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Game Journal記事(ワーテルロー、ウクライナ戦)

 そういえば、Game Journal最新号が出ています(12月1日発売)。



 特集記事のうち、デザイナーズノート以外(プレイの指針、ヒストリカルノート、騎兵突撃について、指揮官列伝、参加国解説、ワーテルローゲーム紹介)は私が書かせていただきました……。ワーテルローゲームの一部の写真はSADAさんにお願いして提供してもらったりしました(ありがとうございます!)。

 特にヒストリカルノートについては、紙幅の都合上あまり触れられなかった「通説との違い」について、過去のブログエントリーである程度書いてますので、参考になさって下さい。

ワーテルロー記事:通説との違い


 あ、ただ、「輪るピングドラム」ネタな「プレイの指針」の見出しのほとんどは、私が考えたものではありませんので……(ごく一部は私が考えたのですが(^_^;))。



 「輪るピングドラム」ネタは、コマンドマガジン日本版さんもやってました(というか松田さんがやっていたというべきか?)けども、こういうのはホントは扱いが難しいでしょうね……。


 そいでもって今は、次号のGame Journalの付録ゲームである『マンシュタイン最後の戦い』のヒストリカルノートを書く様に編集長に言われまして、資料を借りてきて書いてます。

 借りてきた資料は以下の様なもの。



 しかし、実は知らなかったのですが、第二次世界大戦ブックスのクルスク本は、私はまったく同一のものを文庫本で持ってました(分かってたら重いから借りなかったのに(T_T))。



 ↑この本はいいと思いますよ~。どれくらい正しいかとかは私は分かりませんけど、第3次ハリコフ戦あたりから書き始めて、クルスク戦後のキエフ失陥の辺りまで続きます。クルスクだけに焦点をあてるのでなく、前後を描いているのがいいし、記述も分かりやすいです。手に入りやすい(多分)のもいい。NF文庫さんはこういう、いい作品なら文庫で過去の第二次世界大戦ブックスのを出すとかしてくれればいいのに……(色々難しいのでしょうね)。

 他に手持ちの史料は、あまりありません(T_T) 以下のものぐらい。



 後ろ2つは萌えミリタリー本だし……。

 『独ソ戦史』は文庫1冊本なので記述が簡略なんですが、最新の知見で書かれているのがいいですね。そこらへん興味ある……(山崎さんにはもっと大部の本を書いてもらえる様になって欲しいです!(しかしどうやって(^_^;)) そしたら独ソ戦の細かい部分に関しても最新の知見が我々にも読めるでしょうから~)。

 『どくそせん』は、マンガパートは毀誉褒貶ありまくりだと思いますが、記述部分はしっかりしてると思います。

 『戦車学校』は実は、このウクライナ戦に関してこの巻で4回も取り扱われてます(第4次ハリコフ戦、ドニエプル河渡河とキエフ解放、チェルカッシー包囲戦とレニングラード解放、フーベ包囲網)。こんなに回数が行けるなら、バルバロッサ作戦も1回で終わるんじゃなくて、4回くらいやって欲しかったですよねぇ……(これまたしょうがないのだとは思います(^_^;))。

 有名女性声優による朗読CD付きのやつを買ってあるので、今回それ聴こうかなーとも思ったのですが、あうあー、あんまり気が乗りませんでした。『戦車学校』の記述部分は、部隊の動きなどに関して占める割合が大きくて、あまりががーっと読む気がしないです……(マンガ部分はネタだらけとはいえ、楽しく読めますし、戦史部分が終わった後の分析の部分などもためになるのですが)。

 『戦車学校』のみならず『宿命のバルバロッサ作戦』を読んでた時にも思った(というか、気づいた)のですが、部隊名を本文の中で大量に並べられても、あまり嬉しくなかったですね……。(尤もこれは、他にいくらか戦闘序列を参照できる可能性があるから思うのであって、そうでないならこんな事は思いもしないだろうと思います)



