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イギリス軍やナポレオン本

 前から買おうと思っていた『イギリス機甲部隊』がすでに出ていた事を知ったので、買ってきました。

br001 ガリレオ出版のホームページ

 Amazonからは(まだ?)買えないみたいですね……。あと、もしかして事実上東京の書泉か大阪の旭屋でしか売ってないんでしょうか。

 イギリス機甲部隊の経歴について詳しいです。自作フランス戦ゲームのイギリス軍部隊の位置に関して少しでも知りたかったですし、基本的にイギリス軍の各部隊について興味があるので、ありがたい。後半の写真の部分は、文字情報を期待もしていたのですが、まあしょうがない。

 記述中には「ロイヤル」という表記が何度も出てきます。「王立」の方が良かったのではーと思いつつも。


 ところで、『Waterloo 1815 : Quatre Bras & Ligny』の一番最後の各軍の説明のところを訳していたら、ハイランダーズ(スコットランド部隊)が「キルト」を着ているよ……という記述が出てきまして、そこでちょっと気になって「キルト」で検索してWikipediaを見ていると、その中になんかイギリスの連隊名のリンクが存在。「おっ」と思ってクリックしてみると、「ロイヤル・スコットランド連隊」という項目があって、そこに各連隊の説明が、キルト生地パターンなどと一緒に! こ、これはすばらしい……!!

 中には、「1940年5月のダンケルクの戦いにキルトを着用して参加し、戦場でキルトを着用した最後の部隊となった。」とかってのがあって……。これは自作フランス戦ゲームの駒の下半分をキルトパターンに塗るしか! と思ったりしました(おい)。


 あと今日、韓流ドラマにハマってる母親が韓国語辞書を買いたいというのでジュンク堂書店に一緒に行き、大して期待もせずにフランス史のコーナーを見ていたら、『ナポレオンの戦役』という本が……! 2011年1月頃に出ていたようです。全然知りませんでした。



 試しに見てみると、地図は巻末にNHKで使用しそうなのがあるのみで「それはどうだろうか?」(バクマンのギャグです。一応(^_^;))と思ったのですが、ワーテルローの記述を読んでみると、15/16日にウェリントンが判断を誤った事が書かれているし、結構私が今まで見た事ない事実も書かれているなぁという気がしたので(ただし、時々日本語が非常に変!)、買う事にしました。なにしろあれですよ、日本語で読めるというだけで大変ありがたい!!

 帰って良く見てみると、著者がフランス人(フランス語からの翻訳)で、ナポレオン贔屓で「ワーテルローでのナポレオンの敗北は、あり得なかったのだ!」とか言っているらしく(私は現今、割とナポレオンの敗北は結構必然だったように感じているのですが)、「ああ、だからウェリントンの悪い面を書くわけだなー」と思ったりしたんですが、色々な立場からの本が、しかも詳しめのが読めるという事が非常に価値があると思うので、ありがたい。しかも叙述が結構面白く興味深く読めそうなんですよ。

 訳書あとがきから引用しますと、

 ……皇帝、将軍、そして兵士の描写に力を注ぎ、ナポレオンの主要戦役を物語風戦記として、ある時は愉快に、必要に応じて悲惨な有様も漏らすこところなく生き生きと描いて見せると同時に、ナポレオンの知謀、人となり、またフランスを巡る政治・外交事情の概略も併せて説明してくれる。
-『ナポレオンの戦役』P307-



 扱っている戦役は、ロディ、ピラミッド、マレンゴ、ウルム/アウステルリッツ、アエウルステッド(ママ)、アイラウ、ワグラム、ワーテルロー。フランス贔屓だから基本勝ってる戦いばかりなようです(アウエルシュタットはしかし、ナポレオンにとってはどうなのかな~)。



 あと、



 というシリーズがあったんですね。そういえばどこかでどなたかが書かれていた様な気が……。これの4巻がナポレオン時代のみを扱ったもので、続刊で出るらしいので、これは期待していいのですよね? ね?

