『L'Armée du Nord』ワーテルロー&ワーブルシナリオ
ミドルアース大阪で、わむさんと『L'Armée du Nord』のシナリオ2「ワーテルロー&ワーブル」をプレイすることが出来ました。
といっても、プレイ自体が初めてです(前回はソロプレイ&サマリー作りだったので……)。とりあえず完成していたサマリーを用い、またキャンペーンルールは用いないので、ルールは割と簡便であったのですが、「騎兵のみがZOCを持ち、移動中に騎兵が突撃する。ZOC停止で自発的ZOC離脱不可だが、メイアタック」などという今までに見たこともない様なルールシステムを持つだけに、一体どうなるのかと不安な船出……。

↑とりあえずセットアップをしてみたところ。6月18日の午前4時から始まります。一番南のマップは使わないのではないかな、と思っていたのですが、はやりそうでした。

↑初期配置に少し寄ってみたところ。左上のソワーニュの森の南方にウェリントン率いるイギリス・オランダ連合軍が布陣しており、その南にフランス軍が野営から出発してワーテルローの野に駆けつけようとしています。
その西北西にはワーブルの町を中心にプロイセン軍が点在しており、そのはるか南方、ジャンブルー周辺にはグルーシー率いる部隊がいます。
ワーテルローゲームは数多いですが、この規模でこのマップの広さでこのシチュエーションを描いた作品はこの『L'Armée du Nord』しかないのではないでしょうか?(あったらスミマセン) なかなかに燃えるシチュエーションです。
ワーテルロー方面では、最初の数ターンはフランス軍の集結に費やされましたが、史実よりは早く、午前10時くらいから本格的戦闘が始まりました。
勝利条件としてはフランス軍側は「イギリス・オランダ連合軍、あるいはプロイセン軍のどちらかの3個軍団を士気喪失状態にすること(足して3個ではいけない)」、連合軍側は「フランス親衛軍団を士気喪失状態にすること」。つまり損害を与えなければいけないわけです。ところがCRTは1:2や1:1にEXが多く、比が良ければ良い程DrやDr2が多くなっていく。このゲーム、退却してしまえば損害は被らなくて良いので、「結局下がるだけのゲームなのでは?」「低比率でEXを狙う方が良いのでは?」など、色々推測はしましたが、フランス軍担当のわむ氏はとりあえずなるべく比率良く戦闘をするという事を選択されてました。
そうすると、このゲームは囲まれると退却出来なくて損害がかさむというのもあるので、結局はいつでもどこでも「下がる」という訳にはいかず、ある程度は踏みとどまらないとダメっぽく、結局イギリス・オランダ連合軍には損害が出まくりました。
イギリス・オランダ連合軍の初期配置が史実通りの軍団ばらばら状態であった為に有効な動きが出来ず(バラバラでもなんとかなるかなと思ってたんですが、ある程度までやってみて、ダメだという事が分かりました(^_^;))、戦線整理や反撃も出来ないという事があったので、もうちょっとマシには出来るかなとも思います。ワーテルローの北西にいたハルのフレデリック軍団なんかも投入してませんでしたし……(この軍団を投入すべきかどうかというのは、史実を忖度すると悩ましいのですが、ゲームの勝利条件的には投入しない方がおかしいのですよね)。
さて、その東方では、なぜかプロイセン軍が健在で大兵力を持っている事を知っているグルーシーが、これまたなぜかワーテルロー方面で皇帝陛下が会戦を始める事を知っており(^_^;)、ワーブル方面のプロイセン軍を放っておいて西方への機動を始めます。それに対してプロイセン軍も「そうはさせじ」と、一番南にいた第Ⅰ軍団を足止めに向かわせて、その間の残りの第Ⅱ~Ⅳ軍団をワーテルロー方面へと疾駆させます。

ワーテルローでは、攻撃のしょっぱなから親衛軍団を投入したフランス軍が、ウェリントンの左翼を寸断。グルーシーはプロイセン軍に足止めされているものの、足止めに向かったプロイセン軍第Ⅰ軍団は既に前々日来手負いの状態であった為、長くは持ちません。