 基本的に私は戦闘序列好きな人間であろうとは思うのですが、それよりも人間ドラマとか、分析の方を本文では読みたいな、と。戦闘序列は地図とかリストの形で示してくれた方がありがたい。ただ紙媒体ではどうしても紙幅やなんかの関係での難しさがあるのだと思います。

 で、そこで個人的に電子書籍に期待する方向に行くのですが、電子書籍って紙幅の制限はないに等しいし、地図や写真もかなり入れたい放題に出来ます(巻末リストとかも)。それでもって、カラーでも値段が上がったりとかしない。

 戦史本を読んでいて思うのですが、まぢ地図は毎ページ……とまでは言わないにしても、数ページに一枚は必要だと思うのです。指揮官や戦場の写真とか、部隊やネタ知識的なコラム記事だっていっぱいあったら面白い。

(そこらへん、指揮官や戦場の絵の多さは『Waterloo 1815: Quatre Bras & Ligny』が、地図とコラムの多さは『Waterloo Companion』に感心します)



 山崎さんも地図の多さには気を配っておられると思うのですけど、理想的にはもっともっともっと欲しい。地図作りに関しては、私はまだまだですけども、現在ある程度めどのつくところではあるので、どんどん地図を作って、電子書籍を作る時には載せたいと思ってます()。


 さて、『マンシュタイン最後の戦い』のヒストリカルノートなんですけども、史料が多すぎてわけがわからないよ……という状態だったのですが、ここに来てとりあえず自分なりの指針が出来てきました。

1.マンシュタインとヒトラーの戦い(おい)を主軸に据える
(これは付録ゲーム『マンシュタイン最後の戦い』の主題でもあります。マンシュタイン(ドイツ軍プレイヤー)の主敵は、ソ連軍というよりはヒトラーなのです(特に序盤)。ヒトラーの無茶な死守命令のおかげで、テストプレイ中ドイツ軍プレイヤーは「ああ、もうダメだ」と何回嘆息させられた事か!(改訂されてちょっとマシになりましたが)。

2.一番メインの史料は『失われた勝利』にする。二番目の史料は『焦土作戦』。
(マンシュタインが主役なので。『焦土作戦』は、ドイツ軍側視点でかつ詳しい(というか記述量が多い)ので。ホントはソ連軍側の史料とかもむっちゃ使いたい(読みたい)ところですが、紙幅の関係上ほとんど無理だと思われ……)

3.史実の正しさに関しては、私は専門家でないので分からないと諦める。尤も私の好み的に「史料にのってないセリフを自分で作る」とかはイヤで、やらないですが、複数史料間で同一事項に関して異なる記述が見られる時には、あえて「面白い」「記事構成的に都合の良い方」を取り上げ、そうでない方は無視する。


 この3番目の点は、Game Journal最新号(41号)のワーテルロー記事では、むしろ全く逆の方向性でやりました。もちろんワーテルローに関してだって私は専門家でも何でもないので正しさとか分からないわけですが、R/Dさんのサイトや最近の洋書に「これがより史実に近くて、通説は間違っているっぽいですよ」とある部分はなるべく尊重して、「確実に史実」でない部分はなるべく切り捨てる方向でやりました。

 これが可能なら、その方が私としては好みなのですが、ウクライナ戦でそれをやるのは、全く無理です( ̄^ ̄)エヘン だったら、分かりやすさやドラマティックさを重視しようと考えたわけです。


 実際読んでると、結構史料の間で食い違いがあります。

 例えば『失われた勝利』は1943年8月31日に「マンシュタインがミウス川からの撤退を命じ、その夜にヒトラーがそれを追認した」とあります。が、『焦土作戦』では9月3日に「マンシュタインが要請する撤退をヒトラーが認めた」とあるのです(つまりマンシュタインの独断が先にある、という書き方ではない)。この件に関しては、後者の方がドラマティックなので後者を採用させてもらうことにしました!