 さらに、



 というのも、かつてぱらぱらと見てみた事があり、その時は「まぁいらんか~」と思って買わないでいたのですが、今回改めて見てみて、1806年戦役に関して結構詳しく載ってそうで、ワーテルロー周辺も若干あり、シャルンホルスト論も興味はあるので買おうかと。(あと、ロシア戦役も結構分量がある)

 今私が興味があるのが、まずはダントツでワーテルロー(1815年)。あと、イエナ・アウエルシュタット戦役(1806年)。これはOSGの『1806』を買ってあるのと、ワーテルロー戦役に出てくるブラウンシュヴァイク公の父ちゃんが負けた戦いであるというのと、この戦いにブリュッヒャーやシャルンホルストも参加していてそこらへんの逸話が渡辺昇一氏の『ドイツ参謀本部』で読んでいて非常に興味深いという事があります。あと、1813年戦役がグナイゼナウの関係で興味が結構あるという状況です。後の戦役はとりあえず後回し……。

 それからこれは若干余談めきますが、



 というのもジュンク堂で発見。このキャロライン王妃というのは、ナポレオン戦争時のイギリス摂政王子ジョージ(後のジョージ3世)の妃となった人物で、さっき書いた1806年戦役で負けて戦死したブラウンシュヴァイク公がその父親で、ワーテルロー戦役の時にキャトル・ブラの戦いで戦死したブラウンシュヴァイク公はその兄ちゃんです。ところがこのキャロラインという女性が、風呂に入らず(当時ヨーロッパで当たり前ですが)異臭を放ってジョージ(これがまたものすごい放蕩……)から邪険にされまくって……という話。

 ブラウンシュヴァイク公辺りの話が詳しく載っていればなぁと思って立ち読みしたものの、半ページくらいしか載ってませんでしたが、しかしこのキャロライン王妃の話は結構興味を持ってます。しかし4000円はいくらなんでも高いなぁ……と思ってジュンク堂では見送ったのですが、今Amazonで見ると、中古で800円……だと……? 買おう……ぽち(^_^;)

 いやでも、こういう本を本当は買わないと、出版業界をもり立てる事にならないのでしょうねぇ。まぁナポレオン関係そのものの本は新刊で買ったのでお許しを。しかしなんか、ナポレオンものが結構出ている様な気がするのですが?


 最近『ドイツ参謀本部』を読み返してまして、「やっぱ面白いなぁ~」と思って、「シャルンホルストかグナイゼナウかブリュッヒャーかを扱った本を探してみよう!」と一念発起。で、Amazonで色々検索してみたのですが……そんな日本語の本ない! (>_<) で、しょうがなく英語の本に検索の対象を移動……しかしこれがまた、ない! というか、ないでもないのですが、できればここ20年くらいの間に出版された、人物本位の本……という事で探すと、ない。1900年前後に出された本のリプリントとかならあるんですが、「それはどうだろうか?」と……。

 ようやく見つけたのが、



 で、まあ1000円程度なので良いかな、と。ブリュッヒャーも結構興味ある割に、今手元の本では人となりが良く分かるとまでは言えないんですよねぇ……。

 できればグナイゼナウに関する詳しい本が欲しいのですが、かなり探しても……ない!!

 あるとしたら、ドイツ語の本ばかり……。

 しかしこれで分かって来たのが、ワーテルロー本というのはイギリスの勝利だからでしょう、英語圏でかなり人気があり、本もそれこそ大量に出ている。ところが、それがプロイセンのシャルンホルスト、グナイゼナウ、ブリュッヒャー……という事になると、とたんに英語の本が存在しなくなる。そしてそこらへんに関して読もうとすれば、ドイツ語の本を読まなければならない……。

 「英語さえ読めれば知りたい事はたいてい分かる」のかもと私は思っていたかもしれませんが、それが甘いということが早速分かってしまいました(>_<) こんなにも情報は偏在しているとは……。


 日本語で読めるナポレオニック関係の本もやっぱまだまだ少ないですし、私自身がある程度情報がたまってきたら、なんらかの形で日本語で情報を出すようにしていきたいと思ってるんですが、それをどういう媒体でやっていくか……という事もあるなぁと考えたりしてます(最初は動画で、とか思ってたんですが、動画はむしろ後回しの方がいいなぁと思い始めてます)。


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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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