↑の写真は午後12時~1時ターンの終了時近く。フランス軍の攻撃は史実よりだいぶ早く進捗している様に思われます。プロイセン軍も史実より早いかな? と思っていたのですが、指揮統制ルールや歩兵の準備などを考えると、結局午後4~5時ターン辺りからの攻勢になると思われ、だとすると史実通りと言えましょう。
その上、プロイセン軍第Ⅰ軍団を撃破したグルーシーが西方にやってくると、まさにフランス軍に攻撃をかけようとするプロイセン軍の後方を衝く事になります。フランス軍を包囲しようとするプロイセン軍を包囲しようとするグルーシー。なんかすごいシチュエーションですが、これはこれで非常に面白そうな(しかしこのプレイはここで時間切れとなりました)。
ゲームの評価としては、燃えるゲーム規模とシチュエーション、コマンドコントロールがうまく機能している様に思われる事、奇抜なルールの割にはオーソドックスなやり方が通用しそうで、かつ選択に頭を悩ませる感じになっている所が良いかなと思われました。ユニットやマップの美しさ(今回のギャラリーの方々は皆「美しい」と仰ってました)ももちろん。隣でASLをやっておられたToonさんや浜甲子園さんは「このゲームやってみたい!」と仰ってましたし。
難点としては、ユニットが軍服を模しているので実戦でそうであった様に敵味方の区別がつきにくいこと(実際に今回は、とあるフランス軍ユニット(具体的に言うとジャキノーの第1騎兵師団)が敵と間違われてフランス軍に撃たれるという事件が発生しました(^_^;))、スタックが(特に損害マーカーが増えてくると)ハイスタックになりヘクス経が小さいので非常にごちゃごちゃすることなどが上げられます。
ルールとしては、騎兵突撃のルールの効用が未だに良く理解出来ていません。私なんかは、このゲームの騎兵突撃のルールはいらんのではないか……という気もしますが……(つまり、それ以外の部分だけで充分ある程度ゲーム的に面白いので、という意味もあります)。あと、砲撃の際の「砲撃目標の部隊が敵騎兵に隣接していたら-1修正(つまり一つ目が良くなる)」というルールの意味が全く分かりません(^_^;)。例えばフランス軍砲兵がイギリス軍部隊を撃つ時に、そのイギリス軍部隊の隣接ヘクスにイギリス・オランダ連合軍の騎兵部隊がいたら目が一つ良くなる、というのですが、コノルールハイッタイナニヲシミュレートシテイルノデスカ? どなたか分かる方、推測でいいので教えて下さい。まじで!
今回ある程度プレイした上で、ゲームボックスに入っていたエラッタとかエキスパンションルールらしきものを見ていたら、「RESCUE L'ARMEE」という紙片2枚の内容が、ゲーム全般の改善点を提案?するものらしい事が分かりました。他はエラッタ及びオプションルール、それに前回訳してなかったのですがQ&Aもあります。一度プレイ出来たのでこれらを読み解く素地は出来たと思うので、それらも訳して今度はシナリオ1「カトル・ブラ&リニー」が出来たらと思っています。その上で、キャンペーンシナリオをやってみたいですね。
次回のミドルアース大阪は6/3で、ぽんにゃんさん、わむさんらと『Napoleon at Leipzig』をやる事になりそうです。……って今予定表を見たら、その日GJ友の会もあるのかー!! どうしよ……。
でもミドルは会費払ってるし、ミドル優先かなぁ……。中村さんには不義理しっぱなしなのでなんとかしたいところですが……。
といっても、プレイ自体が初めてです(前回はソロプレイ&サマリー作りだったので……)。とりあえず完成していたサマリーを用い、またキャンペーンルールは用いないので、ルールは割と簡便であったのですが、「騎兵のみがZOCを持ち、移動中に騎兵が突撃する。ZOC停止で自発的ZOC離脱不可だが、メイアタック」などという今までに見たこともない様なルールシステムを持つだけに、一体どうなるのかと不安な船出……。

↑とりあえずセットアップをしてみたところ。6月18日の午前4時から始まります。一番南のマップは使わないのではないかな、と思っていたのですが、はやりそうでした。

↑初期配置に少し寄ってみたところ。左上のソワーニュの森の南方にウェリントン率いるイギリス・オランダ連合軍が布陣しており、その南にフランス軍が野営から出発してワーテルローの野に駆けつけようとしています。
その西北西にはワーブルの町を中心にプロイセン軍が点在しており、そのはるか南方、ジャンブルー周辺にはグルーシー率いる部隊がいます。
ワーテルローゲームは数多いですが、この規模でこのマップの広さでこのシチュエーションを描いた作品はこの『L'Armée du Nord』しかないのではないでしょうか?(あったらスミマセン) なかなかに燃えるシチュエーションです。
ワーテルロー方面では、最初の数ターンはフランス軍の集結に費やされましたが、史実よりは早く、午前10時くらいから本格的戦闘が始まりました。
勝利条件としてはフランス軍側は「イギリス・オランダ連合軍、あるいはプロイセン軍のどちらかの3個軍団を士気喪失状態にすること(足して3個ではいけない)」、連合軍側は「フランス親衛軍団を士気喪失状態にすること」。つまり損害を与えなければいけないわけです。ところがCRTは1:2や1:1にEXが多く、比が良ければ良い程DrやDr2が多くなっていく。このゲーム、退却してしまえば損害は被らなくて良いので、「結局下がるだけのゲームなのでは?」「低比率でEXを狙う方が良いのでは?」など、色々推測はしましたが、フランス軍担当のわむ氏はとりあえずなるべく比率良く戦闘をするという事を選択されてました。
そうすると、このゲームは囲まれると退却出来なくて損害がかさむというのもあるので、結局はいつでもどこでも「下がる」という訳にはいかず、ある程度は踏みとどまらないとダメっぽく、結局イギリス・オランダ連合軍には損害が出まくりました。
イギリス・オランダ連合軍の初期配置が史実通りの軍団ばらばら状態であった為に有効な動きが出来ず(バラバラでもなんとかなるかなと思ってたんですが、ある程度までやってみて、ダメだという事が分かりました(^_^;))、戦線整理や反撃も出来ないという事があったので、もうちょっとマシには出来るかなとも思います。ワーテルローの北西にいたハルのフレデリック軍団なんかも投入してませんでしたし……(この軍団を投入すべきかどうかというのは、史実を忖度すると悩ましいのですが、ゲームの勝利条件的には投入しない方がおかしいのですよね)。
さて、その東方では、なぜかプロイセン軍が健在で大兵力を持っている事を知っているグルーシーが、これまたなぜかワーテルロー方面で皇帝陛下が会戦を始める事を知っており(^_^;)、ワーブル方面のプロイセン軍を放っておいて西方への機動を始めます。それに対してプロイセン軍も「そうはさせじ」と、一番南にいた第Ⅰ軍団を足止めに向かわせて、その間の残りの第Ⅱ~Ⅳ軍団をワーテルロー方面へと疾駆させます。