 また、9月8日のマンシュタインとヒトラーの会談で、帰りの飛行機に乗り込む時にヒトラーが「約束の4個師団を(中央軍集団から)回す事については必ず命令する」と言った事に関して、

『失われた勝利』……翌日、命令は発令されず
『焦土作戦』……命令は出されたが、中央軍集団司令官のクリューゲ元帥が拒否した

 という記述の食い違いがありました。この件に関しては、前者の方がドラマティックに書けるので、前者を採用しようと。

 他にも、細かい記述について、今回の記事に都合の良い様に取捨選択していってます。

 やってて思うのですが、「こうやって史実は曲げられていくのダナァ……」と。バキッ!!☆/(x_x)


 ただ実際、編集長から与えられた字数にある程度必要な記述を埋め込んでいったところ、全く紙幅が足りなくて、「マンシュタインとヒトラーとのやりとりだけで他のことは何にも書けない記事になってしまうのでは……!?」という危惧さえ……(そこまでにはならない……というかしない様にしますけど)。

 紙幅(文字数)が決まってると、ホント、取捨選択が重要になってきますね。私としては、「書くべき」と思われる事は全部書いてしまいたいたち(「書いても退屈なだけだな」という事は削りますが)なので、どれだけの分量でも書ける環境にはやはり憧れを感じます。そういう意味でも電子書籍がもっと盛り上がって欲しいなと。

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南北戦争電子書籍とワーテルローヒストリカルコメンタリーを公開

 やらなければならない事は多々あるのですが、最近睡眠を多めに取らないと無理の様で、そうしつつ、出来そうな事からやっています。

 今日は最低限やらねばならない仕事をした後、「南北戦争の電子書籍」に手を付けてみてました。地図が出来てからずっと放っておきっぱなしで、さすがに一区切り付けないとまずいだろうなぁという気がしてまして……。

 パブー上で電子書籍を作るわけですけども、試行錯誤して分かって来たのは、電子書籍の中の区分けが、

・章
 ページ
 ページ
 ページ

・章
 ページ
 ページ
 ページ

 という仕組みになっていて、この1つの「ページ」というのには分量的にはどれだけでも入る(限界はあるけど)、という事でした。つまり、パブーのある電子書籍の情報とこに「17ページ」とか書いてあってもそれは普通の本での分量が17ページ分とかって事ではなくて、あくまで章の下の見出し(?)が17ある、という意味であると。その結果必然的に、例えばPDFファイルに出力すると、1つの「ページ」は、下部に空白があったり、あるいは何ページにもまたがってたりします。ただし、パブー上で読むならば、ウェブサイトの様に繋がって表示されるので、気になりません。

 ってか、「ページ」という書き方でなく「小見出し」とでもすれば良かったのではないかとも……。

 あと、この「ページ」には画像が(1つ?)入れられて、しかもサイズがL、M、Sと勝手に調整してくれるのも嬉しいです。最初、画像を入れたくてそのレイアウトとか……って事を考えていたんですが、この「ページ(小見出し)」に画像一個入れるだけなら、ほとんど何も考えなくて済みます。

 で、一応公開しておきました。



 です(公開用ブログパーツがあったのを発見したのでここ訂正:12/4朝)。無料公開しているので、上記のページを開いてそのまま下にスクロールすれば全部読めます。

 PDF版とePub版もダウンロードできるのですが、禁則処理がされてないのがなんだかなぁな……。それ以外は及第点かと思いますけども。


 一応大体仕組みは分かって来た様に思います。レイアウトに関してはあまりままなりませんけども、そこらへんそれほどこだわらなければ、結構簡単に出来る気がします。画像は「オリジナル」というサイズで入れ込む事も出来るので、図表とかをかなり入れても大丈夫でしょうから、そういう意味で良いと思います。



 あと、これはだいぶ前の事なんですが、クラッシュ・オブ・アームズ(CoA)社のワーテルローゲーム、『L'Armée du Nord』のヒストリカルコメンタリーを訳し終わりまして、それをクロノノーツゲームさんの和訳ページにて公開してもらいました。

