(1900)

Siborne『History of the war in France and Belgium, in 1815, containing munute details of the battles of Quatre-Bras, Ligny, Wavre, and Waterloo』(1848)

を教えていただきました(クリックすると、PDFファイルなどがダウンロードできるページに飛びます)。

 私はとりあえず、PDFをダウンロードさせてもらって、あとEPUBというやつもダウンロードしてみました。

 EPUBは良く分かりませんが電子書籍フォーマットだと思われ、例えば

http://builder.japan.zdnet.com/off-topic/sp_epub2010/35002249/


にビューアへのリンク一覧などがありました。その中で私はとりあえず「Adobe Digital Editions」というやつをインストールしてみました(登録が必要になりますが……)。軽くていいですし、OCRされたテキストファイル状態なのも良いのですが、読み取りミスはチェックされてないようで、例えば「Blücher」は「Bliicher」になってる感じですし、「minute」が「munute」になってたりとか、信用度は下がる感じですね~。


 あと、「ブログに載っていた読む価値のあるWaterloo本ですが、20世紀後半に出版された英語文献の中で上げればそんなもんでしょう」とも。おおお。良かったです(*^_^*)

 一応ブログを見られる方の利便性のために再度並べておきますね。




 この中では、『The Battle』の英文が一番難しい様な気がします、多分……。使ってる単語が難しいからとか? ただし、普通に読んでて一番面白い様な気も。ワーテルローだけに特化すればやはり一番まとまってて、面白く興味深い部分を取り出している感が。

 『Waterloo Companion』は超絶詳しいですが、同じ内容が何度も出てくる感も(さすがに(^_^;))ある様な。図や絵の類はものすごいですし、文も、コラムとかも含めてかなり面白いですけどね~。

 Hofschröer氏の本はまだ少し読み始めたばかりですが、『Waterloo 1815 : Quatre Bras & Ligny』もそうでしたけど、英文がなんか読みやすい様な気がします。ただ、それほど面白いわけではない事に関してもむやみやたらと詳しい……という事もあるかも?



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『The Sunset of Waterloo』続報です

 GameJournal誌で付録ゲーム化予定の『The Sunset of Waterloo』のテストプレイに参加してきました。

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 結構面白くなってきた感があります。こう言ってはなんですが、当初は「ふむー」というくらいの感じだったのですが、作戦的バリエーションや予備を回す事の重要性や、チットのタイミングや、ウェリントンの(規模は小さいものの)縦横無尽の活躍とか、プロイセン軍の突っ込みとか、「敵歩兵が団子になって混乱してるぞ! 騎兵突撃のちゃーんす! ……ああっ、近くに騎兵がいない!」とか、歩兵予備がなくてしょうがなく騎兵を回したりとか、そこらへん色々面白いなぁと。これは悪くない。悪くない気がします。

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 士気値レーティングが、以前私がテキトーに作った自作ワーテルローゲームのレーティング元になっていると聞きまして、「うわっ、ブラウンシュヴァイク部隊の士気値、高すぎ……!?」とか思ったので、改訂案や綴りのチェックなどさせてもらってました。


 記事の方ですが、私は『La Bataille des Quatre-Bras』の詳しい記事を書かせてもらおうかな~という腹案を持っていたのですが、「ワーテルローゲーム総覧にしてくれ」という事でしたので、了解、と。尤も、すんなり書けるわけではないですが(^_^;)

 あと、『The Sunset of Waterloo』の登場指揮官、ユニットの解説。これは自分自身色々興味あるところなので、頑張りたいところです。特に各国の部隊の質の話とか、イギリス連合軍に登場する小国の話とか。後者はかーなーりー分かりにくい話だと思うので、分かりやすく面白く書けたらなぁと(地図も添付したいですね)。最近訳して読んでいたところでは、ワーテルロー戦役の時のプロイセン軍の兵士の質は大変低かったのだけど、それをシャルンホルスト・グナイゼナウらの努力によるスタッフワークの改革の部分で補っており、プロイセン軍は最悪の質で最大の出血を強いられたにもかかわらず常識外にもワーテルローの戦場に駆けつけ(あれは当時の常識ではあり得ない事だった!)て戦役を勝利に導いたのだった……(結構私なりの脚色も混ざってますが(^_^;))辺りの話が興奮しまくりでした。

 それから、ヒストリカルノートは今回は遠慮しておくつもりだったのですが、他の2つのゲーム記事は無茶苦茶苦労しなくても書ける様な気がしてきたので、思い切ってこれも書かせてもらう事にしました。ただし、参考になる『The Battle』『Waterloo Companion』あたりは、前半3分の1程度しか訳せてません。ただ、信頼度ではある程度定評があると思われる『1815 THE WATERLOO CAMPAIGN:The German Victory』はワーテルロー会戦の記述はある程度少なく、かつこのHofschröer氏の英文は『The Battle』よりかなり読みやすい気がするので、以後の分はこちらを優先して、しかも出来れば和訳をノートパソコンに打っていくのではなく本に分からない単語の訳を書いていくだけでなんとかならないかなぁ……と。

 しかも『1815 THE WATERLOO CAMPAIGN:The German Victory』はその名の通り、「ワーテルローの勝者はドイツなんだ! 今まで言われていた様なイギリスじゃなくてなぁ!」という事を言いたいのだと思われ、そこらへんもかなり興味あります。



 今まで結構、プロイセン軍は「添え物キャラ」的なイメージを持ってたんですが、むしろプロイセン軍が非常に重要であったことや、プロイセン軍はこの先「ドイツ参謀本部」という世界史的にものすごい意義のあるものに繋がっていく軍組織の改編の始まりの時期にあって、ワーテルローでもそれによって勝ったのだ……! という視点(推測(^_^;))あたりに「目が鱗」で、関心ありまくりです。

 この本ですが、「大陸軍 その虚像と実像」さんでその抜粋を読ませていただいていた時には、ワーテルロー会戦に関する結構詳しい本なのかなぁと思っていたんですが、ワーテルロー会戦の話は全体の4分の1程度で、グルーシーとプロイセン軍のワーブルの戦いの話とか、ワーテルロー会戦後のプロイセン軍による追撃の話が詳しい様です。そこらへん、読むのは後回しになると思いますけども、楽しみです。

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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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