ワーテルローでは、攻撃のしょっぱなから親衛軍団を投入したフランス軍が、ウェリントンの左翼を寸断。グルーシーはプロイセン軍に足止めされているものの、足止めに向かったプロイセン軍第Ⅰ軍団は既に前々日来手負いの状態であった為、長くは持ちません。

↑の写真は午後12時~1時ターンの終了時近く。フランス軍の攻撃は史実よりだいぶ早く進捗している様に思われます。プロイセン軍も史実より早いかな? と思っていたのですが、指揮統制ルールや歩兵の準備などを考えると、結局午後4~5時ターン辺りからの攻勢になると思われ、だとすると史実通りと言えましょう。
その上、プロイセン軍第Ⅰ軍団を撃破したグルーシーが西方にやってくると、まさにフランス軍に攻撃をかけようとするプロイセン軍の後方を衝く事になります。フランス軍を包囲しようとするプロイセン軍を包囲しようとするグルーシー。なんかすごいシチュエーションですが、これはこれで非常に面白そうな(しかしこのプレイはここで時間切れとなりました)。
ゲームの評価としては、燃えるゲーム規模とシチュエーション、コマンドコントロールがうまく機能している様に思われる事、奇抜なルールの割にはオーソドックスなやり方が通用しそうで、かつ選択に頭を悩ませる感じになっている所が良いかなと思われました。ユニットやマップの美しさ(今回のギャラリーの方々は皆「美しい」と仰ってました)ももちろん。隣でASLをやっておられたToonさんや浜甲子園さんは「このゲームやってみたい!」と仰ってましたし。
難点としては、ユニットが軍服を模しているので実戦でそうであった様に敵味方の区別がつきにくいこと(実際に今回は、とあるフランス軍ユニット(具体的に言うとジャキノーの第1騎兵師団)が敵と間違われてフランス軍に撃たれるという事件が発生しました(^_^;))、スタックが(特に損害マーカーが増えてくると)ハイスタックになりヘクス経が小さいので非常にごちゃごちゃすることなどが上げられます。
ルールとしては、騎兵突撃のルールの効用が未だに良く理解出来ていません。私なんかは、このゲームの騎兵突撃のルールはいらんのではないか……という気もしますが……(つまり、それ以外の部分だけで充分ある程度ゲーム的に面白いので、という意味もあります)。あと、砲撃の際の「砲撃目標の部隊が敵騎兵に隣接していたら-1修正(つまり一つ目が良くなる)」というルールの意味が全く分かりません(^_^;)。例えばフランス軍砲兵がイギリス軍部隊を撃つ時に、そのイギリス軍部隊の隣接ヘクスにイギリス・オランダ連合軍の騎兵部隊がいたら目が一つ良くなる、というのですが、コノルールハイッタイナニヲシミュレートシテイルノデスカ? どなたか分かる方、推測でいいので教えて下さい。まじで!
今回ある程度プレイした上で、ゲームボックスに入っていたエラッタとかエキスパンションルールらしきものを見ていたら、「RESCUE L'ARMEE」という紙片2枚の内容が、ゲーム全般の改善点を提案?するものらしい事が分かりました。他はエラッタ及びオプションルール、それに前回訳してなかったのですがQ&Aもあります。一度プレイ出来たのでこれらを読み解く素地は出来たと思うので、それらも訳して今度はシナリオ1「カトル・ブラ&リニー」が出来たらと思っています。その上で、キャンペーンシナリオをやってみたいですね。
次回のミドルアース大阪は6/3で、ぽんにゃんさん、わむさんらと『Napoleon at Leipzig』をやる事になりそうです。……って今予定表を見たら、その日GJ友の会もあるのかー!! どうしよ……。
でもミドルは会費払ってるし、ミドル優先かなぁ……。中村さんには不義理しっぱなしなのでなんとかしたいところですが……。

