 クロロノーツさんの和訳アーカイブ

 場所的には和訳アーカイブの上から3つ目のテーブル(表)の一番上です(訳者が書かれてません(^_^;))。

 直接ならこっちへ。

 『L'Armée du Nord』ヒストリカルコメンタリー


 『The Emperor Returns』のヒストリカルノートも訳してはいるのですが、こっちはなかなか訳しづらいです(また、補給品や指揮システムの話が多くて、それほど面白くないかも)。でも『L'Armée du Nord』はワーテルロー戦役に関してうまくまとめられた面白いヒストリカルノートだと思うので、読んでもらったらと思います。難点は、地名がいっぱい出てきてもそれがどこにあるのか分からないという事ですよね……。『L'Armée du Nord』のマップを参照しながらならなんとかなるとは思いますが……。

南北戦争地図は完成ということで

 その後南北戦争地図をいじってまして、↓の様な状態に。

11110502

 pdfファイルも作ったんですが、うちのXPマシンだとキレイに見えるんですが、Windows7マシンだと字が汚く表示されるのはなぜなのか……。

 あと実は、「分離独立を巡る死闘」という事が非常に分かりやすい地図を見つけまして、

http://thomaslegion.net/maryland_civil_war_map_battle_of_antietam_battlefield.html

 ↑にある「American Civil War Map」という白黒のアメリカ地図が、南部連合の州が切り離されて立体的に表示されていて「非常にいいなぁ」と思いました。で、これを『Illustrator』でマネて描こうと思ったのですが……立体の部分が奥に左右に広がって表示されていて、結構難しそうだったので断念しました(^_^;)

 ので、「こういういい地図がありますよ!」って事だけご注進……という事で。このページはアンティータムの戦いに関する地図や写真なんかもスゴイものがありますね。

 
 さらに今回、実は秘密兵器を導入してまして……なんと、ペンタブレットを購入してそれで描いているのです!(まさか自分がペンタブを買う事になるとは思わなんだ……)



 と、いうのは別に技術的とかテクニック的とかそーゆー話ではなく。

 過去のブログ記事「イギリスの同盟国とプロイセンの領土」で↓こういう地図を『Illustrator』で(もちろん既存の地図から描き起こして)描いた事があったのですが、まじで腕が死にまして。

map01

 マウスで慎重に線を描いていくというのは、非常な負担であるという事ですね……。

 それで今回の南北戦争地図にしても、マウスで描いていたのですが、ほんの少しやっただけで腕が、腕がぁ~!

 『もしかしてフリースクールで女の子らが使ってるペンタブレットなるものをすなれば、楽に描けるのかなぁ?』とフト思いまして、実際にフリースクールで試しに使わせてもらったのです。

 そしたら……「ううーん、楽に描ける……様な気がする? かなぁ……」と、良く分からないながらも、しかし女の子らに聞いてみると「マウスで曲線を描くのはそれは腕が疲れるに決まっている! ペンタブの方がいいよ」と揃って言うので、買ってみたのでした。

 そしたら……ううーん、良く分からないけど、確かに楽に描けてる……様な気がします。なんか慣れないのでフワフワ感があるんですが、腕が疲れるということはほぼ全くありません。曲線を大量に描かねばならないとしても、全然楽に出来そうな感じがします。

 これは良い買い物だ……!(と信じる。いーえ、信じるのです(^_^;))

 ただ、時々マウスでの操作も必要(というか曲線を描く作業でない場合はその方が楽)なので、左からキーボード、ペンタブ、マウスを並べるという、机の上が非常に窮屈な状態になっております(ペンタブの上が滑りがあまり良くないので、マウスをペンタブの上で使うのはなんか気持ち悪いのです)。


 今後、電子書籍のために地図を大量に作ろうとも思っているので、有効活用したいところです。


 ペンタブですが、同じ型で一番安いのだと左下のがあり、また、一世代前の460とか461とかの型番のやつでも良いと思います(470になって追加された機能の指で操作とかワイヤレス可能とかは、正直いらないと思います)。



 ただ私が買った470のFunというやつだと、『Adobe Photoshop Elements 9』が同梱されてくるのです。この『Elements 9』には、『Photoshop CS5』から搭載された「写り込んだ不要物をあっという間に消してしまう機能」が入っているのです! この機能の存在を知った後、まじでCS5を買おうかどうか悩んだものです……(8万円ほどもするので、諦めましたが)。

 早速試してみたのですが、確かに消えます。もっとも、なんでもうまくいくというものでもなく、「これは人間の側で補完して描かねば無理だよね」という様な部分はさすがに上手く消せません。しかしなかなか面白いです。今後これも有効活用できれば嬉しいのですが……(しかし実はそんな予定は現状ないという……orz)。

南北戦争地図が完成……?

 気分転換のつもりで作り始めた南北戦争地図でしたが、結局その後英文和訳をまったくする気になれず、現実逃避としてずっと地図を作ってました……(T_T)

 ただどうも気に入らなくて、手持ちの地図を色々ひっくり返して何を改善したら良いか考えたり、色を変えてみたり、何か追加して良さそうな情報などを探したり……。

 で、ようやく「まあ及第点か……」と思える所まで来ましたけども、まだどうも何か足りない気がしてなりません

sample03.png


 電子書籍を作ってみるにあたって、パブー以外に良いとこってないのかな? と思って探してもみたのですけども、ぱっとは見つからず。パブーはこのブログでも使わせてもらっている本棚のブクログというのと同じところのだというので、パブーは良く分からないながらもブクログはなんか気に入っているので、まあいいかと(^_^;)

 あと、まだ良く分かってませんが、パブーで電子書籍を作る時に、PDF形式(レイアウトかっちりだが、文字を大きくしたりできない)もEPUB方式(文字を大きくしたりできるが、レイアウトはかっちりにならない)もどちらも作れる様ですね? 「どっちで作るべきか……」と思ったりしていたのですが、「どっちも」だと(^_^;) ここらへんは良いなと思いました。

 また、折に触れて現実逃避して作っていこうと思いますバキッ!!☆/(x_x)

南北戦争地図を作製中

 仕事をもらって南北戦争に関する英文を和訳しているのですが、ずーーっと同じ事をしてると大変しんどいです……orz

師団長が寝てたまま置いて行かれた話とか、色々と面白い話もあったのですが、さすがにずっとは)

 そこで気分転換に、数日前に思いついた南北戦争の地図を作ってました。

 というのは、また鈴木拓也さんのブログの「ウォーゲーム同人誌<電子出版>の試行錯誤を開始 パブー編1
というのに触発されたのですが……。

 電子書籍はいつかしてみたいと思いつつも、これから準備しようというコンテンツはいつになるか分からないわけです。で、だいぶ前に一度覗いた事があるこのパブーというのを今回また覗いてみて、「歴史」カテゴリでランキングを見たりしたのですが、以前見たのから大して増えてない……。また、コンテンツ的にもやっぱまだ充実してるとは言い難いなぁと思いました。

 ただそこで発想を転換すると、「かつて発表してウェブ上に置いてあるようなコンテンツでも、若干修正した上で電子書籍化し、無料で置いておくのも手ではなかろうか」と思い至りました(以前からうすうす考えてはいたことなのですが)。そういうところからでも、コンテンツを充実させていけば、他のコンテンツも増えないかなぁ……とか。

 「かつて発表したコンテンツ」といいますと、私の場合、旧GJ56号に載った「兵士達の帝国ローマ -ローマ帝国衰亡史-」と、旧GJ59号の「南北戦争 -分離独立を巡る死闘-」あたりになります。

 で、具体的にここらへんを電子書籍化する可能性について考えていたのですが……単にテキストを電子書籍化するならすぐにでも出来るのかもしれませんけども、電子書籍化するなら、図版がカラーでいくらでも載せられる(?)のが非常に大きいメリットだと考えていたので、そこはやりたいところです。ただ、南北戦争の記事は、GJの方が作られた地図が大量に入っていたのですが、それは私の作ったものではないので使用するわけにもいきません(カラーでもないですし……)。で、考えた結果、各会戦の地図を作るのは無理としても、南北戦争全体の概略が分かるような地図1枚だけなら、新たにカラーで作って、それを添えれば分かりやすいものが出来るだろう……と考えました。

 ……と言っても、南北戦争全体の概略地図などは電子書籍の1ページ目とかに入れても見返すのがうざいと思われるので、pdfで誰でもダウンロードできる様にしようかとも思います。

 で、ちょっと前から作ってました。とりあえずは、手持ちの『図説 アメリカ歴史地図』から一番参考になりそうな地図をスキャンして、『Illustrator』上に置きます(ちなみにこの本の南北戦争のページは、14ページで地図22枚です)。




 で、『Illustrator』でとりあえずまず、海岸線を描いていきます……。

 右下には東部戦線の切り抜き地図があるのですが、「この部分、もっと大きくしたいなぁ」と思ったので、OnlineScreenを使ってグーグルマップをキャプチャーし、貼り付けます。

 その後、要塞や首都を置いて、「南北戦争 -分離独立を巡る死闘-」で触れた戦いを時系列順に場所と番号を振っていきました。

 ↓とりあえず現状のもの(作業中)。

11102903


 作業してみると、「おお~、なるほど……こういう流れだったのか……」と今更ながらに戦争の経緯が分かりやすかったです(こういうのは、自分でまとめる作業とかをすると頭に入りやすいんですよね~)。

 元の地図には鉄道や州境界、河川なんかも入ってますが、必要最低限以外は入れないでおこうと思います。会戦にしても、記事で触れているものだけを地図に織り込んで、それ以上は入れないようにしつつ(元地図には入ってないものもあります)。

 会戦を時系列順に番号を振っていっているわけですが、これも本文中に織り込みつつ……地図上にも会戦名や時期を表記したいところですが、スペースがあるかどうか……(左上部分なのでしょうが……)。


 ところで、英文和訳で必要があって南北戦争関係の情報をネット上で探していると、南北戦争関係のものも日本版Wikipediaがかなり充実していますね~。その中には、アンティータムの戦いでのマクレランは、戦力をミスって逐次投入したわけではなく、リーの罠にひっかからないようにそうしたのであって、予備を投入しなかったのもむしろ健全な判断だったという新説が紹介されてたりして、非常に興味深かったです。

 ただ、南北戦争にしてもナポレオン戦争にしても、Wikipedia上の記事はなんかこう、元になった英文(というのがあるのかどうか知らないのですが)からの直訳っぽい雰囲気を醸し出しているんですが、この感覚はあっているのかどうか……? というのは、別にそれは現状構わないと思うのですが、日本版Wikipediaに直接持ってきていい英文とかがあるならそれは何なのかが知りたいなぁ……という(英語版Wikipediaなのかしらん……見比べてないんですが)。

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プロフィール

DSSSM(松浦豊)

Author:DSSSM(松浦豊)
 ウォーゲームの中でも、OCS(Operational Combat Series)だけをひたすらプレイしたり、関係情報を集積したりしてます。また、ナポレオン時代のプロイセンと、あと若干イギリス軍関係を調べたり。自宅(尼崎会)でOCSを置きっぱなしプレイがメインになってますが、時々はゲームクラブのミドルアース大阪などに行ったりも。

 尼崎会では、OCSに興味のある方を常時募集しております。OCS初心者の方にも分かりやすい、やりやすいところからお教えいたします! 見学だけ等も大歓迎です。ブログのコメント等で、気軽にご連絡下さい(*^_^*)

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